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上位陣が顔を合わせる U-18版「大阪ダービー」 高円宮杯U-18 プレミアリーグWEST
2014年06月27日
高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグWESTは、6月29日(日)に第6節を開催します。
現在9位の富山第一高校(富山)は、京都サンガF.C. U-18(京都)と対戦します。富山第一は、攻撃陣がここ2試合無得点と沈黙。復調が待たれます。一方の京都は開幕から5試合で1勝と出遅れたものの、中断期間中に日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の関西予選を2位で通過するなど調子は上向き。勢いそのままに巻き返しを図ります。
ホームに東山高校(京都)を迎える東福岡高校(福岡)は、ここまで5得点で得点ランクトップに立つ赤木翼選手ら攻撃陣の活躍に期待が集まります。対する東山は「何となく戦っていた部分が明確になってきた。特にセットプレーの質は上がっている」と福重良一監督は手応えを感じている様子。今節でその手応えを結果につなげられるでしょうか。
共に後方から丁寧に攻撃を組み立てるサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)とヴィッセル神戸U-18(兵庫)の一戦は、「今は焦る場面が多い。もう一度、チームのコンセプトを徹底したい」と藤本裕豪選手が話すように、昨年のWEST王者である神戸が自らの戦い方を貫くことができるか否かによって展開が変わりそうです。
京都橘高校(京都)は、ここまで5戦全敗と苦戦中ですが、チームは明るい雰囲気で練習に取り組んでいます。中断期間中に修正を施し、「攻守両面で一体感が出てきた」(中野克哉選手)チームが、無敗で首位に立つ名古屋グランパスU18(愛知)から白星を奪うことができるか注目です。
[WEST第6節の注目試合]
ガンバ大阪ユース vs セレッソ大阪U-18
共に大阪に拠点を置くガンバ大阪ユースとセレッソ大阪U-18がJ-GREEN堺で激突します。G大阪は開幕戦こそ黒星発進となったものの、以降は順調に勝点を積み上げ、3位まで浮上しています。得点ランク1位タイの髙木彰人選手、俊足の平尾壮選手など攻撃陣が好調で、WEST最多の13得点を記録。自慢の攻撃力を武器に、昨季2連敗した相手から勝点3奪取を狙います。一方のC大阪も、「春から取り組んできた走りの練習が試合で生きている」と主将の橋本侑紀選手が話すように、試合の終盤でも技術の水準をキープ。開幕から安定した戦いで、現在2位につけています。U-18版「大阪ダービー」は最後まで目が離せない熱戦となりそう。上位争いの行方を占う意味でも、重要な一戦です。
■ガンバ大阪ユース vs セレッソ大阪U-18
日時:6月29日(日)17:00キックオフ
会場:J-GREEN堺
アクセス:南海バス「J-GREEN堺南口」、「J-GREEN堺クラブハウス前」下車すぐ
なお、この試合の来場者先着300名様に大会オリジナルのネックストラップをプレゼント!
ぜひ、会場へいらしてください。
チーム紹介
高円宮杯U-18プレミアリーグに参加する全チームの普段の練習模様を取材し、掲載していきます。 今回は東京ヴェルディユース、京都橘高校、セレッソ大阪U-18を掲載。
東京ヴェルディユース 『 ヴェルディをヴェルディたらしめる成長サイクル 』
セレッソ大阪U-18 『 “走るセレッソ”が見据える、世界基準という未来 』