ニュース
高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 履正社と名古屋が残留をかけた大一番に臨む
2015年11月19日
高円宮杯U-18プレミアリーグも残り3節。佳境を迎えたWESTは、11月21日(土)から3日間にわたって第16節を開催します。
首位のガンバ大阪ユース(大阪)は、ホームでサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)と対戦。梅津博徳監督が「相手がどうこうのではなく、自分たちがしっかりすればいいということが分かってきたと思う」と話すように、G大阪は確かな手応えを得て第3クールに臨みます。リーグトップタイとなる35得点を記録中の攻撃力で、前回対戦時は引き分けに終わった広島から白星獲得を狙います。
4位の大分トリニータU-18(大分)は、2位・東福岡高校(福岡)との九州対決に挑みます。連敗中の大分ですが、「ここまで来たら優勝を狙いたい」(吉平翼選手)と選手たちはタイトルを諦めていません。直近の3試合で12得点を奪い、3連勝で中断期間に入った東福岡の攻撃をいかに封じるかが勝敗を左右しそうです。
後期に入り、2勝4敗と黒星が先行しているセレッソ大阪U-18(大阪)ですが、ケガで離脱していたDF庄司朋乃也選手が復帰。今節は、心強い守備のリーダーを軸にヴィッセル神戸U-18(兵庫)の持ち味であるポゼッションサッカーを封じ、再浮上のきっかけをつかみたいところです。
9位の京都橘高校(京都)は京都サンガFC. U-18(京都)とのダービーを迎えます。1勝も奪えない時期が続いたシーズン前半戦から調子を上げ、逆転で残留した昨年の再現を狙う京都橘にとっては、是が非でも白星が欲しいゲーム。サンガから初勝利を挙げることはできるか注目です。
[WEST第16節の注目試合]
履正社高校 vs 名古屋グランパスU18
現在、8位の履正社高校(大阪)と最下位・名古屋グランパスU18(愛知)による一戦は、残留争いを大きく左右する大一番です。履正社は、シーズン序盤こそケガ人が続出し、思うような結果が残せませんでしたが、中心選手がそろった後半戦は4勝2敗と白星が先行。平野直樹監督も、「Jクラブ勢相手にも互角の戦いができている」と手応えを口にします。一方で、中断期間中には2年連続でつかんでいた全国高等学校サッカー選手権大会出場を逃しており、気持ちを切り替えることができるかがこの試合のポイントになります。一方の名古屋はリーグワーストとなる45失点を喫するなど、調子が上がらず。苦しい時期が続きましたが、中断期間中に戦ったJユースカップで準優勝を達成し、復調の兆しを見せました。残留圏内に位置する履正社との勝点差は5。逆転で残留するためには、この一戦で勝点3を奪うことが絶対条件。来年のプレミアリーグ参加もかかったゲームから、目が離せません。
日時:11月22日(日)11:00キックオフ
会場:履正社茨木グラウンド
アクセス:JR「茨木駅」・阪急「茨木市駅」より阪急バス「東福井3丁目」下車すぐ。名神「茨木IC」より北へ約2km。
プレミアリーグWEST 第16節
11/21(土)
15:00 ガンバ大阪ユース vs サンフレッチェ広島F.Cユース(ガンバ大阪練習場)
11/22(日)
11:00 履正社高校 vs 名古屋グランパスU18(履正社茨木グラウンド)
13:00 大分トリニータU-18 vs 東福岡高校(大分スポーツ公園だいぎんサッカー・ラグビー場)
15:00 セレッソ大阪U-18 vs ヴィッセル神戸U-18(セレッソ大阪舞洲グラウンド)
11/23(月)
11:00 京都橘高校 vs 京都サンガF.C. U-18(亀岡運動公園陸上競技場)