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高円宮杯第28回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 12月23日に準々決勝を開催
2016年12月22日
「高円宮杯第28回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会」の準々決勝が12月23日(金・祝)、茨城県内の各会場で行われます。頂点を目指す戦いは、さらに熱を増していきます。
U-15年代日本一を決める大会のレベルの高さは、多くの試合で表れています。前回王者のセレッソ大阪U-15(関西3)も、大会の難しさを味わっているチームの一つです。全国中学生サッカー大会3連覇を飾った青森山田中学校(東北1)との初戦は6-0と快勝したものの、2回戦は柏レイソルU-15(関東5)を相手に21本のシュートを放ちながらPK戦までもつれ込む苦戦を経験しました。そのC大阪と準々決勝で対戦するのは、今年、ここまでJFAプレミアカップと日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会の「2冠」を達成している清水エスパルスジュニアユース(東海1)です。2回戦では強豪の横浜F・マリノスジュニアユース(関東2)に終了間際のゴールで逆転勝ちと勝負強さを見せており、ともに苦闘を力に変えるチーム同士の白熱した戦いが期待できそうです。
サガン鳥栖U-15(九州1)は、PK戦を乗り越えてベスト8入りを果たしました。ジェフユナイテッド千葉U-15(関東6)との2回戦では、大柄な選手が多い相手に押されながらも延長戦を耐え切り、しぶとく勝ち上がりました。対する北海道コンサドーレ札幌U-15(北海道1)は、2試合連続で1-0というスコアで勝ち進んできました。2回戦では横浜FCジュニアユース(関東3)に押される時間が長くなりましたが、開始1分に挙げた先制点を全員で守り抜きました。日本クラブユース選手権でのベスト4という成績を越えるべく、鳥栖との一戦に臨みます。
関東第1代表として、3大会ぶりに本大会に臨んでいる東京ヴェルディジュニアユースは、開始早々に先制しながら、後半にカターレ富山U-15(北信越3)に一時逆転を許すという苦しい1回戦を経験しました。それでも、その富山戦で決勝点を含む2得点を挙げた坂巻日向選手や、ここまでの計4得点に直接絡んでいる小林優斗選手らの得点で、2回戦は4-0と快勝。対する湘南ベルマーレU-15平塚(関東7)は、関東2部リーグ所属ながらも勢いを見せ、サンフレッチェ広島FCジュニアユース(中国1)などを撃破してきました。関東勢同士の激突は、本大会での成長を互いに示す、興味深いものとなりそうです。
前回大会準優勝のメンバーも残るガンバ大阪ジュニアユース(関西1)は、ここまで今大会最多タイの8得点をマークしています。ただし、2回戦では先制しながら川崎フロンターレU-15(関東8)に押される時間もあり、シュート数でも大きく上回られる苦戦を強いられました。顔を合わせる横浜F・マリノスジュニアユース追浜(関東4)も、G大阪同様、ここまで8得点。1点差で勝利した初戦の後、2回戦では交代選手を含む5選手が5得点を挙げています。勢いに乗るのか、あるいは流れを大きく変えるのか。地力ある同士がチーム力を示す好勝負が期待できそうです。
高円宮杯第28回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会
2016年12月17日(土)~2016年12月28日(水)
1回戦~準々決勝:茨城県内会場
準決勝~決勝:味の素フィールド西が丘(東京都)
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