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古河が4得点を奪って初優勝 第14回全国シニア(50歳以上)サッカー大会

2015年06月30日

古河が4得点を奪って初優勝 第14回全国シニア(50歳以上)サッカー大会

第14回全国シニア(50歳以上)サッカー大会の準決勝と決勝を6月29日(月)に開催しました。

準決勝の2試合は、ともに手に汗握る展開となりました。FC前橋50(関東2/群馬)と兵庫シニア(関西/兵庫)の一戦は0-0のままPK戦に突入。ここでGK町田隆幸選手が相手のキックを3本止める活躍もあり、前橋が決勝に駒を進めます。もう一方のカードでは、古河壮年サッカー愛好会(ラッツォス古河F.C.)(関東3/茨城)が山梨マスターズレジェンド(関東1/山梨)に逆転勝利。決勝で北関東の2チームが顔を合わせることになりました。

準決勝
FC前橋50 0-0 PK:3-2 兵庫県シニア50選抜
山梨マスターズレジェンド 1-2 古河壮年サッカー愛好会(ラッツォス古河F.C.)

優勝すればともに初優勝となる前橋と古河の決勝では、前橋が序盤のペースを握ります。大塚達夫選手を中心に攻撃を組み立て、前線では善如寺旬選手が古河の最終ラインをかき回します。対する古河も、前橋攻撃陣のシュートに体を寄せて序盤の劣勢を切り抜けると、徐々に攻勢に転じます。10分、左CKのこぼれ球を拾った成田順一選手が強烈なシュートを突き刺して古河が先制。その直後には竹村靖選手がGKとの1対1をかわしてゴールに流し込み、古河が2-0とリードを広げます。

「ポンポンと点が入って気分が楽になった」(岩永宏監督)という古河は、後半も攻撃の手を緩めません。27分、前橋のDFとGKの連係ミスを突いた竹村選手が2点目を挙げると、30分には左からのクロスボールに竹村選手がダイビングヘッドで合わせてハットトリックを達成。チャンスを確実に得点に結び付け、4点差とします。古河はこの後、前橋の反撃に遭いますが、最終ラインの選手たちが声を掛け合って最後まで集中を切らせません。試合は4-0のままタイムアップの瞬間を迎え、古河が初の全国制覇を成し遂げました。

決勝
FC前橋50 0-4 古河壮年サッカー愛好会(ラッツォス古河F.C.)

監督・選手コメント

岩永宏 監督(古河壮年サッカー愛好会/ラッツォス古河F.C.)
1次ラウンド、決勝ラウンド1回戦と厳しい試合をものにするうちに運が向いてきたように感じます。決勝を迎えるまで、全ての試合であきらめなかったことが、優勝という結果につながりました。終盤の選手たちの運動量には驚かされましたし、それだけ、負けたくない思いが強かったのだと思います。私たちはゴールデンウイークも含め、元日から12月31日まで、休日は必ず地元の仲間と集まって練習に取り組んできました。ラッツォスというチーム名のとおり、絆の深いグループとともに日本一になれたことを誇りに思います。

竹村靖 選手(古河壮年サッカー愛好会/ラッツォス古河F.C.)
決勝に進めただけでもうれしいのに、そこでハットトリックを達成することができ、本当に幸せです。FWとしての責任を果たすことができたと思います。また、チームとして終盤の粘り強さを発揮することもでき、基礎体力を磨いてきた甲斐がありました。自分たちは毎週休日を返上して練習しているのですが、サッカーを続けられるのは、積み重ねが形になったときの喜びが格別だから。40歳、50歳になっても、できなかったことができるようになるのがサッカーの面白いところです。

善如寺旬 選手(FC前橋50)
全国制覇を目標に頑張ってきたので、5試合戦うことができてよかったです。決勝は残念な結果となりましたが、絶対に優勝するぞと言い聞かせてきたことが、今回の決勝進出につながったと思います。1月からこの大会のために対外試合を重ねた成果が出ましたね。サッカーは団体競技なので、自分だけでなくみんなで補い合いながらプレーしないと結果が出ない。ときにうまくいかず、難しい分、うまくいったときの喜びも大きいのだと思います。これからも、自主トレを含めて毎日、練習に取り組んでいきたいです。

塩田芳丸 選手(兵庫県シニア50選抜)
無失点のまま大会を去ることになって、残念です。みんな緊張気味で長いボールが多く、普段のサッカーができませんでした。40分の中で決められず(試合は20分ハーフ)PK戦に持ち込まれたことが敗因だと思います。いくつかチャンスはありましたが、ゴール前での落ち着きを欠き、得点機をものにできませんでした。それでも、1次ラウンドを無失点で突破したことは前向きに捉えたいです。まだ全国レベルでプレーできるのは楽しいですし、若いころは練習が嫌いでしたが、最近は練習も好きになってきました(笑)。来年、この場に帰ってこられるように鍛え直します。

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第14回全国シニア(50歳以上)サッカー大会

2015/6/27(土)〜6/29(月)
藤枝総合運動公園サッカー場、藤枝総合運動公園陸上競技場、藤枝市民グラウンドサッカー場
中外製薬工業株式会社藤枝工場グラウンド(静岡県藤枝市)
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