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成長著しい2校が京都で対戦 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST

2015年05月09日

成長著しい2校が京都で対戦 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST

高円宮杯U-18プレミアリーグは5月10日(日)に、WEST第6節を開催します。

2連勝中のヴィッセル神戸U-18(兵庫)は、いまだ勝ち星がなく不調に苦しむ名古屋グランパスU18(愛知)と対戦します。両者にとってポイントとなるのが攻撃陣の出来。神戸は「3人目の動きからゴールを奪う形が大事になるので、精度を上げていきたい」(藤谷壮選手)、名古屋は森晃太選手が「ショートパスをつなぎ、みんなで相手を崩したい」と意気込みます。どちらの攻撃が上回るか目が離せません。



大分トリニータU-18(大分)とガンバ大阪ユース(大阪)の一戦は、前節からの移動距離が明暗を分けるかもしれません。2戦続けてホームで戦う大分に対し、G大阪は本拠地・大阪からの移動が必要。最後まで戦い抜くためのコンディショ二ングやメンバー選考など、監督をはじめスタッフ陣の対応力も求められます。

履正社高校(大阪)と京都サンガF.C. U-18(京都)の一戦は、「繊細なパスをつなぐ選手が多い」と安田拡斗選手も話す履正社の攻撃陣が、「高い位置でボールを奪うと、チャンスになるので楽しい」(松下英右選手)という京都の守備を打ち破れるかが勝敗を分けそうです。攻守ともに激しい攻防に期待がかかります。

前節、連勝が4で止まったセレッソ大阪U-18(大阪)は、6位のサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)と対戦。今節を最後に、リーグは6月末まで中断期間に入るため、両チームとも勝利が欲しいところ。アグレッシブな守備が持ち味の両者の対決は、最後まで緊迫した試合になりそうです。

【WEST第6節の注目試合】京都橘高校 vs 東福岡高校

全国高校サッカー選手権大会で、2012年から2年続けて4強に進出した京都橘高校(京都)と、昨夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)を制した東福岡高校(福岡)。ここ数年、目覚ましい活躍を披露している高体連の2チームが激突します。京都橘は昨年、東福岡に2戦2敗と相性が良くありません。特に0-4で敗れた8月末の第11節は、「夏休みに苦しい練習をして、もっと通用すると思っていたのに大敗し、精神的ダメージを受けた」と岩崎悠人選手は振り返ります。今節はその岩崎選手が出場停止。ここまで4得点を奪っているエースの穴をどう埋めるか見ものです。対する東福岡は、「今年は個人で打開できる選手はいないので、判断を磨き、シンプルに攻撃したい」(森重潤也監督)と攻守の切り替えを徹底。練習の成果を発揮すべく、今節に臨みます。

■京都橘高校 vs 東福岡高校
日時:5月10日(日)11:00キックオフ
会場:京都府立洛西浄化センター(アクアパルコ洛西)
アクセス:JR「長岡京」駅、阪急「長岡天神」駅から「落合橋」下車、徒歩約5分。京阪「淀」駅から徒歩約20分。
会場アクセスの詳細はこちら

プレミアリーグWEST 第6節 5/10(日)

11:00 京都橘高校 vs 東福岡高校(京都府立洛西浄化センター公園(アクアパルコ洛西))
12:00 ヴィッセル神戸U-18 vs 名古屋グランパスU18(いぶきの森球技場)
13:00 大分トリニータU-18 vs ガンバ大阪ユース(大分スポーツ公園だいぎんサッカー・ラグビー場)
13:00 履正社高校 vs 京都サンガF.C. U-18(履正社茨木グラウンド)
15:00 セレッソ大阪U-18 vs サンフレッチェ広島F.Cユース(セレッソ大阪舞洲グラウンド)

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