高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023は5月13日(土)と14日(日)に第6節を開催します。

EAST

EASTでは前節、首位が入れ替わりました。前節まで首位だった川崎フロンターレU-18（神奈川）は市立船橋高校（千葉）と対戦し、41分にMF志村海里選手（#7）のゴールで先制します。その6分後に追い付かれると、87分には勝ち越しゴールを奪います。しかし、再び6分後の90+3分に市立船橋のFW郡司璃来選手（#10）に同点ゴールを決められ、勝ち点1を分け合う結果となりました。

川崎Fに替わって首位に立ったのは青森山田高校（青森）です。大宮アルディージャU18（埼玉）と対戦した第5節では18分に先制を許しましたが、後半に入って攻撃陣が得点を重ねます。55分のDF山本虎選手（#4）の同点ゴールを皮切りに3得点で逆転勝利をつかみました。第6節で青森山田は流通経済大学付属柏高校（千葉）、川崎Fは昌平高校（埼玉）と対戦します。

さらに前節は3位と4位の順位にも変動がありました。3位の前橋育英高校（群馬）と4位の尚志高校（福島）による直接対決では、尚志が4-2で勝利し、3位に浮上。前橋育英は今季2敗目を喫し、連勝も3でストップしました。尚志は市立船橋、前橋育英は柏レイソルU-18（千葉）とそれぞれ激突します。

その他、横浜F・マリノスユース（神奈川）はFC東京U-18（東京）、旭川実業高校（北海道）は大宮と対戦します。

WEST

WESTでも名古屋グランパスU-18（愛知）から静岡学園高校（静岡）に首位チームが替わりました。前節、名古屋は米子北高校（鳥取）と対戦しましたが、開始直後の2分と3分にMF小村日向選手（#14）に連続ゴールを奪われ、2-3で敗戦。一方の静岡学園は勝ち点で並ぶ神村学園高等部（鹿児島）との上位対決をFW神田奏真選手（#9）の2ゴールもあり、3-1で勝利しました。今節、首位の静岡学園は2位の名古屋との首位攻防戦、4位に順位を落とした神村学園は履正社高校（大阪）との対戦が待ち受けます。

3位に浮上したのはサンフレッチェ広島F.Cユース（広島）。前節は東福岡高校（福岡）と対戦し、4-0で快勝しています。これにより第2節からの無敗を4試合としました。第6節ではサガン鳥栖U-18（佐賀）と対戦します。WEST最多優勝を誇る広島と、昨年度のプレミア王者である鳥栖の一戦は好ゲームが期待できそうです。

上位進出を目指す7位の大津高校（熊本）は10位の横浜FCユース（神奈川）と対戦します。大津はここまで2勝1分け2敗と五分の星。特筆すべきはリーグ2位の16得点をたたき出している攻撃力です。得点ランキング2位（6得点）のMF碇明日麻選手（#10）を中心にゴールを量産しています。一方でリーグ最多の17失点が勝敗に大きく影響しているのがうかがえます。攻撃力で相手を圧倒するか、それとも守備を向上させて勝利につなげていくか、大津の戦い方に注目が集まります。今節対戦する横浜FCはリーグ3位タイの7失点と守備が安定しており、今後を占う試金石となりそうです。

その他、ジュビロ磐田U-18（静岡）は東福岡、米子北はヴィッセル神戸U-18（兵庫）と対戦します。

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式Twitter

大会期間：2023年4月1日(土)～2023年12月3日(日)

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