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第13回全国シニア(50歳以上)サッカー大会 開幕!!

2014年06月29日

第13回全国シニア(50歳以上)サッカー大会 開幕!!

628日(土)、第13回全国シニア(50歳以上)サッカー大会が北海道河西郡中札内村で開幕し、大会初日は1次ラウンド(グループステージ)第1節を行いました。

狭間京次選手(鳥取県シニアSC50/鳥取)が「この年代で一番大きな大会。みんなハイテンションになっていた」と話すように、50歳以上の日本一を決める大会とあって、少し緊張した様子もうかがえましたが、試合が始まると選手たちは奮闘。「3月に選手を決めて、40歳以上の選抜など、若いチームを相手に16試合ほど練習試合を行ってきた」と兵庫県シニア50選抜(兵庫)の前田正司選手が語る通り、各チームはさまざまな方法で準備し、その成果を今大会で発揮しています。

グループAでは地元・羊ケ丘オールドキッカーズ2002OV50(北海道)がアルフット安曇野ジュニア(長野)に先制されたものの、後半に追いつき、勝点1を獲得。4度目の出場で初の1次ラウンド突破を目指す鳥取県シニアSC50(鳥取)は、2-0で山梨マスターズレジェンド(山梨)を退け、幸先の良いスタートを切りました。

過去3度の優勝経験を誇るグループBの兵庫県シニア50選抜(兵庫)は、前半に奪った1点を守り切り、大洲シニアFC(愛媛)に1-0で勝利。ドリーム水戸シニアFC(茨城)と三重シニア(三重)の一戦は、試合終了間際に鈴木重哲選手が決勝点を挙げ、水戸に勝点3をもたらしています。

前年度王者のトヨペットクラブ(東京)は、鶴岡FCドリーム50(山形)に4-0で大勝。広島フィフティーズ(広島)を2-0で下した福岡UNITED(福岡)を得失点差で上回り、グループCの首位に立つ好スタートを切りました。

グループDで頭1つ抜け出したのは、千歳Fifties sparrow(北海道)。創部2年目のチームで今回が初の全国大会ですが、得点力の高さと粘り強い守備を発揮。福井フェニックスFCシニア(福岡)に4-0で大勝し、首位に立っています。2位には京都府50選抜(京都)に先制されたものの、後半に3得点を奪って逆転した愛知シニア50(愛知)が位置しています。

大会2日目の本日は、1次ラウンド第2節と第3節を開催します。

グループA
羊ヶ丘オールドキッカーズ2002/OV50 1-1 アルフット安曇野シニア
山梨マスターズレジェンド 0-2 鳥取県シニアSC50

グループB
大洲シニアFC 0-1 兵庫県シニア50選抜
三重シニア 0-1 ドリーム水戸シニアFC

グループC
福岡UNITED 2-0 広島フィフティーズ
トヨペットクラブ 4-0 鶴岡FCドリーム50

グループD
福井フェニックスFCシニア 0-4 千歳 Fifties sparrow
愛知シニア50 3-1 京都府50選抜

選手コメント

横畠耕二 選手(羊ケ丘オールドキッカーズ2002/OV50)
前回大会で2勝したメンバーが多く残っているので、今年のチームには手応えがあります。今日の第1節も勝つ自信はあったのですが、立ち上がりが悪かったですね。後半は調子を取り戻し、内容も良くなったと思いますが、今日は勝つ気でいたので、引き分けという結果は残念です。昨年は静岡の藤枝市で開催されたので、仕事や家庭の都合で参加できなかった選手もいましたが、今回は地元・北海道での大会ということで、全員が参加しています。北海道の代表なので、何とか1次ラウンドを勝ち抜き、決勝ラウンドに進みたい。残り2試合も頑張って勝ちます。

前田正司 選手(兵庫県シニア50選抜)
今年のチームには新人をたくさん入れたので、全国大会の経験が少ない選手もいます。以前からプレーしている私たちは緊張しませんでしたが、新人は少し硬くなっていたように見えました。ミーティングでも「緊張すると、(長いボールを)蹴るサッカーになってしまうから、気をつけよう」と話していたのですが、普段から練習している1タッチ、2タッチでテンポ良くパスをつなぐサッカーが全くできませんでした。基礎はできているので、自分たちの力を出し切ることができれば、良い試合ができると思います。明日はしっかり準備して挑みます。

川又進 選手(ドリーム水戸シニアFC)
試合終了間際の得点で勝つなんて、本当に劇的な展開でした。ゴールを決めたシゲちゃん(鈴木重哲選手)は運動量があるので、それが活きたと思います。昨年は1次ラウンでド敗退したので、今回はそこを突破してベスト4以上に入りたい。僕らのチームは、仕事や地域がみんなバラバラでほとんど集まれないので普段、練習ができません。その分、毎週土曜日と日曜日は可能な限り試合を組んで、年間50試合はこなしています。実戦経験を積むだけでなく、飲み会でチームワークも磨いています(笑)。この後もバッチリ店を予約しているので、しっかり準備して明日に備えます。

狭間京次 選手(鳥取県シニアSC50)
1試合目ということで、みんな気持ちが空回りして、前半はボールがうまく回りませんでした。それでも、1点を奪ってからはパスが回り、自分たちのリズムで試合ができるようになりました。ゴールは気持ちの面でも楽になったので大きかったです。自分たちは選抜チームなので、普段それぞれが所属しているチームの試合が終わった後に練習することで強化してきました。オフは正月とお盆くらい。1年間を通して練習や試合を続けているので、遠征に行くたびにお土産を買って、家族のご機嫌をとっています(笑)。今回も大会前に「頑張って」というエールをもらったので、良い報告がしたいです。

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