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高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 清水と大宮が「オレンジ」ダービーに臨む
2016年07月07日
EAST第8節の注目試合
清水エスパルスユース vs 大宮アルディージャユース
高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第8節が7月9日(土)と10日(日)に行われます。9日(土)、静岡市のエスパルス三保グラウンドでは清水エスパルスユース(静岡)と大宮アルディージャユース(埼玉)が対戦します。
清水は現在、勝点11で4位。柏レイソルU-18(千葉)との前節は、試合終了間際の決勝点で勝点3を獲得しました。これまでに挙げた3勝の全てが1-0と、僅差の試合をものにする粘り強さが光ります。
チームは堅守速攻を掲げており、前節は17本のシュートを放つなど「フィニッシュに持ち込むことはできている」と、平岡宏章監督も手応えを感じている様子。「プレミアリーグの拮抗した試合が選手たちを成長させている。あとは一人一人がゴール前での精度にこだわってほしい」と期待を寄せます。
アウェイに乗り込む大宮は、第4節以降、3勝1分けと好調。「守備時に攻撃陣と守備陣の意識にギャップがあった」(大塚真司監督)と開幕後3試合で9失点を喫しましたが、課題が明確になったため、選手とスタッフで修正に着手することができました。
「徐々に、自分勝手なプレーが減り、チームの勝利を優先した判断が増えてきた」と大塚監督が語るように、市立船橋高校(千葉)との前節は、苦しい時間をしっかりと耐え抜き、1-0で勝利。一時は9位に沈んでいましたが、現在は6位まで浮上し、さらなる上昇の兆しを見せています。
監督・選手コメント
平岡宏章 監督(清水エスパルスユース)
大宮は好調ですので、自分たちはしっかりと守備から試合に入り、その中でどれだけ相手の一瞬の隙を突けるかが、この一戦のカギだと思います。開幕した当初と比較すると選手個々の連係が円滑になってきたので、あとはゴール前での精度を追求したいです。開幕前は(残留ラインの)勝点23を積み上げることを目標に掲げていました。現在のわれわれの勝点は11ですから、今後も一戦必勝の姿勢を貫きます。上位から中位チームまで混戦状態ですから、連勝すること、そして連敗しないことを意識しつつ、順位を上げたいです。
立田悠悟 選手(清水エスパルスユース)
前線の選手たちのスピード、チームの全員がハードワークできるところが、僕たちの長所です。大宮戦は、セットプレーがポイントになると思います。暑い中、どちらのチームが最後まで走り切るかという点も勝負の分ける重要な要素です。個人としてはDFとしてヘディングやロングフィードなどでチームの勝利に貢献したい。今年はまだゴールを挙げることができていないので、得点も狙います。
大塚真司 監督(大宮アルディージャユース)
ここ数試合、選手たちはわれわれスタッフの要求に応えるだけではなく、勝利のためには何をすべきか、自分たちで考えながらプレーしています。攻守両面において、当事者意識を持って戦っている点は、成長の証だと思います。今回の清水戦も、これまでの良い流れを持続するだけです。相手はとても上手で、最後まで走り抜く持久力も持っていますが、こちらも負けないようにしたい。相手の長所を抑え、自分たちの土俵でサッカーができるよう、週末に向けて準備しようと思います。
北西真之 選手(大宮アルディージャユース)
自分たちのストログングポイントは、これまで磨いてきたポゼッションサッカーに加え、速攻と遅攻を使い分けた攻撃と、プレミアリーグの中断期間に追求した対人プレーの強さです。清水戦は、勝点を積み上げられている現状におごることなく、気を引き締めてチーム一丸となって戦いたいと思います。個人としては、空中戦は球際の勝負で負けないこと。前節同様、無失点での勝利に貢献したいです。プレミアリーグでは、毎週、厳しい試合を戦うことで、プレーヤーとしてはもちろん、人間として成長できると思っています。
清水エスパルスユース vs 大宮アルディージャユース
日時:7月9日(土) 16:00キックオフ
会場:エスパルス三保グラウンド
アクセス:●JR「清水駅」・静岡鉄道「新清水駅」よりしずてつジャストラインバス「エスパルス練習場入口 水上バスのりば」下車、徒歩約3分
プレミアリーグEAST第8節
7月9日(土)
15:00 アルビレックス新潟U-18 vs 青森山田高校(デンカスワンフィールド)
15:30 市立船橋高校 vs FC東京U-18(船橋市法典公園(グラスポ)球技場)
7月10日(日)
11:00 流通経済大学付属柏高校 vs 柏レイソルU-18(柏の葉公園総合競技場)
14:00 横浜F・マリノスユース vs 鹿島アントラーズユース(日産フィールド小机)
前節、ドローに終わった青森山田高校(青森)はアウェイでアルビレックス新潟U-18(新潟)と対戦します。「ケガ人も出ているが、ここが正念場になる」(黒田剛監督)と総力戦に臨みます。青森山田と同勝ち点ながら、得失点差で首位に立つ市立船橋高校(千葉)は3位のFC東京U-18(東京)をホームに迎えます。ともに勝って前節の敗戦を払拭したいところです。流通経済大学付属柏高校と柏レイソルU-18(ともに千葉)との柏ダービーも注目カード。前節、今季初の勝点を記録した流通経大柏は勝点の上積みを狙います。横浜F・マリノスユース(神奈川)は、今季初の連勝を懸けて鹿島アントラーズユース(茨城)と戦います。
JFA-TV
第8節を前に、第7節ダイジェスト映像をお届けします。
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