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FC東京と神戸が初優勝を目指して激突~高円宮杯U-18サッカーリーグ2017チャンピオンシップ~
2017年12月15日
EASTとWESTの優勝チームによる「高円宮杯U-18サッカーリーグ2017チャンピオンシップ」が12月17日(日)に埼玉スタジアム2002で開催され、FC東京U-18(東京)とヴィッセル神戸U-18(兵庫)がU-18年代の日本一を懸けて激突します。
EAST王者としてこの試合を戦うFC東京は、最終節までもつれた清水エスパルスユース(静岡)、青森山田高校(青森)との優勝争いを抜け出し、EASTの初優勝とともに初のチャンピオンシップ出場権を手中に収めました。
昨年は新たに参入したJ3リーグと並行して戦うため、メンバーをやりくりしながら「試行錯誤のシーズン」(佐藤一樹監督)でしたが、高いレベルのリーグに出場したことで「どんな場でも堂々とプレーできるメンタル的な強さ」(佐藤監督)を培った3年生がチームをけん引し、EAST初優勝を成し遂げました。
今年11月にトップチームに昇格し、2位で迎えた青森山田との最終節で決勝ゴールを挙げた久保建英選手(MF #15)を筆頭に、J3出場経験のある長谷川光基選手(DF #4)、品田愛斗選手(MF #18)、原大智選手(FW #14)ら、大一番で力を発揮できる選手が多数在籍。一発勝負となるチャンピオンシップでもその勝負強さを見せてくれるでしょう。
FC東京の篠原新汰選手(DF #3)は「最後のゲームだからこそ楽しんで、自分たちの力を出し切ることだけ。プレミアEAST10チームの代表としてもしっかりと戦えるところを見せ、勝つことができればなお良いと思う」と新たに加わったEAST王者としてのプライドを胸にチャンピオンシップに向かいます。
プレミアリーグWESTの優勝争いも最終節までもつれるデッドヒートを繰り広げました。首位の神戸は、第17節を終えて勝点と得点数で並び得失点差1で追うサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)との争いとなりました。が、最終節では共に1-0で勝利し、神戸が2013年以来のWEST王者の称号を手にしました。
今シーズンは開幕4連勝を含め、前期を7勝1分1敗で折り返します。しかし、前年のWEST王者である広島も猛追。野田知監督が「今年のチームはフィジカルな部分や気持ちを出せる選手が多いが、1試合1試合成長する中で技術的な部分もついてきた」と振り返るように、緊張感あるリーグ戦の中で選手はたくましく成長してきました。
所属リーグが違うため、普段の対戦がない両チームですが、今年は10月28日(土)に行われた2017Jユースカップ第25回Jリーグユース選手権大会3回戦で相まみえています。この試合は小林幹選手(FW #10)と寺山翼選手(MF #17)がゴールを挙げ2-1でFC東京に軍配が上がっています。神戸の前川智敬選手(DF #2)は「FC東京は中学の高円宮杯(2014年決勝)でも、今年のJユースでも負けている。3年間ずっと勝ちたいと思っていた相手がチャンピオンシップに来てくれた」とリベンジに燃えています。
2017年の最後のプレミアリーグでどのようなドラマが生まれるのか。注目の試合は埼玉スタジアム2002で13時にキックオフされます。
高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 チャンピオンシップ
2017年12月17日(日) 13:00 キックオフ(予定)
FC東京U-18(EAST王者)vs ヴィッセル神戸U-18(WEST王者)
埼玉/埼玉スタジアム2002
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