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全国シニア(50歳以上)サッカー大会 開幕を目前に控え、前回大会をプレーバック
2014年06月21日
今年も6月28日(土)から3日間にわたり北海道は帯広市で開催する第13回全国シニア(50歳以上)サッカー大会。
昨年の静岡県藤枝市で開催した第12回大会には、全国9地域の予選を勝ち抜いた15チームと、開催地代表・静岡県選抜の計16チームが参戦。50歳以上のプレーヤーが集まり、日本一を争いました。
1次ラウンドでは、Aグループ 福岡・三宅・T・Dシニア(九州2/福岡)が連勝で勝点を伸ばし、1試合を残して首位突破を果たしました。Bグループのトップに立ったのは兵庫県シニア50選抜(関西2/兵庫)。2勝1分けと無敗で羊ケ丘オールドキッカーズ2002/OV50(北海道1)を振り切ります。Cグループではアルフット安曇野シニア(北信越/長野)が、Dグループではトヨペットクラブ(関東1/東京)が共に全勝で準決勝に勝ち進みました。
同時刻にキックオフした準決勝は、福岡と兵庫の一戦は兵庫が1-0で福岡を下し、勝ち名乗りを上げました。もう一試合では、トヨペットが安曇野から3点を奪って完封勝利。3度目の挑戦で初の決勝進出を決めました。
4年ぶり5回目の優勝を目指す兵庫と、初優勝を狙うトヨペットの一戦は、手に汗握る接戦となります。序盤はここまでの4試合で11得点の攻撃陣を擁するトヨペットが押し込みますが、対する兵庫も粘り強い守備で応対し、ゴールを割らせません。兵庫は後半、退場者を一人出しながらも体を張った守りでトヨペットの攻撃を防ぎ、試合はスコアレスのままPK戦に突入します。PK戦では、トヨペットのGK西尾恭一選手が相手のキックを2本ストップする活躍でチームに勝利をもたらしました。初優勝に輝いたトヨペットの中野茂監督は「昨年、準決勝で負けたときから『今年こそは』という思いでやってきました。本当にうれしい」とコメント。チーム全員でつかんだタイトルに喜びを爆発させました。
第12回大会は、トヨペットクラブ(関東1/東京)が優勝を飾り幕を閉じました。
明日は今年の第13回大会の展望をご紹介します。
第13回全国シニア(50歳以上)サッカー大会
2014/6/28(土)~2014/6/30(月)
中札内交流の杜サッカー場 (天然芝)、帯広の森運動公園球技場 (天然芝)