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第2回全国シニア(40歳以上)サッカー大会 開幕
2014年11月02日
第2回全国シニア(40歳以上)サッカー大会が11月1日(土)、大阪府・J-GREEN堺で開幕しました。各地域を勝ち抜いた計16チームが、全国の頂点を目指して熱戦をスタートさせました。
16チームはAからDまで4つのグループに分かれてリーグ戦(1次ラウンド)を行い、各グループ1位が決勝ラウンドへと進出します。大会初日は、リーグ初戦を行いました。
グループAでは、交代出場の選手も得点するなど後半に3点を追加したラッツォス古河FC(関東3/茨城)が、室蘭シニア40サッカークラブ(北海道/北海道)に4-0と快勝。広島四十雀サッカークラブ(中国1/広島)と沖縄シニアセンバツ(九州/沖縄)が2-2と引き分けたため、古河がグループ首位に立ちました。
三重マスターズ(東海2/三重)は開始早々に先制すると、徳島シニア40(四国2/徳島)の攻勢に耐えながら、好機を逃さず前後半に1点ずつ追加。3-0で勝利し、グループBをリードしています。昨年の大会で準決勝へ進出したアルフット安曇野シニアは今回、松本山雅FCマスターズ(北信越1/長野)として出場。初戦はニコルスFCシニア(開催地/大阪)と1-1で引き分けました。
松本山雅と同様、昨年ベスト4の愛知県選抜マスターズOv40(東海1/愛知)は、元日本代表の本田泰人選手も名を連ねるT・ドリームス(関東2/東京)と激戦を繰り広げました。両チームとも惜しい場面をつくりながら、互いの体を張った守備もあり、0-0で勝点を分け合いました。グループCで首位に立ったのは、2年連続出場のFCプリメーロ福島レジェンド(東北/福島)を2-0で破ったシニア岡山FC(中国2/岡山)です。
唯一、グループDでは2チームが勝点3を手にしました。館林シニア40SC(関東1/群馬)と京都シニア40(関西/京都)がともに勝利を収め、得失点差で館林がトップとなっています。
大会第2日となる2日(日)には各チームが2試合を戦い、決勝ラウンド進出チームが決定します。
選手コメント
萩田昌和 選手(三重マスターズ/三重)
初戦は決して圧勝ではありませんでした。しんどい時間が長かったですね。選抜チームとして、週に1度集合して活動します。8歳でサッカーを始めた頃の仲間も一緒にいるし、四日市中央工業高校サッカー部員として、全国高校サッカー選手権大会に出た選手もいます。40歳を過ぎても、こういう全国で戦う機会を与えられることがうれしいです。
川澄和弘 選手(ラッツォス古河FC/茨城)
勝てましたが、紙一重のゲームでした。対戦した室蘭さんはうまいので、こちらは走らなければ勝てませんでした。今日は本職のFWが出られなかったので、その分、皆で走ることになったという側面もあるかもしれません。(ラッツォス古河FCは)古河第一高校のOBが中心としてスタートしたと聞いていますが、どんどんその他の高校の卒業生も加わっています。以前も全国大会に出たことがあるのですが、その時は予選リーグで負けてしまいました。今回はぜひ大会最終日までプレーしたいと思っています。
本田泰人 選手(T・ドリームス/東京)
メンバーとして登録してもらったのは3年前です。土日は仕事が入ることが多いので、なかなか練習や試合に参加するのが難しいところです。明日(第2日)も予定がまだ決まらないので、今日の試合にはぜひ出たかったです。仕事で体を動かすものの子供たちとのサッカー教室がメインなので、こういう試合では体がしんどいですね。今日の相手はフィジカルが強かった。僕らは後半に動きが落ちてしまうのが課題。楽しもうという気持ちもあるのですが、やはり勝ちたいという意欲が出てきて、本気モードになっていきますね。引退して8年になりますが、現役時代同様、勝利へのモチベーションを味わえるのはうれしいです。
岩城寛之 選手(愛知県選抜マスターズOv40/愛知)
相手には元プロ選手もいましたし、帝京高校のOB選手も多く、勝ちたかったですね。やはり元日本代表選手は体の使い方がうまいですね。年を取っても、そういうものは変わりませんから。選抜チームですが、僕らは本当に仲が良いんです。この後も反省会と称して乾杯します(笑)。皆で同じ目標に向かっていくのがサッカーの喜びで、「サッカーばか」と言われながら、一生懸命時間をつくって集まって、サッカーをしています。マスターズで4年前に優勝したのですが、昨年のこの大会は引き分けからのPK戦で大会を去ることになりました。今年こそ、優勝したいと思っています。
JFA-TV
第2回全国シニア(40歳以上)サッカー大会
2014年11月1日(土)〜3日(月・祝)
大阪府/J-GREEN堺