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堅守の鹿島が目標達成に向けて横浜FM戦に臨む 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 第14節

2017年09月22日

堅守の鹿島が目標達成に向けて横浜FM戦に臨む 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 第14節

第14節の注目試合 鹿島アントラーズユース vs 横浜F・マリノスユース

高円宮杯U-18プレミアリーグEASTは9月23日(土)と24日(日)に第14節を開催し、24日には鹿島アントラーズユース(茨城)と横浜F・マリノスユース(神奈川)が対戦します。

熊谷浩二監督が開幕当初は「残留することが目標」と語り戦いを続けてきた鹿島ですが、前節を終えて首位の清水エスパルスユース(静岡)とは勝点7差の4位と十分に優勝を狙える位置にいます。とりわけ、リーグ最少失点を誇る守備陣の安定感は目を見張るものがあります。前節の京都サンガF.C.U-18(京都)戦でもセンターバックの中村勇太選手(DF #4)を中心に高い集中力を発揮しました。「守備は問題なく戦ってくれた」と指揮官が話すように無失点でしのいで勝点1を持ち帰りました。今節は守備の柱である中村選手がU-18日本代表のカタール遠征に招集のため不在となります。しかし、沖悠哉選手(GK #1)を中心に前節同様の守りを見せられれば、勝利に大きく近づくはずです。また、次節の結果次第では4節を残してプレミア残留が決まります。

対する横浜FMはリーグ戦再開以降、4連敗と苦しい状況が続いています。順位も降格圏の9位、残留争いからなかなか抜け出せずにいます。特に守備陣は直近の4試合全てで、複数失点かつ先制点を与えています。前節の清水エスパルスユース(静岡)戦では、「失点のシーンでやってはいけない守備をやってしまった。数的不利な状態でも安易に飛び込んでしまった」と西谷冬樹監督が認めるように状況判断の悪さが散見。ディフェンス陣の出来に課題を残しました。

ただ、チーム状況に変化は見られます。前節の敗戦から気持ちが吹っ切れたことで、西谷監督は「順位を気にすると悪い方向に行きがちだけど、良い意味で開き直れたところがある」と語ります。今節は鹿島の中村選手と同様にU-18日本代表のカタール遠征で堀研太選手(MF ♯7)が不在となりますが、攻守でミスを恐れずアグレッシブに戦うことができれば、勝点3も見えてきます。トップ昇格が内定した西山大雅選手(DF ♯6)や2年生の棚橋尭士選手(FW ♯26)を軸に浮上のきっかけをつかむ勝利を目指します。

監督コメント

熊谷浩二 監督(鹿島アントラーズユース)
マリノスは育成年代を代表する素晴らしいチームです。今季は結果として目に見える成果が出ていませんが、実力は非常に高いチームだと思っています。ボールを握ってくるのはマリノスだと思いますが、それをしっかりと受け止めて、得点機を決め切らないといけません。開幕当初の目標である残留はほぼ見えてきたので、可能性がある限りは1つでも上を目指していきたいと考えています。今節もしっかりと戦っていきたいと思います。

西谷冬樹 監督(横浜F・マリノスユース)
鹿島はタイトに、ハードな守備をしてきます。向こうの土俵に立つ試合となった時は、球際やロングボールをしっかり意識して戦わないといけません。その上でチームの良さを出し、個で打開して優位に試合を進めていければと思っています。前回の試合では自分たちのホームゲームだったのですが、前半は相手のサッカーに合わせてしまいました。そういう意味でもその反省を生かし、しっかりと相手の土俵に立ってもチームの良さを出していけるように戦いと思っています。

鹿島アントラーズユース vs 横浜F・マリノスユース
日時:9月24日(日)11:00キックオフ
会場:鹿島アントラーズクラブハウス
アクセス:●JR「鹿島神宮」駅下車、高松緑地公園行きバス乗車、「高松緑地公園」下車、徒歩約5分
●東関東自動車道「潮来IC」から車で約30分

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグEAST 次節 第14節 スケジュール

9月23日(土)
11:00 清水エスパルスユース vs 市立船橋高校(藤枝総合運動公園サッカー場)
9月24日(日)
11:00 青森山田高校 vs 京都サンガF.C. U-18(青森山田高校)
11:00 鹿島アントラーズユース vs 横浜F・マリノスユース(鹿島アントラーズクラブハウス)
13:00 大宮アルディージャユース vs 浦和レッドダイヤモンズユース(NACK5スタジアム大宮)
16:00 柏レイソルU-18 vs FC東京U-18(日立柏総合グランド/人工芝)

JFA-TV

第14節を前に、第13節ダイジェスト映像をお届けします。

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ

全国を東西各10チームずつのブロックに分け、年間を通しホーム&アウェイ形式で合計18試合を戦い東西の王者を決定する。両者が相撃つチャンピオンシップで真のU-18年代王者を決定する大会。

大会期間:2017年4月8日(土)~2017年12月10日(日)
日程・結果、順位表など大会情報はこちら

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