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第3回全国シニア(40歳以上)サッカー大会開幕 各グループで熱戦が続く
2015年11月15日
第3回全国シニア(40歳以上)サッカー大会が11月14日(土)、大阪府堺市のJ-GREEN堺で開幕しました。各地域代表である計16チームが、全国の頂点を目指して熱戦のスタートを切りました。
16チームはAからDまで4つのグループに分かれてリーグ戦(1次ラウンド)を行い、各グループ1位が決勝ラウンドへと進出します。大会初日は、1次ラウンドの初戦を行いました。
グループAの第1試合では、古河市原シニア(関東2/千葉)とO-40鹿児島選抜(九州1/鹿児島)が後半に1点ずつ取り合い、1-1で引き分けました。第2試合は激戦となりました。徳島シニア(四国/徳島)に1-3とリードを許して前半を終えたマイスターFCシニア(開催地/大阪)でしたが、後半にゴールラッシュ。3得点を重ね、4-3の逆転勝利を飾りました。
グループBをリードしたのは松本山雅FCマスターズ(北信越2/長野)でした。秋田シニア40FC(東北1/秋田)に対して2-0で前半を終えると、後半は一気に5点を決めて7-0と大勝しました。オッサンドーレ札幌40(北海道1)に1-0で勝利した広島フォーティーズ(中国/広島)を得失点差で大きく上回り、グループB首位に立っています。
ディアブロッサ高田FCシニア(関西/奈良)を相手に0-0で前半を折り返したFC青山オーバー・フォーティ(関東3/東京)は、後半に2得点。五戸江渡FC40(東北2/青森)に3-0で勝利した富一ふじの会(北信越1/富山)とともに勝点3を手にして、グループCの首位を争います。
佐賀県選抜O-40(九州2/佐賀)は、2大会ぶりに全国大会に戻ってきたDocon Jack(北海道2)と対戦。前後半に1点ずつ奪って2-0と白星発進しています。同じグループDでは、三重マスターズ(東海/三重)が山梨マスターズ(関東1/山梨)に1点差で勝利し、決勝ラウンド進出をうかがっています。
大会2日目となる15日(日)には各チームが2試合を行い、決勝ラウンド進出チームが決定します。
選手コメント
石原大助 選手(山梨マスターズ/山梨)
いつものようなボールを回すサッカーができずに蹴り始めてしまい、サッカーになりませんでした。先制され、慌ててしまったという面もあります。前半もチャンスがあったのですが、決められませんでした。私たちの代が入ってから4年目で、こうして全国大会に戻ってこられました。みんな調子が良かったのですが、前回出場時の経験者もいたものの、初出場の選手もいて全国の舞台に緊張してしまいました。あと2試合に勝って、決勝ラウンド進出を狙いたいです。
新井田一吏 選手(五戸江渡FC40/青森)
初出場した全国大会には、やはり厚い壁があったように思います。健闘したと言っても、その差がきっと大きいんだと思います。創設29年目で、初の全国大会です。40代のクラブとしてスタートしたので、いまは年長のメンバーは70代です。やはり、好きだからこそ続けられます。雪が降るためグラウンドは4月からしか使えないのですが、冬場はドームの中で練習しています。今大会は1次ラウンド突破が目標なので、あと2試合しっかり戦いたいと思います。
本村和好 選手(佐賀県選抜O-40/佐賀)
仕事をしている場所も時間帯もそれぞれ違うのですが、みんなが全国大会に向けて練習を積んできました。3チームからの選抜ですが、中学、高校で一緒にやっていた選手がほとんどなので、気心も知れています。家族の理解もあって、好きなサッカーを続けられます。O-35の選抜チームも全国大会に出たので、頑張ろうと思ってやってきました。予選で昨年の準優勝チーム・沖縄シニアセンバツさんに勝ってここに来られたのですが、その試合同様に今日もリラックスして臨めたのが良かったと思います。目標は優勝です。そのためにまず1勝しようと思っていたので、うれしいです。
安田大 選手(マイスターFCシニア/大阪)
立ち上がりが全然ダメでしたが、特徴である泉州地域のノリで勢いづいて点を取り、逆転することができました。この大会で大阪代表がなかなか勝てていなかったので、すごくうれしかったです。もともと大阪の社会人リーグでプレーしていたクラブのOBが集まったチームで、10年ぶりにプレーを再開した選手もいます。皆、気持ちを前面に出して頑張っています。サッカーで久々に仲間に会っても、昔のプレーの面影は消えていないものです。今年から強化を狙って若い世代も入り、結果も出せて良かったです。まずは目標の1勝を挙げられましたので、次の1勝を狙っていきたいと思います。
JFA-TV
第3回全国シニア(40歳以上)サッカー大会
2015年11月14日(土)~16日(月)
J-GREEN堺(大阪府堺市)
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