高円宮杯U-18プレミアリーグは5月6日（水・祝）にWEST第5節を開催します。

東福岡高校（福岡）と履正社高校（大阪）による高体連同士の対決は互いの意地がかかった一戦。前節、2得点を奪った菅原大空選手を中心に切れ味鋭い攻撃を見せる履正社が、「レベルは高くないけれど、一体感がある」（中村健人選手）という東福岡の守りを崩せるか注目です。

「全員がハードワークするサッカー」（吉平翼選手）を前面に出し、昇格組ながらも3位に位置する大分トリニータU-18（大分）は、首位を走るセレッソ大阪U-18（大阪）と対戦。C大阪も、「走ることに関しては、優勝した昨年のチームに勝っていると思う」と庄司朋乃也選手が語るように、豊富な運動量がストロングポイントとあって、両チームの「走力戦」は最後まで目が離せません。

開幕から白星がなく、苦しい戦いが続く名古屋グランパスU18（愛知）。今節、対峙する京都サンガF.C. U-18（京都）もここまで未勝利で、「勝たないと周囲の評価が変わらない。シーズン序盤戦で勝てなかった昨年と同じことを繰り返していてはダメ」と宅野海里選手は話します。勝点3を手にし、浮上のきっかけをつかむのはどちらでしょうか。

京都橘高校（京都）をホームに迎えるガンバ大阪ユース（大阪）は、「練習ではサブ組も貪欲。絶対にレギュラー組に勝ちたいという気持ちが見える」と市丸瑞希選手が話すほど、競争力があります。連戦が続く今節は、主力だけでなく、交代選手の活躍にも期待がかかります。対する京都橘は、昨年の対戦時に2得点を奪った岩崎悠人選手が今節も躍動できるかがカギとなります。

【WEST第5節の注目試合】
サンフレッチェ広島F.Cユース　vs　ヴィッセル神戸U-18

プレミアリーグWEST初年度から連覇を達成したサンフレッチェ広島F.Cユース（広島）と、2013年のWEST王者のヴィッセル神戸U-18（兵庫）。歴代のタイトルホルダーである両者が、今シーズン初めて対峙します。　ここまで2勝1分1敗で上位争いを繰り広げる広島は、開幕後全ての試合で得点を挙げており、攻撃陣が好調。「後ろに下がってパスを出したり、前に飛び出したりと、今年は自由にやらせてもらっている」という長沼洋一選手を起点に、持ち前の得点力で勝利を呼び込めるか注目です。対する神戸は、前節の大分戦で今季初勝利。「昨年に比べて個人の技術が落ちる分、チーム一丸となって戦いたい」（山川哲史選手）とチーム力を武器に巻き返しを図ります。
　
■サンフレッチェ広島F.Cユース vs ヴィッセル神戸U-18
日時：
5月6日（水）11：00キックオフ
会場：
吉田サッカー公園　　アクセス
アクセス：
JR芸備線「向原」駅下車、タクシーで約20分。中国自動車道「高田IC」から車で約10分、または広島市内から車で約60分

プレミアリーグWEST第5節 5/6（水・祝）

11:00   東福岡高校  vs.  履正社高校（東福岡高校）
11:00   大分トリニータU-18  vs.  セレッソ大阪U-18（大分スポーツ公園だいぎんサッカー・ラグビー場）
11:00   名古屋グランパスU18  vs.  京都サンガF.C. U-18（トヨタスポーツセンター）
11:00   サンフレッチェ広島F.Cユース  vs.  ヴィッセル神戸U-18（吉田サッカー公園）
13:00   ガンバ大阪ユース  vs.  京都橘高校（ガンバ大阪練習場）