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戦いは決勝ラウンドに突入 第14回全国シニア(50歳以上)サッカー大会

2015年06月29日

戦いは決勝ラウンドに突入 第14回全国シニア(50歳以上)サッカー大会

第14回全国シニア(50以上)サッカー大会は6月28日(日)に大会2日目を迎え、この日は1次ラウンド第2節と第3節が行われました。

グループAを突破したのはFC前橋50(関東2/群馬)。第2節終了時点で駿府フットボールクラブ(東海/静岡)と勝点で並んでいましたが、駿府が第3節で香川シニア(四国2/香川)と引き分けたのに対し、前橋は三菱重工長崎シニア(九州1/長崎)との接戦を3-2でものにして4強に入りました。

グループBでは、兵庫県シニア50選抜(関西/兵庫)が3戦全勝で決勝ラウンド進出を決めました。攻守に隙のないプレーで、10得点無失点と盤石の戦いぶり。前回準優勝のアルフット安曇野シニア(北信越/長野)も第3節で秋田シニアサッカークラブ50(東北2/秋田)を下すなど意地を見せるも、ベスト4には届きませんでした。

 

グループCは、第2節の結果がのちの戦いに影響を与えました。藤枝フットボールクラブ(開催地/静岡)が熊本シニア(九州2/熊本)に敗れた一方で、山梨マスターズレジェンド(関東1/山梨)は大洲シニアFC(四国1/愛媛)戦で勝点3を上積みします。第3節の藤枝戦、山梨は決勝ラウンドへ進出するには勝つしかない藤枝の猛攻に遭いますが、体を張った守備でこれを阻止。0-0でしのいだ山梨が初の決勝ラウンド進出を決めました。

古河壮年サッカー愛好会(ラッツォス古河F.C/関東3/茨城)、羊ヶ丘オールドキッカーズ2002/Ov50(北海道2)、タブの木サッカークラブ(東北1/秋田)のグループDの3チームは、激しい首位争いを繰り広げました。古河は引き分けでも首位が決まる第3節、鳥取シニアSC50(中国/鳥取)にリードを許す苦しい展開となりましたが、後半に追い付き、得失点差でグループ突破を決めています。

大会最終日の6月29日(月)は決勝ラウンド(準決勝と決勝)3試合を実施。準決勝では前橋と兵庫、山梨と古河がそれぞれ顔を合わせます。

選手コメント

皆川竜次 選手(タブの木サッカークラブ)
本大会16試合目にして初の勝利を挙げることができてうれしいです。初日の夜、大好きなお酒を飲んで心身ともにリフレッシュしたのが効いたのか、第2節には決勝点を挙げることもできました。何が何でも1勝したかったので、最高です。小学生のときにサッカーを始めて40年近くになりますが、仲間と一緒に勝利を味わえる喜びは変わりません。勝負にこだわった上で楽しくプレーすることをモットーに、これからも頑張っていきたいです。

徳岡啄巳 選手(鳥取県シニアSC50)
大会前、絶対に決勝ラウンドに行こうと意気込んでいただけに結果が出せずに残念です。全国大会で勝つことの難しさを痛感させられました。私にとって、サッカーは人生のよりどころというか、仕事などで悩みを抱えてもピッチでは別人になれる、大事な場所です。40半ばでいい加減やめようかと思っていたのですが、50歳が見えてくると、またやろうとなってしまいました。これからも、チームのみんなといろいろな場所で戦いたいですね。今大会で痛い目に遭ったので、心が折れそうですが。

丸山孝 選手(山梨マスターズレジェンド)
無事、決勝ラウンドに進むことができて率直にうれしいです。関東地域予選も接戦の連続でしたし、今大会も最後まで声を掛け合って粘る、自分たちの長所を出せたと思います。チームには専属トレーナーが帯同しており、バックアップ体制も整っているので助かっています。このチームにいるほとんどの選手が、学生や社会人時代からつながりのある仲間で、サッカーがつないでくれた縁とも言えます。こういった大会では、試合後の懇親会も格別ですし、最後まで楽しみ抜きたいと思います。

三輪昌弘 選手(藤枝フットボールクラブ)
決勝ラウンド進出を逃し、残念です。第2節(熊本シニア戦)の敗戦が痛かったですね。暑い中、2日で3試合をこなす中でつらい思いもしましたが、チームの仲間とともに全国の相手と戦えて、充実した時間を過ごすことができました。イメージどおりにプレーして、それがゴールに結びついたときの喜び、1対1で絶対に負けない姿勢は何歳になっても変わりません。今後もできるかぎり長くサッカーを続けていきたいです。

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第14回全国シニア(50歳以上)サッカー大会

2015/6/27(土)〜6/29(月)
藤枝総合運動公園サッカー場、藤枝総合運動公園陸上競技場、藤枝市民グラウンドサッカー場
中外製薬工業株式会社藤枝工場グラウンド(静岡県藤枝市)
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