JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > 高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 > 最新ニュース一覧 > ガンバ大阪、粘る大津を振り切る 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST

ニュース

ガンバ大阪、粘る大津を振り切る 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST

2017年07月03日

ガンバ大阪、粘る大津を振り切る 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST

ピックアップマッチ

大津高校(熊本) 3-4(前半1-2、後半2-2)ガンバ大阪ユース(大阪)

高円宮杯U-18プレミアリーグWESTは7月1日(土)に第7節を開催し、大津高校(熊本)とガンバ大阪ユース(大阪)が対戦しました。

立ち上がりから一進一退の展開が続く中、先手を奪ったのはガンバ大阪でした。時間の経過と共に、「相手をどれだけパスでいなせるかが大事だと思っていた」と話す奥野耕平選手(MF ♯15)と山下諒選手(MF ♯8)を起点としたボール回しからサイド攻撃を仕掛ける場面が増えていきます。30分には、右サイドを勢いよく駆け上がった奥井大貴選手(DF ♯2)が角度のない位置から豪快なシュートを決めました。直後に大津に同点弾を許したものの、36分には右サイドから上げたクロスボールの跳ね返りを吉木大喜選手(DF ♯24)がダイレクトで叩き込み、ガンバ大阪が1点リードで試合を折り返しました。

ガンバ大阪は後半も攻勢を維持します。47分には、岩本翔選手(MF ♯25)のスルーパスからゴール前に抜け出した宮脇和輝選手(MF ♯11)がゴールをマーク。その2分後に丹羽匠選手が(MF ♯28)が加点し、4-1とします。3点のビハインドに陥った大津も、ここから反撃を開始。「点差が開いてくじけそうになったけど、応援してくれる人がいたので、甘いプレーはできないと思った」(福島隼斗選手、MF ♯6)と再び気持ちにスイッチを入れて、縦に速い攻撃を繰り出します。

すると、64分にコンビネーションによる崩しからペナルティーエリア内に抜け出した大竹悠聖選手(FW ♯11)がゴールを記録します。87分にはCKの折り返しを福島選手が頭で押し込み、1点差に詰め寄ります。試合の流れを引き寄せた大津は、最後まで諦めることなく同点を目指しましたが、4点目を奪うことはできず。接戦の末、ガンバ大阪が価値ある1勝を手にしました。

監督・選手コメント

平岡和徳 総監督(大津高校)
内容的には3-2で勝たなければならないゲームでした。3-4のスコアで負けてしまうのは、守備が甘いからで、経験不足も露呈したように思います。とはいえ、今日の一戦で、選手が高校サッカー選手権で優勝するため、プロになるために克服すべき課題が見つかった点はプラスに捉えています。選手たちは積極的にチャレンジしていたので、明日以降につながるのではないでしょうか。選手が満足することなく、練習に取り組めるという意味で、今回の敗戦は起爆剤になるかもしれません。

MF #7 松原亘紀 選手(大津高校)
前半は自分たちが目指す縦に速いサッカーができなかったのですが、後半からはチームの雰囲気も良くなり、「やってやるぞ」という気持ちを出せたので攻撃の時間が増えました。ただ、良い時間帯に逆転しないとDF陣への負担が増えますし、チャンスで決め切る重要性を感じました。集中力が切れやすい時間帯に、連続得点を許したことも課題です。選手同士でコミュニケーションを取って、改善しないと勝てないと思うので、ここから修正しなければいけません。

實好礼忠 監督(ガンバ大阪ユース)
前半はリードを奪った後、リラックスしてプレーできれば良かったのですが、大津の圧力に負けてしまったのか、自分たちらしい「相手をパスでいなすプレー」ができませんでした。後半はボールを持たれる時間が続きましたが、守備が苦手な選手も頑張ってくれました。ボールを奪ってから積極的にプレーできれば、耐える展開にならなかったとは思いますが、全員がしっかりと戦い、よく頑張ってくれました。本来はもっと質の高いプレーができる選手たちなので、次節はさらに力を発揮して欲しいです。

DF #4 岸田悠佑 選手(ガンバ大阪ユース)
終盤になるとチーム全体の足が止まってしまう課題が今日も出てしまいました。パスミスが多くなった後半は、特に苦しみました。勝ちはしましたが、3失点したことも課題です。高い位置でボールを奪うべき場面も多かったので、そこは次節までにトレーニングで修正したいです。自分たちのチームには技術の高い選手が多いので、サイドでコンビネーションによって崩す回数を増やしながら、スルーパスやクロスボールの精度を高め、得点数を伸ばしていきたいです。

その他の試合結果

アビスパ福岡U-18 0-8(前半0-2、後半0-6) サンフレッチェ広島F.Cユース
セレッソ大阪U-18 1-1(前半0-0、後半1-1) 阪南大学高校
ヴィッセル神戸U-18 2-0(前半1-0、後半1-0) 神戸弘陵学園高校
東福岡高校 2-1(前半2-0、後半0-1) 米子北高校

アビスパ福岡U-18(福岡)とのアウェイ戦に挑んだサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)は、明比友宏選手(FW ♯11)がハットトリックを達成するなど攻撃陣が大暴れ。終わってみれば、8-0の大差で福岡を下しています。2位のセレッソ大阪U-18(大阪)と、初勝利を狙った阪南大学高校(大阪)による一戦は両者譲らず勝点1を分け合う結果となりました。ヴィッセル神戸U-18(兵庫)と神戸弘陵学園高校(兵庫)の「神戸ダービー」は、前後半に一点ずつ奪ったヴィッセルが勝利。東福岡高校(福岡)と米子北高校(鳥取)の一戦は、27分に青木真生都選手(MF ♯8)がPKを決めて東福岡が先制すると、前半終了間際にも守田怜司選手(FW ♯9)がヘディング弾を決めて加点。後半は米子北の猛攻を受けて1点を失いましたが、2-1のまま逃げ切りに成功し、3連勝を飾りました。

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ

2017/4/8(土)~2017/12/10(日)
大会情報はこちら

アーカイブ
大会・試合
NEWS メニュー
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー