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スルガ銀行チャンピオンシップ 過去大会を振り返る ~2010年、FC東京が初の国際タイトルを獲得~

2014年07月23日

スルガ銀行チャンピオンシップ 過去大会を振り返る ~2010年、FC東京が初の国際タイトルを獲得~

2013Jリーグヤマザキナビスコカップウィナーの柏レイソルと、南米の重要なクラブ選手権の一つであるコパ・トタル・スダメリカーナ2013 覇者のラヌス(アルゼンチン)が対戦する、「スルガ銀行チャンピオンシップ Jリーグヤマザキナビスコカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦」を8月6日(水)に日立柏サッカー場(千葉県)で開催します。
今回は2010年大会を振り返ります。

スルガ銀行チャンピオンシップ2010 TOKYO
2010年8月4日 19:01キックオフ
国立競技場/東京
観客数:19,423人

FC東京(日本) 2-2 (前半1-1、後半1-1、PK4-3) リガ・デ・キト(エクアドル)

得点
29分 H.バルコス(リガ・デ・キト)
34分 平山 相太(FC東京)
63分 P.ウルティア(リガ・デ・キト)
90+1分 大黒 将志(FC東京)

スルガ銀行チャンピオンシップ 2010 TOKYOが8月4日、東京都の国立競技場で行われ、2009Jリーグヤマザキナビスコカップ優勝のFC東京と、コパ・ブリヂストン・スダメリカーナ2009のタイトルを獲得したエクアドルのリガ・デ・キトが対戦。試合は接戦となり、2-2のスコアで90分間を終了。PK戦を4-3と制したFC東京が、日本のチームとしては初めて、本大会の優勝を飾りました。

FC東京は立ち上がりから積極的にリガ・デ・キトのゴールに迫りました。MF石川直宏選手が右サイドから中に切り込む得意の形で鋭いシュートを放ち、両チームのフィールドプレーヤーの中で最も長身のFW平山相太選手が高さを生かして空中戦に競り勝ちました。セットプレーのチャンスには、MF森重真人選手も果敢にゴールを狙いました。

均衡を破ったのはリガ・デ・キト。29分にFWエルナン・バルコス選手が短いドリブルでDF今野泰幸選手をかわし、右足でゴール左隅に低い弾道のシュートを決めました。しかし、FC東京もその5分後に同点に追いつきます。MF田邉草民選手の意表を突いたロングシュートを、GKアレクサンデル・ドミンゲス選手はキャッチできず、こぼしたボールをすかさず走り込んだ平山選手が蹴り込みました。

63分にはリガ・デ・キトが再びリード。MFパトリシオ・ウルティア選手が、GK権田修一選手の逆を突いてPKを決めました。最後まで諦めないFC東京は、後半アディショナルタイム1分に起死回生の同点ゴールをものにしました。後方からのクロスを平山選手が競り、素早く走り込んだFW大黒将志選手が左足で巧みに決めました。ペナルティーエリア内で独特の得点感覚を持つストライカーの一撃で、決着はPK戦に持ち込まれました。

リガ・デ・キトの先攻で始まったPK戦は、1本目を権田選手がセーブ。キッカーは試合中にPKを決められたウルティア選手で、権田選手は試合後に「絶対に止めてやるという気持ちで臨んだ」と振り返りました。最後はMF梶山陽平選手が落ち着いて決め、FC東京が初の国際タイトルを獲得。城福浩監督(当時)は「ピッチに立った選手たちが、この貴重な経験を必ず血となり肉とするような決意を持って戦ってくれた」と振り返りました。

スルガ銀行チャンピオンシップ2014 CHIBA
Jリーグヤマザキナビスコカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦

柏レイソル(日本)vsラヌス(アルゼンチン)
2014年8月6日(水) 19:00 キックオフ (予定) 千葉/日立柏サッカー場
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