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頂点に立つのは柏か、C大阪か 高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 チャンピオンシップ
2014年12月13日
東西のプレミアリーグ年間王者による「高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 チャンピオンシップ」を12月14日(日)に開催し、柏レイソルU-18(千葉)とセレッソ大阪U-18(大阪)が日本一の座を懸けて戦います。
プレミアリーグ昇格1年目の柏は、序盤から安定した戦いを披露し、2位の清水エスパルスユース(静岡)に勝点10差をつけてEASTを制しました。登録選手22人のうち20人が柏レイソルU-15出身で、チームにはクラブが掲げる「ボールと試合の主導権を握る」スタイルが浸透しています。今季、チームはポゼッションサッカーを貫いてEAST最多得点を挙げ、どこからでもゴールが奪えることを証明。また、「ボールを持っていれば失点しない。失点しなければ負けない」という下平隆宏監督の言葉通り、高い位置でボールを回して相手を押し込むことによって、リーグ最少失点にもつなげました。
優れた技術を持つ選手が多い柏ですが、闘争心も持ち合わせています。キャプテンの中山雄太選手は、敗戦後に涙を流して悔しがるほど負けず嫌い。ドリブルを得意とする会津雄生選手は「自分の武器は運動量」と語るスタミナの持ち主で、個々がハードワークできるところもチームの長所です。リーグ戦を制した後、「リーグ優勝は通過点。本当の勝負は次の試合」と意気込むEAST王者は、虎視眈眈と日本一を狙います。
プレミアリーグWESTの王者・C大阪は、攻守にアグレッシブな姿勢を貫き、最終節での逆転優勝を呼び込みました。選手たちは走力を鍛えた後、負荷が掛かった状態でボールを使った練習に移るなど、昨年から体力の向上に取り組んできました。「相手にかわされても、奪いに行け」という大熊裕司監督の教えのもと、チーム全体が高い位置でのプレッシングを実践。一度追って奪えなくても、二度、三度と相手を追ってボールを奪いに行きました。シーズン半ばに大熊監督がトップチームの監督に就任したことに伴い、監督不在となったものの、選手たちは普段通りのサッカーで勝点を積み重ねました。
前川大河選手や阪本将基選手をはじめ、5選手をトップチームに送り込む西の王者は、WESTで唯一連敗を喫していません。同じ相手に2回続けて負けていないところにもメンタルの強さが表れています。今回対戦する柏とは、昨年7月のadidas CUP 2013第37回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会で戦い、このときは2-6で大敗しました。当時、下級生だった選手たちが今回の一戦でどのようなプレーを見せるのか、期待が懸かります。
U-18年代最高峰の一戦は、埼玉スタジアム2002で13時にキックオフします。ぜひ、会場に足を運んでください。
高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 チャンピオンシップ
2014/12/14(日) 13:00 キックオフ(予定) 埼玉/埼玉スタジアム2002
柏レイソルU-18(プレミアリーグEAST王者) vs セレッソ大阪U-18(プレミアリーグWEST王者)
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