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高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2019 マッチスケジュール決定のお知らせ 大会ビジュアルには「アオアシ」の青井葦人を起用
2019年03月15日
4月6日(土)に開幕する「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2019」のマッチスケジュールが決定しましたのでお知らせします。
なお今年の大会ビジュアルには、昨年に引き続き、Jユースを舞台にリーグ戦を戦う人気マンガ「アオアシ」の主人公・青井葦人(アオイ アシト)を起用しました。今回のコンセプトは「想像を、超えてこい」。今の自分やライバルを超えるために激しいリーグ戦を戦う高校生たちの、想像を超えたチャレンジや成長する瞬間を表現しています。
※「アオアシ」
Jリーグの高校生年代の育成組織「Jユース」のチームに所属することになった愛媛県出身の主人公・青井葦人(アオイ アシト)が親元を離れ、リーグ戦を通じて仲間とともに切磋琢磨し成長していくサッカーマンガです。2015年6号から小学館『週刊ビッグコミックスピリッツ』にて連載中。作者は、月刊!スピリッツ誌上で「ショート・ピース」などストーリー構成の高い作品を発表し、今回から初の週刊連載となる小林有吾氏。取材・原案協力にスポーツライターの上野直彦氏が加わり、今までにない「リアルなユース世代」のサッカーマンガと人気となっています。
また、出場チームの各監督から、本大会に向けたコメントを頂戴しました。
プレミアリーグ EAST 出場10チーム 監督コメント
青森山田高校 黒田剛 監督
今年で9年連続の出場となりますが、過去の様々な経験を活かしながら、今年も残留を目指して頑張りたいです。我々は高体連のチームです。心技一体というところをベースに、教育の上にサッカーをのせる、そして社会に出てもプロ選手になっても人前で恥ずかしくない、しっかりした言動や行動を取れるような選手、人間の育成をしていきます。最終的には日の丸を背負ったときに素晴らしい選手になるということを信じて我々も指導していますので、その方針をぶらさずに今年一年間頑張っていきたいです。
尚志高校 仲村浩二 監督
リーグ創設1年目以来、2回目の参加となります。福島県は震災があり、子どもたちが十分にサッカーをできない時期がありました。福島の子どもたちに高校年代最高峰の戦いを見せてあげたいという点も目標に掲げてきましたので、開幕を非常に楽しみにしています。ぜひ地元の小学生をたくさん呼んで、いいゲームができればと思います。
鹿島アントラーズユース 中村幸聖 監督
鹿島アントラーズアカデミーでは、FIFAクラブワールドカップでレギュラーの中心選手として活躍する、世界に挑む選手を多く輩出するということを目標に取り組んでいます。プレミアリーグではまず1年しっかりと戦い、残留を目標に頑張っていきたいです。
浦和レッドダイヤモンズユース 上野優作 監督
昨年は非常に苦しいシーズンでしたが、その中で選手が成長できたのはリーグの苦しさがあったからだと思います。我々が大切にしていることは、走ること、戦うこと、規律を守ること。また、この3つをベースにチーム活動および選手を育てること、そしてオフザピッチもしっかり教育することです。この基本を忘れず全力で戦っていきたいです。
大宮アルディージャU-18 丹野友輔 監督
2017年に降格し、昨年はプリンスリーグ関東で戦いました。プリンスリーグもレベルが高く、その中で選手も非常に成長してくれました。今年はプレミアリーグで戦うことになりましたが、より高いレベルのリーグで戦えることに感謝し、選手の成長に繋げていきたいです。
市立船橋高校 朝岡隆蔵 監督
プレミアリーグに参入して6年目になりますが、ここ数年は降格に足を踏み入れそうな立ち位置になっており、後期でなんとか頑張って残留しています。今年はスタートから選手・自分と向き合い、自己理解を進めながらチームとしての形をつくりたいです。個人がこのリーグにいることで成長できる部分もあると思いますので、残留は最低目標として、選手とともに頑張りたいです。
柏レイソルU-18 山中真 監督
今シーズンもこの素晴らしい環境の中でプレーできることを嬉しく思います。選手の特徴を活かし、そこをさらに伸ばし、ひたむきに戦っていきたいです。
流通経済大学付属柏高校 本田裕一郎 監督
2016年に降格し、2017年はプリンスリーグ関東で戦いました。なんとか1年で這い上がれたのは奇跡に近いと思っています。それぐらい、プリンスもプレミアもレベルが高いです。大きな目標はプレミアリーグでトップを争うことですが、小さな目標はもう二度と降格しないこと。また、判断力の早さを追求して、指導していきたいです。
