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大津が激闘を制し初の日本一! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 ファイナル

2024年12月16日

大津が激闘を制し初の日本一! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 ファイナル

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 ファイナルが12月15日(日)に埼玉スタジアム2002で開催され、プレミアリーグEAST王者の横浜FCユース(神奈川)と同WEST王者の大津高校(熊本)が対戦。激闘の末に大津が3-0で勝利し、日本一の称号を手にしました。

横浜FCユース 0-3(前半0-1、後半0-2) 大津高校

王者同士の頂上決戦にふさわしく、序盤から両チームが陣形をコンパクトに保ち、激しい球際の攻防が繰り広げられました。15分には横浜FCがパスカットからショートカウンターでチャンスをつくり、MF柴草哲晟選手(#18)がシュートを放ちますが、これはGKの正面を突きます。

20分過ぎからは大津が押し込む展開となります。「相手がロングボールを多用してくるのは分かっていた」と横浜FCの和田拓三監督が話した通り、大津は前線にロングボールを入れてセカンドボールを積極的に拾い、二次攻撃、三次攻撃を仕掛けていきます。21分、31分にはFW山下景司選手(#9)が惜しいシュートを放ち、MF兼松将選手(#6)も40分に左足で相手ゴールを脅かしますが、こちらもわずかに枠を外します。

大津の山城朋大監督は「想定以上に堅いゲームになっていたので、スコアレスのまま前半終了になってもやむを得ないと思っていた」そうですが、前半終了間際にMF畑拓海選手(#8)が放ったミドルシュートが不規則な軌道を描いてゴールネットに突き刺さり、大津が1点をリードして前半を折り返します。

追い付きたい横浜FCは、後半開始から柴草選手に代えてMF四日裕歩選手(#39)を投入します。大津の山城監督が「相手の左サイドのマーキングを修正しようと思っていたところに選手交代があり、そのズレを突かれてしまった」と振り返ったように、横浜FCは後半の立ち上がりに二度にわたって左サイドを崩し、決定機を迎えます。しかし48分のFW庄司啓太郎選手(#9)のシュートは「緊張して変なところに当たってしまった」と、枠を外し、57分のDF佃颯太選手(#22)のシュートは惜しくもゴールポストに阻まれ、得点にはつながりません。庄司選手は「チャンスで決め切れなかったことで相手に流れが傾いてしまった」と悔やみました。

ピンチを切り抜けた大津はその後、ハイプレスで相手に自由を与えず、高い位置でのボール奪取から何度もゴールに迫っていきます。76分にはDF野口悠真選手(#3)のクロスから山下選手が「あまり得意ではない」というヘディングシュートを決めてリードを広げると、相手が前がかりになった後半アディショナルタイムには再び山下選手がゴールネットを揺らします。「得意なプレーで、いつも狙っている」というミドルエリアからのシュートを決め、試合を決定づけました。3-0で勝利した大津が、初の頂点に立ちました。

監督・選手コメント

和田拓三 監督(横浜FCユース)
相手はすごく力のあるチームで、自分たちのサッカーがなかなかできなかったのですが、選手たちは本当によく戦ってくれました。相手がロングボールを多用してくるのは分かっていたのですが、セカンドボールが相手のところに転がってしまう場面が多く、特に前半はなかなか回収できませんでした。後半の立ち上がりは改善が見られ、チャンスもつくれましたが、決め切れなかったことでもう一度、相手に流れを持っていかれてしまいました。

FW #9 庄司啓太郎 選手(横浜FCユース)
前半は自分たちのペースがつかめず、相手のペースになってしまい、最後に点を決められてしまいました。後半は自分のチャンスもあったのですが決め切れず、相手に流れが傾いて負けてしまいました。自分の状態は決して悪くはなかったのですが、相手のディフェンスの方が上回っていたと思いますし、自分の力不足を感じました。埼玉スタジアムは小さい頃から憧れていた場所で、すごく大きく見えましたし、プレーしやすかったです。

山城朋大 監督(大津高校)
想定以上に堅いゲームになっていたので、スコアレスのまま前半終了になってもやむを得ないと思っていました。畑選手が素晴らしいゴールを決めてくれて、後半の立ち上がりは相手の左サイドのマーキングを修正しようと思っていたところに選手交代があり、そのズレを突かれて二度ほど決定機をつくられてしまいました。運よく失点を回避し、最終的にエースストライカーの山下選手がしっかり仕事をしてくれたことが優勝につながりました。

FW #9 山下景司 選手(大津高校)
1点目は、野口選手から良いボールが来ると信じていました。マークを外す動きやクロスからヘディングで決めるのはあまり得意ではないのですが、朝練などで積み上げてきたものが出せて良かったです。2点目は、ああいったシュートが得意というか好きなプレーなので、コースが見えた瞬間、思い切って打つだけでした。ディフェンス陣が耐えてくれていたので、なんとかゴールでチームに勢いをもたらしたいという思いで、常に一発を狙っていました。

日程:2024年12月15日(日) 12:00 キックオフ(予定)
会場:埼玉/埼玉スタジアム2002
対戦:横浜FCユース(EAST王者) vs 大津高校(WEST王者)
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