高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023は10月14日(土)と15日(日)に第18節を開催します。

EAST

2位につける尚志高校（福島）は、ホームで首位・青森山田高校（青森）との東北勢対決に挑みます。前回の対戦時は前半に2失点を喫し、流れを引き寄せることができないまま1-3で敗戦しているため、今回の一戦は試合の入り方が一つのポイントに。両者の主導権争いに注目です。この2チームを追い掛けるのが、川崎フロンターレU-18（神奈川）。これまで戦った試合は「16」と、青森山田（17試合消化）より1試合少ない状況ですが、その青森山田に勝ち点差7をつけられています。旭川実業高校（北海道）と対戦する今節は、是が非でも勝ち点3を積み上げたいところです。

流通経済大学付属柏高校（千葉）は前節、旭川実業に勝利し、今季2度目の連勝を達成しました。勝利を挙げた直近の2試合はともに前半のうちに先制点を奪い、試合を優勢に進めました。横浜F・マリノスユース（神奈川）をホームに迎える今節も幸先の良い試合運びができれば、3連勝が見えてきます。

FC東京U-18（東京）と前橋育英高校（群馬）による一戦は攻撃的な展開が期待されます。前回、両チームが対戦したときは前橋育英が3点先行しましたが、後半に入ってFC東京が怒とうの追い上げを見せました。最終的にはMF山﨑勇誠選手（#14）のゴールが決勝点となり、前橋育英が4-3で勝利しました。今回の対戦も攻撃的な90分になるか、はたまた1点をめぐる緊迫した試合になるか注目です。

その他、大宮アルディージャU18（埼玉）と柏レイソルU-18（千葉）、市立船橋高校（千葉）と昌平高校（埼玉）が対戦します。

WEST

神村学園高等部（鹿児島）は第12節以来、白星から遠ざかっています。複数得点を続けたシーズン序盤と異なり、ここ数試合は無得点で終えることが増えています。ヴィッセル神戸U-18（兵庫）をホームに迎える今節は攻撃陣が奮起するでしょうか。第12節以降の6試合で4勝2敗と勝ち越しているジュビロ磐田U-18（静岡）は、首位のサンフレッチェ広島F.Cユース（広島）との一戦に臨みます。前節、今季2度目の完封勝利を達成した磐田の守備陣が、リーグ2位の得点数を誇る広島の攻撃をいかに抑えるかが、試合のポイントになりそうです。

サガン鳥栖U-18（佐賀）は、静岡学園高校（静岡）とホームで対戦。前回対戦時は2度のリードを生かせず引き分けに終わっているため、今節は白星をつかみたいところです。後期に入り、1勝2分け3敗と黒星が先行しているのが名古屋グランパスU-18（愛知）です。6試合のうち4試合は先制点を許し、追い掛ける展開を強いられているため、今節の履正社高校（大阪）戦は、慎重に試合に入り、序盤の失点を避けることが勝ち点獲得への第一歩となります。

第12節以降、5勝1分けと好調の米子北高校（鳥取）が、横浜FCユース（神奈川）から勝ち点を奪い、無敗記録を伸ばせるかにも注目です。なお、大津高校（熊本）が一定期間、部活動を停止しているため東福岡高校（福岡）との試合は不実施となり、3-0で東福岡高の勝利となります。また先週実施されなかった神戸との一戦も同様に神戸が3-0で勝利という形でリーグを進めることになりました。

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

大会期間：2023年4月1日(土)～2023年12月3日(日)

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