清水エスパルスユース 平岡宏章 監督
今年で9回目のリーグ参加となりますが、この最高峰のリーグで毎年強く感じることは、戦うにつれて一人ひとり、選手もチームも成長していくということです。クラブとしてはハードワークすること、そしてチームとしては大局観を持ってサッカーをやる。相手を見てどういう状況なのか、そういういったことを感じながら、勝利を目指して頑張りたいです。
ジュビロ磐田U-18 世登泰二 監督
昨年初めてプレミアリーグに参入していろいろな経験をした中で、やはり、このリーグに毎年い続けて経験することが、選手、チームの成長にとても大事だと強く感じました。チームとしては攻守に主導権を握る、そのためにアグレッシブに戦う、積極性を打ち出した指導を心がけていきたいです。今年もまた苦しい1年になるかと思いますが、来年以降もこの環境でプレーすることを最初の目標に頑張りたいです。
プレミアリーグ WEST 出場10チーム 監督コメント
名古屋グランパスU-18 古賀聡 監督
クラブが目指している、攻守一体の攻撃的サッカーがまずは基本にあります。相手を相手陣内に押し込み続け、多くのゴールを奪い、勝利を掴む。この基本にいつも立ち返り、ぜひ頂点を掴みたいです。
京都サンガF.C. U-18 手島和希 監督
全員攻撃、全員守備で主導権を握れるようにやっていきたいです。チームとして活動しながら、個人の成長を促していきます。
ガンバ大阪ユース 島田貴裕 監督
攻守一体化がチームコンセプトです。ボールを失った場合でも即時に回収し、できるだけ早く攻撃的なプレーに繋げていきたい。昨年は最終節まで優勝の可能性があり、そういったモチベーションの中で戦えた経験はとても価値がありました。今年もぜひ、そういう争いに加われるように頑張りたいです。
セレッソ大阪U-18 海本慶治 監督
個人の育成、質を上げていくことにフォーカスしていきたいです。また、彼らは選手である前に学生なので、高校生活を疎かにせず、人としても成長していってほしいです。
ヴィッセル神戸U-18 野田知 監督
私がU-18の監督をやって8回目のシーズンになりますが、チームのスタイルをブレずに貫いてやっていきたいです。大変なシーズンになると思いますが、一番は選手の成長だと思うので、そこの手伝いもしっかりやっていきたいです。
サンフレッチェ広島F.Cユース 沢田謙太郎 監督
プレミアリーグが中心となる1年間になると思いますが、選手たちは先輩たちの苦しい涙、喜びも間近で見てきたので、高いモチベーションのもと、この大会に臨んでいます。リーグを通して得られる経験は、その後の選手の成長の糧となってくれると思うので、精一杯戦っていきたいです。
愛媛FC U-18 青野大介 監督
第1回大会に参加、第2回大会で降格し、今回戻ってくることができて嬉しく思います。愛媛らしさ、トップチームも含めて「粘り強く戦う」ことを共有しているので、苦しい中でも粘り強さをしっかり出しながら、その中で、自分たちがやりたいことができる時間を長く作りたいです。クラブとしては選手もスタッフも育てて、上につながるように成長していきたいです。
アビスパ福岡U-18 藤崎義孝 監督
2度目の参入で、今年3年目になりますが、昨年、一昨年と本当にギリギリで残留してきました。勝点1を積み重ねながらでも、しがみついていこうと思っていましたが、結局2分けしかできず、負けも多かったです。引き分けに持ち込もうとしても簡単にはできない厳しいリーグという認識があります。今年はトップチームも攻撃的なスタイルで守りのチームから攻撃的なチームになることを打ち出しているので、アカデミーも同じく、守るだけではなく、攻撃的な戦い方を打ち出し、勝点3を積み上げるような、前向きで強気な戦いをしていきたいです。
東福岡高校 森重潤也 監督
9年連続の出場になりますが、このリーグでたくさんのことを学んで経験し、その中で選手、スタッフ一人ひとりが日本サッカーのために一生懸命にやれる素晴らしいリーグだと思います。我々は高体連の中で学校教育の部活動ではありますが、サッカーを通じて、また選手一人ひとりが次のステージに向かって、羽ばたけるように努力したいです。
大津高校 古閑健士 監督
プレミアリーグ3回目の参入を果たすことができました。我々は熊本の公立高校なので、この最高峰のリーグに参入して、子どもたちが同じ年代の素晴らしい選手たちと一緒に戦うことができることで、自分に何ができるのか、何が足りないのかということを理解できる大会になるのではないかと思います。できることはさらにできるように、できないことはひとつでもできるように、日々精進していきたい。残留を最低限の目標に、一戦一戦、大事に戦いたいです。
大会期間:2019年4月6日(土)~2019年12月8日(日)