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攻め勝つのは東福岡か、サンガか!? 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST
2014年07月18日
長いシーズンも、折り返し地点に突入。高円宮杯U-18プレミアリーグは、7月19日(土)、20日(日)にWEST第9節を行います。
名古屋グランパスU18(愛知)はサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)をホームに迎えます。前節、初黒星を喫した名古屋は「楽観的な選手が多く、試合に負けても切り替えられるタイプがそろっている」と桜井昴選手が話すように敗戦を引きずる様子はありません。長所である「勝負強さとハードワーク」(桜井選手)を発揮して、首位キープを狙います。対する広島は、伊藤克尚選手をはじめ主力3人が7月19日から行われる「第18回国際ユースサッカーin新潟」に挑むU-17日本代表に選出されたため、チームを一時離脱。この3人に代わる選手の活躍に期待がかかります。
9位の東山高校(京都)は、セレッソ大阪U-18(大阪)と対戦します。第6節以降、勝点を奪うことができていないものの、福重良一監督は「内容はそこまで悪くない」と手応えを感じています。ポイントとなるのはここ3試合、大量失点を喫している守備陣の出来。開幕から毎試合得点を重ねているC大阪の攻撃陣を封じられるか注目です。
富山第一高校(富山)は、ガンバ大阪ユース(大阪)と対峙します。苦戦が続いていた富山第一は、前節の京都橘高校(京都)戦で待望の初白星を獲得。持ち味である堅守速攻を武器に連勝を狙います。連勝中のG大阪も、前谷崇博選手が「2年間学んできた成果を出したい。そのためにも勝利を積み重ねて上位にいきたい」と語る通り、現状には満足していません。上位進出を見据えて今節も勝点3を目指します。
京都橘とヴィッセル神戸U-18(兵庫)の一戦は、相反するスタイルの対決が見どころです。今シーズン未勝利の京都橘ですが、粘り強い守備からのカウンターアタックは迫力満点。焦らずに最後まで集中力を保つことができるかが勝利のカギとなりそうです。一方、ケガ人が続出して勝利から見放されていた神戸は、徐々にメンバーが戻り、持ち前のパスサッカーが復調。勝点3を奪って中断期間に入りたいところです。
[WEST第9節の注目試合]
東福岡高校 vs 京都サンガF.C. U-18
第6節以降、爆発的な攻撃力を発揮し、上昇気流に乗る2チームが激突します。現在5位の東福岡高校(福岡)は、「今年のチームにはうまさはないけれど、サイドの馬力がある」と志波芳則総監督が話すように、キャプテンの中島賢星選手を起点としたサイドアタックから木藤舜介選手らが得点する形が得意。リーグ2位の20得点を叩き出しているだけに、課題の守備を修正すれば、完成度は上がります。
対する京都サンガF.C. U-18(京都)も、ここ3試合で10得点の攻撃陣が魅力。奥川雅也選手や大西勇輝選手によるスピーディーな攻撃は、一度勢いに乗ると簡単には止められません。とはいえ、得点した後に失点を喫するという弱点があり、川勝博康監督も「きっちり試合を終わらせること」をテーマに掲げています。互いに攻撃力が自慢の2チームの対戦、どのような展開になるか注目です。
■東福岡高校 vs 京都サンガF.C. U-18
日時:7月19日(土)17:00キックオフ
会場:東福岡高校グラウンド
アクセス:地下鉄空港線「東比恵駅」下車、徒歩5分。JR「博多駅」下車、徒歩15分。
なお、この試合の来場者先着300名様に大会オリジナルのネックストラップをプレゼント!
ぜひ、会場へいらしてください。
チーム紹介
高円宮杯U-18プレミアリーグに参加する全チームの普段の練習模様を取材し、掲載していきます。 今回はコンサドーレ札幌U-18と流通経済大学付属柏高校、京都サンガF.C.U-18を掲載。
コンサドーレ札幌 『 これぞ育成の札幌。未来を見据えたチーム作り 』
京都サンガF.C.U-18 『 サッカーも学校生活も、常に全力で打ち込む日々 』
前回までに紹介したチーム
柏レイソルU-18 『 刺激的な環境で、たくましさを育むポゼッション集団 』
富山第一高校 『 自主性を重んじ、互いに刺激し合うのが富一流 』
東山高校 『“怖い”指揮官が慕われる理由』
市立船橋高校 『 グラスポの日常に、強さの真髄を見る 』
JFAアカデミー福島 『 環境に感謝しながら、サッカーに打ち込む日々 』
ヴィッセル神戸U-18 『悩み、戦い、そして帰る憩の我が家へ』
東京ヴェルディユース 『 ヴェルディをヴェルディたらしめる成長サイクル 』
京都橘高校 『 京都橘を“大人”に変える大事な日常 』
セレッソ大阪U-18 『 “走るセレッソ”が見据える、世界基準という未来 』
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