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ベスト4決定!いざ東京へ 第24回全日本大学女子サッカー選手権大会
2015年12月30日
12月29日(火)、第24回全日本大学女子サッカー選手権大会の準々決勝が行われました。全ての試合が僅差となり、早稲田大学、日本体育大学、徳山大学、神奈川大学がベスト4に進出しました。
早稲田大学 2-1(前半1-0、後半1-1) 姫路獨協大学
2年前、2回戦で顔を合わせた際は初出場の姫路獨協大学が勝ち、大会に大きな話題を残しました。両校ともボールを保持しながらゴールへの隙を伺う展開の中、前半31分、雪辱を期したい早稲田大学が、中村みづき選手からのクロスに山本摩也選手があわせ、先制します。
しかし、姫路獨協大学も粘り強く守備をしながら反撃のチャンスを伺い、53分 、左サイド山口千尋選手から多田彩華選手にボールが渡り、同点に追いつきます。その後は、早稲田大学が攻め立てますが、姫路独協大学もゴールを許さず、誰もがPK戦に突入するかと思った89分、松川智選手のCKを、高木ひかり選手がヘディングであわせ突き放し、早稲田大学が勝利しました。
新潟医療福祉大学 2-3(前半0-2、後半2-1) 日本体育大学
昨年の王者・日本体育大学に、北信越の雄、新潟医療福祉大学が挑みました。試合は、突破力と決定力の高い、日本体育大学が主導権を握ります。13分に平田ひかり選手、21分、52分に植村祥子選手がゴールを決め、王者の貫禄を見せつけます。
しかし、新潟医療福祉大学もあきらめず、83分、86分に松本苑佳選手、兼重紗里選手がゴールを奪って1点差に詰め寄り、日本体育大学を慌てさせました。試合はそのまま終了し、日本体育大学が昨年に続くベスト4進出を果たしました。
徳山大学 2-1(前半1-1、後半1-0)武庫川女子大学
厳しい2回戦を勝ち抜いてきた両チームの戦いは、武庫川女子大学が29分、コーナーキックの混戦から上野愛里選手が押し込みゴールを奪います。しかし、徳山大学もあわてることなく、34分に中央のカウンターから龍紗也加選手が決め、同点に追いつきました。そして、後半立ち上がりに、芥川奈美江選手が決めて逆転に成功すると、その後は、武庫川女子大学の反撃をしのぎきり、初めてベスト4へと駒を進めました。
静岡産業大学 0-2(前半0-0、後半0-2) 神奈川大学
3年ぶりのインカレで優勝を狙う神奈川大学と、初のベスト4進出を狙う静岡産業大学の対戦。両チームとも、主導権を譲らず、一進一退の攻防が続きます。0-0のまま試合は推移しますが、84分、神奈川大学の根本彩夏選手が中央を破り均衡を破ると、86分にも田中萌選手が得点を挙げ、試合を決めました。
今後のスケジュール
準決勝 1月15日(金) 東京/味の素フィールド西が丘
第1試合 11:00キックオフ 早稲田大学 vs 日本体育大学
第2試合 14:00キックオフ 徳山大学 vs 神奈川大学
3位決定戦・決勝 1月17日(日) 東京/味の素フィールド西が丘
3位決定戦 10:15キックオフ
決勝 13:00キックオフ
当日の試合速報は全日本大学女子サッカー連盟公式Twitter(@_juwfa)で行います。
また、公式Facebook、公式 Instagram(@_juwfa)にて最新情報を配信しております。
選手コメント
高木ひかり 選手(早稲田大学)
2年前に1度敗戦を喫している相手だったので、チャレンジャー精神を持って試合に入りました。序盤からペースを握り、よい流れから得点を奪う事が出来たのはよかったですが、相手にワンチャンスをものにされ、厳しい展開になってしまいました。焦ってしまい、同じようなパターンでしか攻撃できなかったことは課題です。しかし土壇場で勝利を勝ち取れたことはチーム全体の気持ちが切れずに戦い抜けたからだと思います。次戦の相手は王者・日体大ですが、引き続き早稲田らしさを出していきたいです。
櫻井麻友佳 選手(日本体育大学)
今年は、チームの雰囲気を大切にして一年を戦い、インカレを迎えました。前回大会の決勝はPK戦の末に大阪体育大学に勝利し、優勝を成し遂げることができました。2連覇をしなければいけないというプレッシャーもあり、兵庫ラウンドでは思うような試合展開をすることができませんでした。準決勝、決勝ではそのプレッシャーを力に変えて、76人の部員全員が2連覇に向けて感謝の気持ちと笑顔を忘れずに戦いたいと思います。
坂崎奏 選手(徳山大学)
初のベスト4に進出することができました。今日は31人とプラスアルファでやってきた事が、発揮できた試合だったと思います。チームとしてリスペクトとハードワークをモットーにプレーしてきて、相手チームを尊重した上で、自分達のできることを精一杯出しつくした結果が勝利に結びついたと思います。この試合を通して課題も見つかり、次の試合に向けて、もう一度チーム一丸となって取り組んでいきます。素晴らしい環境でサッカーができる事を楽しみに、チャレンジャーとして徳大らしく誇りを持って戦います。
長谷好美 選手(神奈川大学)
準々決勝の試合では終盤まで0-0の拮抗した試合が続き、焦る気持ちがありました。全員が最後まで諦めずゴールを目指した結果、勝利することができ、とても嬉しく思います。西が丘で準決勝が出来るという喜びと、日頃お世話になっている方々に感謝の気持ちを持って、GKとして無失点でチームの勝利に貢献できるように頑張ります。
第24回全日本大学女子サッカー選手権大会
2015年12月26日(土)~2016年1月17日(日)
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