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横浜FCと青森山田が勝ち点1を分け合う 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 第13節

2025年09月16日

横浜FCと青森山田が勝ち点1を分け合う 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 第13節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025は、9月13日(土)、14日(日)、15日(月・祝)に各地で第13節を開催しました。ニッパツ三ツ沢球技場では、15日に横浜FCユース(神奈川)と青森山田高校(青森)が対戦しました。

ピックアップマッチ

横浜FCユース 1-1(前半0-0、後半1-1) 青森山田高校

前半は、やや静かなゲーム展開となりました。横浜FCの和田拓三監督は「相手の出方を見すぎて受け身になる部分があった」とその要因を分析し、青森山田の正木昌宣監督は「前節の試合で前半に2失点して苦しい戦いを強いられたので慎重になったのと、青森との気温や湿度の差もあった」と振り返っています。

横浜FCはDF松尾蒼大選手(#2)やMF鈴木晴弥選手(#26)を使ってサイドからの崩しを図りますが、決定機に結びつけることができません。青森山田は持ち味であるCKやロングスローに活路を見いだそうとしますが、こちらも相手の集中した守備に阻まれます。

スコアレスで迎えた後半は青森山田が攻勢に打って出ますが、それを逆手に取って横浜FCが先制します。66分、DF秦樹選手(#4)から左サイドに開いた鈴木選手にロングパスが通ると、鈴木選手はアンダーラップを仕掛けたDF佃颯太選手(#10)にスルーパス。佃選手が丁寧なクロスを入れた先には、この日が肩のけがからの復帰戦だったMF岩崎亮佑選手(#8)が待っていました。「少し差し込まれて、狙った形ではなかった」と岩崎選手は振り返りますが、左足で合わせてゴールネットを揺らしました。

時間を使いながら逃げ切りを図る横浜FCに対し、青森山田は猛攻を仕掛けます。迎えた90+3分、相手DFのバックパスが短くなった瞬間を見逃さなかったのは、正木監督から「前に上がって点を取ってこい」と指示を受けていたDF大場光翔選手(#5)でした。「バックパスを狙って走り続けていた」という執念が実る形で同点ゴールが生まれ、試合は1-1で終わりました。

横浜FCの和田監督は「失点シーンは修正しなければいけない部分だが、自分たちで得点を決め切るところに課題感を持って取り組んでいきたい」と今後への課題を語り、青森山田の正木監督は「無失点で進めながら試合を優位に進められる戦いをしていきたい」と気を引き締めました。

監督・選手コメント

和田拓三 監督(横浜FCユース)
自分たちのサッカーをやろうと話をして試合に入った中で、選手たちが応えてくれた時間帯は多くありました。得点シーンはイメージ通りでしたが、ほかにも同じように攻め込んだ場面はありました。決めるべきところを決めないと、こういうゲームになります。相手の出方を見すぎて受け身になった部分がありました。失点シーンは修正しなければいけない部分ですが、自分たちで得点を決め切るところに課題感を持って取り組んでいきたいと思っています。

MF #8 岩崎亮佑 選手(横浜FCユース)
悔しい一戦でした。前線の選手がもう1点取っていれば勝てたと思いますし、チーム全員が責任を負うべき試合だったと思います。得点シーンは、ニアゾーンからのクロスボールはチームとして練習し続けてきた形で、中央でうまくフリーになることができました。少し差し込まれて、狙った形ではなかったのですが、うまく入ってくれました。リーグ前半戦はけがで試合に出られなくてチームに迷惑をかけたので、後半戦は試合に出て、得点で勝利に貢献していきたいです。

正木昌宣 監督(青森山田高校)
前節から守備面を修正したいと思って取り組んだ中で、前半はよくやってくれましたが、後半は前がかりになったところで背後を取られるシーンが増えたので、狙っていた試合展開ではなかったです。前半に先制できていれば違う流れになっていたと思います。ラストで1点を取れたのはプラス要素になると思います。青森山田らしく最少失点でいきながら、常にゲームを優位に進められる戦いを来週からして、この試合を浮上のきっかけしていきたいです。

DF #5 大場光翔 選手(青森山田高校)
前半に先制して良い流れに持っていこうと思っていたのですが、相手の2トップの1枚が落ちてきたところをセンターバックで潰しきれず、相手の前進を許してしまいました。ハーフタイムには「1点を狙いにいくぞ」と話し合っていたのですが、自分たちのディフェンスラインの甘さで失点してしまいました。得点の場面は、監督に「前に上がって点を取ってこい」と言われたので前線に入り、取り返す気持ちでずっと走り続けてバックパスを狙っていました。

その他の試合結果

EAST
昌平高校 3-4(前半0-1、後半3-3) 流通経済大学付属柏高校
浦和レッズユース 0-4(前半0-1、後半0-3) 柏レイソルU-18
FC東京U-18 1-0(前半0-0、後半1-0) 東京ヴェルディユース
川崎フロンターレU-18 2-1(前半0-1、後半2-0) 市立船橋高校
前橋育英高校 1-3(前半1-1、後半0-2) 鹿島アントラーズユース

WEST
神村学園高等部 1-0(前半1-0、後半0-0) ガンバ大阪ユース
静岡学園高校 2-2(前半2-0、後半0-2) サガン鳥栖U-18
ファジアーノ岡山U-18 0-2(前半0-1、後半0-1) 大津高校
ヴィッセル神戸U-18 3-0(前半1-0、後半2-0) 帝京長岡高校
サンフレッチェ広島F.Cユース 1-0(前半1-0、後半0-0) 東福岡高校
名古屋グランパスU-18 0-3(前半0-1、後半0-2) アビスパ福岡U-18

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大会期間:2025年4月5日(土)~2025年12月14日(日)
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