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鳥栖がリーグ4勝目 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024第10節

2024年07月01日

鳥栖がリーグ4勝目 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024第10節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024WESTは6月29日(土)と30日(日)に第10節を実施。トヨタスポーツセンター第2グラウンド(天然芝)では名古屋グランパスU-18(愛知)とサガン鳥栖U-18(佐賀)が対戦しました。

ピックアップマッチ

名古屋グランパスU-18 1-3(前半0-2、後半1-1) サガン鳥栖U-18

前節を終えた時点で、3位の名古屋と2位のサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)の勝ち点差は「3」。DF青木正宗選手(#4)が「勝つか負けるかによって、優勝争いに絡めるか停滞するかの大事な試合」と口にする通り、名古屋は今回の一戦の結果次第では順位が上昇する可能性がありました。

先手を取って試合を優位に進めたい名古屋ですが、先にスコアを動かしたのはアウェイの鳥栖でした。「日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会の予選でさまざまなチャレンジをして大敗した。ゴールを奪う、ゴールを守るというところからリスタートした」と田中智宗監督が話すように、ボールを奪うと名古屋守備陣の裏を狙います。すると、6分にはMF山﨑遥稀選手(#6)のフィードからFW新川志音選手(#15)がゴールネットを揺らしました。

この後、名古屋が主導権を握る展開が続きましたが、鳥栖もプレミアリーグ初出場のGKエジケ唯吹ヴィンセントジュニア選手(#41)が好セーブを見せるなど、慌てずに対応。鳥栖は押し込まれながらも守備陣が粘り強く体を張ると、37分にはDF柿本優空選手(#13)が上げたクロスボールのこぼれ球をFW谷大地選手(#29)が押し込み、リードを2点に広げて試合を折り返します。

一方、ホームで2点のビハインドを負った名古屋は、後半から反撃に出ます。47分、グラウンダーのCKをDF伊澤翔登選手(#2)が決めて1点差とし、なおも攻勢を強めようと試みます。対する鳥栖も受けには回りません。後半途中からFW鈴木大馳選手(#10)やMF森夲勢那選手(#8)を投入。再び攻撃のギアを入れ、追加点を狙います。

迎えた80分、鳥栖はMF池田季礼選手(#24)がタメをつくってからDF岩村淳之介選手(#27)がクロスボールを送ると、ゴール前にこぼれたボールに新川選手が詰め、チームにとって貴重な3点目をマーク。名古屋の隙を突いた鳥栖がこのまま3-1で試合を進め、リーグ4勝目をつかみました。

監督・選手コメント

三木隆司 監督(名古屋グランパスU-18)
力不足でした。1失点目と2失点目は、危機察知や予測など、個人として身につけるべき部分が足りないと感じさせられる失点でした。もったいないように見えるかもしれませんが、練習への取り組みが表れたと捉えています。攻撃はテンポが少し遅かったように感じました。判断が遅く、判断を伴わないプレーが多くてボールがスムーズにつながらない。特に前半、ゴールを意識した中での速い判断が少なかった点は課題です。

DF #4 青木正宗 選手(名古屋グランパスU-18)
これまでは、良い形で試合に入れず、先制されることが多い中、最後は勝つことができていました。今日、序盤に失点したときも、チーム全体に「大丈夫だろう」という雰囲気がありましたが、そこまで甘くありません。自分たちが集中を欠いた瞬間を突かれての失点は反省すべきです。後半、1点を返せたことはプラスですが、自分たちは2点、3点を奪う力があります。今日の反省を生かし、次の試合に悔しさをぶつけます。

田中智宗 監督(サガン鳥栖U-18)
開始早々に先制点が取れたので、良い流れで試合に入れました。追加点も取って良い展開だったのですが、後半はもう少し2-0の時間を長くしたかった。セットプレーから失点し、苦しくなるかなと思っていたのですが、選手たちが本当に粘り強く戦ってくれました。本当に良いゲームができました。ずっと失点が多かった中、今節も1失点したけれど、選手が良く頑張ってくれていたので成長を感じました。

MF #6 山﨑遥稀 選手(サガン鳥栖U-18)
この試合から5バックを用いました。後ろの人数はいるので、ボールを持たれたらゴールを守りながら戦おうと意思統一しており、それが良い守備につながりました。高い位置でプレッシャーをかけて(相手を)潰せたので、ピンチも少なかったと思います。名古屋に押し込まれても崩されてはいなかったので、焦りも全くありませんでした。これまでの試合は試合の終盤に何度も失点していたのですが、そこを修正できた点も収穫です。

その他の試合結果

EAST
前橋育英高校 4-0(前半3-0、後半1-0) 鹿島アントラーズユース
流通経済大学付属柏高校 3-1(前半1-1、後半2-0) 昌平高校
市立船橋高校 0-3(前半0-0、後半0-3) 横浜FCユース
柏レイソルU-18 0-1(前半0-0、後半0-1) 尚志高校
川崎フロンターレU-18 2-1(前半0-0、後半2-1) 青森山田高校
FC東京U-18 2-1(前半1-1、後半1-0) 大宮アルディージャU18

WEST
神村学園高等部 5-1(前半3-1、後半2-0) 鹿児島城西高校
ヴィッセル神戸U-18 1-1(前半0-0、後半1-1) 帝京長岡高校
静岡学園高校 1-8(前半0-4、後半1-4) 大津高校
サンフレッチェ広島F.Cユース 2-0(前半1-0、後半1-0) 米子北高校
東福岡高校 0-1(前半0-0、後半0-1) ファジアーノ岡山U-18

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大会期間:2024年4月6日(土)~2024年12月8日(日)
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