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静岡学園が岡山との打ち合いを制する 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 第16節

2025年10月06日

静岡学園が岡山との打ち合いを制する 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 第16節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025は10月4日(土)、5日(日)に各地で第16節を実施しました。時之栖スポーツセンター 時之栖Aグラウンド(人工芝)では、5日に静岡学園高校(静岡)とファジアーノ岡山U-18(岡山)が対戦しました。

ピックアップマッチ

静岡学園高校 5-3(前半2-1、後半3-2) ファジアーノ岡山U-18

立ち上がりから主導権を握ったのは、2連敗中の静岡学園でした。「とにかく走る量を増やそうという単純な発想がうまく機能した」と川口修監督が振り返ったように、高い個人技を持つ選手たちがハードワークをこなし、相手ゴールに迫っていきます。22分にMF松井翼選手(#15)のクロスからFW佐々木雄基選手(#14)のダイレクトボレーで先制点を奪うと、39分には佐々木選手が相手GKのファウルを誘ってPKを獲得し、FW坂本健悟選手(#18)が決めてリードを広げます。

対する岡山も後手に回らず、前半アディショナルタイムには前回の対戦時にハットトリックを決めているMF末宗寛士郎選手(#10)が反撃の1点を奪います。

後半も点の取り合いは続きました。立ち上がり早々の48分に静岡学園のMF四海星南選手(#8)が華麗なドリブルシュートを決めると、53分にはその四海選手のキープから「目が合った」という佐々木選手が縦パスを受けて流し込み、4-1とさらにリードを広げます。

岡山は梁圭史監督が「90分間を通じて、アグレッシブなプレーや粘り強く戦う姿勢は体現できた」と振り返ったように、ここでも受け身にならず、FW穐山唯人選手(#11)のPK、そしてCKからDF槙野海斗選手(#42)のダイレクトシュートで猛追します。

しかし、静岡学園は最後まで攻めの姿勢を崩しませんでした。90+3分、直前に投入されたばかりのMF足立羽琉選手(#28)がファーストタッチでダメ押しゴールを奪い、両チーム合わせて8ゴールが生まれた乱打戦に終止符を打ちました。

川口監督は「ある意味、静岡学園らしい勝利」とハードワークを続けた選手たちを称えました。一方、岡山のMF堤涼太朗選手(#14)は「残り6試合はホームゲームが多いので、全員の力でしっかり勝って、1つでも上の順位に食い込んでいけるように頑張っていきたい」と今後の戦いを見据えました。

監督・選手コメント

川口修 監督(静岡学園高校)
過去2試合で結果が出ていなかったので、「今日はとにかく走るぞ」と選手たちに伝えて送り出しました。前半はそれがうまく機能し、後半も点は取れましたが、ミスからの失点があったので、そこは課題として残りました。ただ、われわれには3点取られても4点取って勝とうという発想があり、だからこそリスクを冒してでも攻めに行くチームなので、今日の勝ち方はある意味、静岡学園らしかったと思います。この戦う姿勢を崩さずに今後につなげていきたいです。

FW #14 佐々木雄基 選手(静岡学園高校)
結果には満足しています。ボールを収めるプレーはできたのですが、守備面でもっと頑張れた部分があるので、もっともっと自分の特徴を出していかないといけないですし、そのためにしっかり練習しなければならないと感じました。先制点はクロスに対して左足を思い切り振ったらうまく当たってくれました。2点目は四海選手と目が合ってパスが来て、うまく左足から右足に持ち替えて決めることができました。あれは自分らしいゴールだったと思います。

梁圭史 監督(ファジアーノ岡山U-18)
先制点を与えてしまうというのは絶対に回避したいところでしたが、それを許してしまったのが大きかったですね。とはいえ、90分間を通じて、アグレッシブなプレーや粘り強く戦う姿勢は体現できたと思います。それを結果につなげられなかったのは私自身の課題ですし、選手たちは切り替えて次に向かっていってほしいと思います。個人の能力を高めていかないと次のステージでは困難に直面するというのを学ばせてもらった試合だったと思います。

MF #14 堤涼太朗 選手(ファジアーノ岡山U-18)
相手は個の力が優れているので1対1では負けないように、と試合前から話し合っていました。背後へのロングボールが効果的だというのは分かっていたので、そこをしっかり狙うようにしていましたし、セカンドボールを回収できるよう意識していたのですが、自分たちの甘さが今日の結果に出たと思います。残りの6試合はホームゲームが多いので、全員の力でしっかり勝って、1つでも上の順位に食い込んでいけるよう頑張っていきたいです。

その他の試合結果

EAST
昌平高校 1-2(前半0-1、後半1-1) 横浜FCユース
浦和レッズユース 2-2(前半0-1、後半2-1) 前橋育英高校
市立船橋高校 1-4(前半0-0、後半1-4) 青森山田高校
柏レイソルU-18 1-0(前半0-0、後半1-0) 東京ヴェルディユース
流通経済大学付属柏高校 0-2(前半0-0、後半0-2) 鹿島アントラーズユース
川崎フロンターレU-18 3-3(前半3-2、後半0-1) FC東京U-18

WEST
サガン鳥栖U-18 7-0(前半4-0、後半3-0) 帝京長岡高校
ガンバ大阪ユース 1-2(前半1-1、後半0-1) 大津高校
サンフレッチェ広島F.Cユース 2-1(前半0-0、後半2-1) ヴィッセル神戸U-18
東福岡高校 2-1(前半0-1、後半2-0) アビスパ福岡U-18
神村学園高等部 0-1(前半0-1、後半0-0) 名古屋グランパスU-18

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

大会期間:2025年4月5日(土)~2025年12月14日(日)
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