EAST第6節の注目試合
大宮アルディージャユース vs 横浜F・マリノスユース

高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第6節が6月25日(土)と26日(日)に開催され、26日にNACK5スタジアムで大宮アルディージャユース（埼玉）と横浜F・マリノスユース（神奈川）が対戦します。

ホームの大宮は、開幕後3連敗を喫するなど現在9位に位置しますが、ここ2試合は無敗を維持しています。第4節の流通経済大学付属柏高校（千葉）戦の前には、選手全員でミーティングを実施。各々が意見を出し合って意思統一を図った結果、流経大柏戦で今季初勝利を挙げることができました。

プレミアリーグの中断期間は、5試合で12失点の守備を見直しました。「スペースを埋めるだけではなく、目の前の相手をけん制してボールを奪いにいくこと。前から奪いにいくときも、引いて守るときも、全員が一つの塊となって守ることを意識づけしてきた」と大塚真司監督。ストロングポイントの攻撃に堅守が加われば、さらなるレベルアップが期待できます。

今年、プレミアリーグに昇格した横浜FMは、ここまで1勝2分け2敗で7位。強豪相手に一歩も引かないサッカーで、リーグを盛り上げています。

大宮同様、横浜FMも中断期間に守備の整備に着手しました。プレミアリーグ第3節から第5節にかけて開始10分以内での失点を繰り返していましたが、あらためて試合の入り方をケア。プレミアリーグのブレイク中に開催された第40回日本クラブユースサッカー選手権（U-18）大会関東大会決勝トーナメントで4試合連続完封を記録するなど、決勝までの5試合で1失点と一定の成果を挙げています。

松橋力蔵監督が「スピードに乗るだけ、ボールを回すだけではなく、ゴールを決め切ることにこだわって練習した」と語るとおり、攻撃力の向上にも余念がない横浜FM。大宮戦は、「中断期間の取り組みの成果が出るかを確認する一つの場所」と指揮官も心待ちにしています。

監督コメント

大塚真司 監督（大宮アルディージャユース）
私は高円宮杯U-18プレミアリーグを高校年代で最も重要なリーグ戦と捉えています。中断期間は攻撃と守備を見直し、第6節に向けて準備してきました。いい形で横浜FM戦に臨むことができると思います。選手たちには、「やりたいことだけをやっていても勝利にはつながらない」という自覚が芽生え始めています。練習に対する姿勢、日々の態度は素晴らしいので、そのまま継続して試合にぶつければ、結果は出ると信じています。第2クールの目標は、上位陣との差を詰めること。上だけを見て戦いたいと思います。

松橋力蔵 監督（横浜F・マリノスユース）
先の日本クラブユース選手権（U-18）の関東大会では決勝に進むことができました。練習の中で攻守の課題克服に取り組んだ結果だと思いますし、これをプレミアリーグでも発揮できるかという意味で、大宮戦は非常に大事な一戦だと考えています。春先以降、1年生や2年生も起用してきたことで、チーム全体の底上げにつながっていると感じます。今後も厳しい戦いを通して課題を見つけ、それを成長の糧にしていきたいです。個人の成長がチームの成長につながったとき、試合内容も充実し、プレミアリーグで戦える集団になると思います。

大宮アルディージャユース vs 横浜F・マリノスユース
日時：6月26日(日) 15：00キックオフ
会場：NACK5スタジアム
アクセス：●JR「大宮駅」東口より徒歩約20分。タクシーで10分
　　　　　●JR「大宮駅」東口より国際興業バス「大宮サッカー場前」下車、徒歩約1分
　　　　　●東武野田線「大宮公園駅」・「北大宮駅」より徒歩約10分

プレミアリーグEAST第6節

6月25日(土)
15:00　アルビレックス新潟U-18 vs 柏レイソルU-18（デンカスワンフィールド）

6月26日(日)
11:00　青森山田高校 vs FC東京U-18（青森山田高校）
11:00　鹿島アントラーズユース vs 流通経済大学付属柏高校（県立カシマサッカースタジアム）
11:00　清水エスパルスユース vs 市立船橋高校（清水ナショナルトレーニングセンター/J-STEP）

第2節以降、1勝3分けと着実に勝点を積み上げているアルビレックス新潟U-18（新潟）は、ホームに柏レイソルU-18（千葉）を迎えます。3位の青森山田高校（青森）は、現在首位に立つFC東京U-18（東京）との上位対決に臨みます。流通経済大学付属柏高校（千葉）はアウェイで鹿島アントラーズユース（茨城）と対戦。今季初勝利を目指します。4位の清水エスパルスユース（静岡）と2位・市立船橋高校（千葉）による一戦も注目です。

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