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藤枝で熱戦がスタート 第14回全国シニア(50歳以上)サッカー大会
2015年06月28日
第14回全国シニア(50歳以上)サッカー大会が6月27日(土)、静岡県藤枝市で開幕しました。大会初日は1次ラウンドの第1節が行われ、各会場で熱戦が繰り広げられました。
グループAは、2試合ともにスコアレスドローに。駿府フットボールクラブ(東海/静岡)は、FC前橋50(関東2/群馬)を押し込みながらもゴールを決めることができませんでした。香川シニア50(四国2/香川)は、守備に重きを置いた戦いで三菱重工長崎シニア(九州1/長崎)の攻撃を阻止。第1節を終えて、4チームが勝点1で並んでいます。
グループBでは兵庫県シニア50選抜(関西/兵庫)が前回大会のファイナリスト、アルフット安曇野シニア(北信越/長野)を圧倒。前半に挙げた3点をきっちり守り、3-0の勝利を手にしました。2位につけるのは室蘭シニア50サッカークラブ(北海道1)との接戦を制した秋田シニアサッカークラブ50(東北2/秋田)。このグループの行方を占う兵庫と秋田の直接対決は第2節に行われます。
グループCの藤枝フットボールクラブ(開催地/静岡)は、大洲シニアFC(四国1/愛媛)を2-0で下し首位に立ちました。山梨マスターズレジェンド(関東1/山梨)も熊本シニア(九州2/熊本)との接戦を2-1でものにして勝利でスタート。地元開催での優勝を目指す藤枝が幸先よいスタートを切りましたが、同じく初戦を飾り第3節で藤枝との直接対決を控える山梨や初戦黒星の大洲、熊本がどのように巻き返すか注目です。
グループDは、古河壮年サッカー愛好会(ラッツォス古河F.C./関東3/茨城)がタブの木サッカークラブ(東北1/秋田)から5得点を奪い、トップに立っています。本大会の常連、羊ヶ丘オールドキッカーズ2002/Ov50(北海道2)と鳥取県シニアSC50(中国/鳥取)による一戦は2-1で羊ヶ丘に軍配。羊ヶ丘は次節・古河との上位対決で連勝を狙います。
大会2日目の6月28日(日)は、1次ラウンド第2節と第3節が行われ、決勝ラウンドに進む4チームが決まります。
選手コメント
町田隆幸 選手(FC前橋50/群馬)
駿府フットボールの選手たちは、われわれの最終ラインの裏を目がけたパスの精度が高く、苦しめられました。その中で無失点にしのいで次につなげることができて良かったです。関東地域予選で指の骨を3本折るケガを負い、ビスを入れた状態でプレーしていますが、何本か良いセーブもありました。サッカーは年齢に関係なく、長くできるスポーツです。一つのボールをみんなで追いかけるのも、良いところだと思います。このチームでできるだけ長く大会を楽しめるよう頑張ります。
及川浩二 選手(駿府フットボールクラブ/静岡)
引き分けたというより、勝点3を逃した感じです。初戦ということもあってか「点を取られないように」という気持ちがチームとして強くなり、少し消極的になってしまいました。普段どおりのサッカーができませんでした。もともと40歳以上の大会に出場していた身として、今大会ではスピードの違いを感じていますが、そこはうまく対応したい。サッカーの魅力は楽しむことを目指しつつも、勝利にこだわるところ。本気で取り組めば、強弱をつけたパスをはじめ、いろいろなプレーができるようになります。
兼本誠 選手(香川シニア50/香川)
最低でも勝点1を取る。そうすれば第2戦以降にもつながるということで、引き分けという結果には納得しています。全国大会はやはり楽しいです。県内、四国だけでなく、他県との交流を通じて自分たちの全国でのレベルを知ることができるのもプラスです。コツコツ練習を続けていると、現役時代には歯が立たなかった選手との差が詰まるのもうれしい。もちろん、20代のころの体力はありませんが、足元の技術はまだ上がっています。ボールに触れる回数が増えて楽しいですし、だからサッカーはやめられません。
園田勝男 選手(三菱重工長崎シニア/長崎)
勝てると思いながらプレーしていましたが、相手の守備が堅く、1点が遠かったですね。応援に駆けつけてくれた知り合いのためにも勝ちたかったので残念です。明日2勝して、決勝ラウンドに進んで、長崎シニアの存在を日本中に知らしめたいと思います。50歳以上の大会は楽しいです。40歳以上の大会と比較して和気あいあいとしていますし、それでいて勝負にもこわだっています。この年代になっても、みんなと切磋琢磨しながらボールを蹴ることができてうれしいです。
JFA-TV
第14回全国シニア(50歳以上)サッカー大会
2015/6/27(土)〜6/29(月)
藤枝総合運動公園サッカー場、藤枝総合運動公園陸上競技場、藤枝市民グラウンドサッカー場
中外製薬工業株式会社藤枝工場グラウンド(静岡県藤枝市)
大会情報はこちら
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