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FC東京U-15むさしなど8チームが2回戦突破 高円宮杯 JFA 第36回全日本U-15サッカー選手権大会

2024年12月16日

FC東京U-15むさしなど8チームが2回戦突破 高円宮杯 JFA 第36回全日本U-15サッカー選手権大会

高円宮杯 JFA 第36回全日本U-15サッカー選手権大会は12月15日(日)に2回戦の8試合を行い、準々決勝進出チームが決まりました。

ピックアップマッチ1

FC東京U-15むさし 7-0(前半1-0、後半6-0) 浜松開誠館中学校

セレッソ大阪U-15(関西4/大阪)との1回戦を5-0で大勝したFC東京U-15むさし(関東8/東京)が、2回戦でも浜松開誠館中学校(東海3/静岡)から大量得点を挙げて勝利を収めました。

浜松開誠館中は、FC東京の強烈な攻撃陣を抑えようと、序盤から4-4-2のブロックをしっかりつくって対応。それでも引きすぎず、果敢にボールを奪いに行き、ショートカウンターを狙います。対するFC東京は相手の守備網をなかなか崩せず、ゴール前に運ぶことができませんでしたが、徐々に右サイドバックの橋本凜来選手や左サイドハーフの高井鉄勝選手の縦への突破でチャンスをつくります。すると32分、橋本選手の突破からの絶妙なクロスに、中央で高井選手が合わせて待望の先制点を奪いました。

先制点で肩の荷が下りたのか、後半に入ると攻撃陣が爆発します。49分に高井選手のシュートのこぼれ球を梶山蓮翔選手が詰めて2点目を挙げると、その1分後には梶山選手のラストパスを高井選手が冷静に決めて3-0に。61分には中島璃久選手が得意の左足でミドルシュートを沈めました。終盤になっても攻撃の手を緩めず、78分に城秀人選手、アディショナルタイムに塩崎春斗選手、北原槙選手が立て続けにネットを揺らして7-0で試合終了。浜松開成館中のGK伊藤冬真選手が再三にわたりスーパーセーブを見せるも、それを上回る攻撃力を示したFC東京が準々決勝に駒を進めました。

ピックアップマッチ2

ファジアーノ岡山U-15 0-1(前半0-0、後半0-1) 浦和レッズジュニアユース

1回戦でカマタマーレ讃岐U-15(四国2/香川)を2-1で下したファジアーノ岡山U-15(中国1/岡山)と、同じく1回戦で名古屋グランパスU-15(東海2/愛知)と3-3の激戦の末、PK戦を制した浦和レッズジュニアユース(関東7/埼玉)が対戦しました。

序盤から互いに様子を見ながらけん制し合う展開で、なかなかチャンスが生まれません。その中で、「岡山さん(ファジアーノ)が良い守備をしてきて構えられてしまい、それを裏返したり、逆に持っていったりすることができなかった」と金生谷仁監督が振り返った通り、レッズはビルドアップがうまくいかず、徐々にファジアーノが主導権を譲る展開となります。ファジアーノは、ボランチの堤清史郎選手が積極的にボールに関与し長短のパスでチームを前進させ、元野蒼空選手と伍賀悠真選手の2トップが最前線で溜めをつくり、相手ゴールを脅かします。しかし、4バック全員が身長180cm超えと体格差で有利に立つレッズの牙城を崩せませんでした。

一方のレッズは、井原桜太選手や蔦澤洋紀選手らが個人のテクニックで突破を図り、右サイドバックの髙橋奏太選手が積極的な攻撃参加でアクセントを加えます。それでもなかなかゴールを割ることができず、PK戦突入が濃厚かと思われた80分、ついに試合が動きました。レッズがセットプレーのチャンスから、こぼれ球に松坂碧生選手が反応すると、そのボールがクロスバーに当たってネットに吸い込まれ、先制点を奪いました。その後の長いアディショナルタイムも、レッズが集中して守り切り、準々決勝進出を決めました。

監督・選手コメント

高井鉄勝 選手(FC東京U-15むさし)
相手がチーム全体で泥臭く守備をしてきたので、最初は苦戦しました。ただ、自分のゴールで流れをつくって、その後にチームでどんどん得点を決めることができました。常に1対1で勝つことを意識していますし、自分の役割はドリブルで相手を1枚はがして前に行くことなので、そのプレーが得点につながったのは成果です。また、自分はヘディングがすごく苦手ですけど、たくさん練習をしてきた結果が、得点につながって良かったです。

金生谷仁 監督(浦和レッズジュニアユース)
相手が良い守備をしてきて、それを崩せない状況が続きました。また、昨日の試合の疲れもあって、アクションの数が少なく、難しい展開となりました。相手にやりたいようにやられてしまったのかなと思います。最後に点を取れたらラッキーだなと思っていた中で、得点を決めてくれた。このチームで少しでも長く戦えることとなり、本当にうれしく思います。

松坂碧生 選手(浦和レッズジュニアユース)
チームとしてはビルドアップがうまくいかず、そこから相手の流れになってしまい、厳しい部分がありました。相手は背後へのボールに弱いと思っていたので、もっとロングボールを増やしていければ良かったのかなと思います。(ゴールの場面は)コーナーキックのやり方を変えて、そこから良い感じにボールがこぼれてきて、右足でうまく当てられたと思います。得点が入った瞬間はとてもうれしかったです。

伍賀悠真 選手(ファジアーノ岡山U-15)
相手が格上のチームだということは頭に入っていました。試合が始まると、なかなかボールを奪えなかったり、攻撃に厚みを持たせられなかったりしたのが正直なところです。個人としては、フリーであればどんどんシュートをうっていこうという意思はありました。少し遠めのシュートレンジでも狙っていきましたが、ゴールを決めることができませんでした。そこに対しては本数ではなく、質がまだまだついてきていなかったと思います。

大会期間:2024年12月14日(土)~12月27日(金)
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