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高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 首位決戦に臨む大阪の2強
2016年04月28日
WEST第4節の注目試合
セレッソ大阪U-18 vs ガンバ大阪ユース
高円宮杯U-18プレミアリーグWEST第4節が4月30日(土)と5月1日(日)に行われます。今節の注目試合は、セレッソ大阪U-18とガンバ大阪ユースによる「大阪ダービー」です。
開幕以降、3戦全勝で首位を走るC大阪は豊富な運動量をベースとしたアグレッシブなサッカーが持ち味です。開幕戦で2得点を挙げた鈴木冬一選手をはじめ、喜田陽選手、瀬古歩夢選手とU-15年代で日本一を経験した新1年生も奮闘しており、「フレッシュな選手たちの存在がチームを活性化している」と村田一弘監督。スタートダッシュの勢いに乗って、ライバルから勝利を狙います。
現在2位につけるG大阪は今年から指揮を執る宮本恒靖監督のもと、選手たちが攻守に連動するサッカーを展開しています。神戸弘陵学園高校(兵庫)との第2節では、後半に4得点を挙げるなど高い決定力を披露。WEST王者に輝いた昨年から大幅にメンバーが入れ替わりましたが、攻撃的なサッカーはチームに浸透していることを証明しました。アウェイに乗り込む今回の一戦、チームはどのような戦いを見せるか注目です。
監督・選手コメント
村田一弘 監督(セレッソ大阪U-18)
G大阪戦はハードワークすることが勝利への絶対条件。攻守に戦って、良い試合を見せてもらいたいですね。このチームには、ジュニアユース時代など幼いころにG大阪と対戦し、相手との差を感じさせられた者もいます。今回の一戦は、その差が埋まったか、埋まっていないかを確認するチャンスだと思います。今年のチームはメンバー間の競争が激しく、途中出場の選手が「何かやってやろう」という思いでプレーしています。チーム内で競争することが自然になれば、それと並行して総合力が底上げされる。これは長期のリーグを戦う上で非常にポジティブな要素だと捉えています。
宮本恒靖 監督(ガンバ大阪ユース)
C大阪は、ホームゲームということで、序盤からプレッシャーをかけてくるでしょう。自分たちは、気持ちを入れて戦う相手に対して、しっかりと立ち向っていくメンタルが必要だと思います。五分のボールに勝つこと、次のプレーに移る準備をすることも大切になってくるでしょう。3試合を消化して、自分たちには狙ったプレーができる時間もあれば、集中を欠く時間もあると感じています。流れがきている時間と、そうでない時間を見極める力を養い、全員で状況に応じたプレーができるようになればと思います。プレーの質・量を含め、あらゆる要素を高めていくことが必要です。
食野亮太郎 選手(ガンバ大阪ユース)
C大阪戦は相手のハイプレスをパスワークでいかにかいくぐっていかが、一つのポイントになると思います。大阪ダービーという特別な試合において、球際での争いや競り合いなど、一つ一つのプレーで勝つこと。個人としては、ドリブル突破やパス、球際での強さを発揮してチームを勝利に導くプレーを目指します。今年1年、1試合1試合を全員で戦い抜き、全員で勝ち切る力を身につけたいです。チャンピオンシップの舞台に立って、そこで優勝して表彰台に立つ姿をイメージしながら、日々の練習に取り組みます。
セレッソ大阪U-18 vs ガンバ大阪ユース
日時:4月30日(土) 15:00キックオフ
会場:セレッソ大阪舞洲グラウンド
アクセス:JR環状線「西九条駅」より市バス「舞洲中央」下車すぐ
プレミアリーグWEST 第4節
4月30日(土)
11:00 神戸弘陵学園高校 vs 東福岡高校(みきぼうパークひょうご第2球技場)
5月1日(日)
11:00 名古屋グランパスU18 vs サンフレッチェ広島F.Cユース(トヨタスポーツセンター)
15:00 京都サンガF.C. U-18 vs ヴィッセル神戸U-18(京都サンガF.C.東城陽グラウンド)
※下記試合は熊本地震の影響で順延となりました。
大分トリニータU-18 vs 大津高校(大分スポーツ公園だいぎんサッカー・ラグビー場)
前節、G大阪を下すなど2戦2勝と好スタートを切った東福岡高校(福岡)は、アウェイで神戸弘陵学園高校(兵庫)と対戦。3連勝を狙います。熊本地震の影響により、サンフレッチェ広島F.Cユース(広島)は今回の名古屋グランパスU18(愛知)戦が開幕戦に次ぐ今季2試合目。選手たちの集中力が試される一戦になりそうです。前節、名古屋に大敗を喫した京都サンガF.C. U-18(京都)はヴィッセル神戸U-18(兵庫)戦で勝点3を獲得し、巻き返しを目指します。
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第4節を前に、第3節ダイジェスト映像をお届けします。