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明日決勝!日体大と早大の関東対決 第25回全日本大学女子サッカー選手権大会
2017年01月14日
1月13日(金)、第25回全日本大学女子サッカー選手権大会(インカレ)の準決勝が味の素フィールド西が丘にて行われました。
15日(日)に開催する決勝に駒を進めたのは、日本体育大学と早稲田大学。同日、神奈川大学と武蔵丘短期大学は3位決定戦を行います。
日本体育大学 4-0(前半2-0、後半2-0) 神奈川大学
立ち上がりから両校が積極的にゴールを狙う中、均衡が崩れたのは9分。日本体育大学のコーナーキックからのこぼれ球を平田ひかり選手がシュート、これを三浦桃選手が触ってゴールに叩き込みます。その後神奈川大学は梅津美絵選手、田中萌選手ら中心にゴールに迫りますが、決定機を作ることができません。日本体育大学がボールを保持する時間が目立ちはじめる中、33分、三浦選手が相手DFから抜け出した江﨑杏奈選手の目の前に縦のボールを入れ、江﨑選手はそのままGKをかわしてゴール。神奈川大学を突き放します。
後半、交代枠を使いながらゴールに迫ろうとする神奈川大学をかわす日本体育大学は69分にも追加点を決めます。布施香菜子選手のフリーキックが壁をすり抜け、直接ゴールへ。さらに74分には、交代で入った児野楓香選手がドリブルで中央を突破し、パスを受けた島村友妃子選手がシュート。神奈川大学に一度もゴールを明け渡さず、日本体育大学が4-0で圧巻の勝利を収めました。
武蔵丘短期大学 1-2(前半0-2、後半1-0) 早稲田大学
両チームとも立ち上がりから相手ゴールに迫ります。先に均衡を破ったのは早稲田大学。16分、中村みづき選手から左サイドでパスを受けた河野朱里選手がクロスを上げ、ゴール前で待ち構えていた松原有沙選手が冷静にトラップしてシュート。チャンスを確実に仕留めた早稲田大学が先制点を奪います。早稲田大学はその後も攻勢を緩めず、26分には松原選手から三浦紗津紀選手が中央でパスを受け、前方に放ったボールを河野選手がシュート。武蔵丘短期大学はロングシュートが惜しくもバーに当たるなど早稲田のゴールを脅かす場面もありましたが、このまま前半が終了します。
後半、何とか追いつきたい武蔵丘短期大学は、48分に八浪直香選手を投入。序盤はゲームが膠着するも、57分に中央で園田瑞貴選手、長井咲季選手と素早くつないだボールを八浪選手がシュート。隙を突いたゴールで1点を返します。その後は猛追する武蔵丘短期大学と、受け身にならず攻め続ける早稲田大学の攻防が続きますが、スコアは動かないまま試合終了。2-1のリードを守りきった早稲田大学が決勝に駒を進めました。
15日(日)、いよいよ大学女子日本一が決定します。日本体育大学が王座を奪還するのか、早稲田大学が悲願の連覇を成し遂げるのか。3位争いからも目が話せません。
決勝は12:00、3位決定戦は9:15キックオフの予定です。
是非西が丘に足をお運び頂き、寒さを吹き飛ばす熱い戦いをご覧ください。
第25回全日本大学女子サッカー選手権大会
3位決定戦・決勝 1月15日(日) 東京/味の素フィールド西が丘
3位決定戦 9:15キックオフ 神奈川大学 vs 武蔵丘短期大学
決勝 12:00キックオフ 日本体育大学 vs 早稲田大学
監督・選手コメント
矢野晴之介 監督(日本体育大)
優勝までの2試合を戦い抜くため、層の厚さを強みにした布陣で臨んだ準決勝でしたが、いつも通りのパフォーマンスを発揮することが出来ました。出場する選手が変わっても戦い方を共有し、各々の長所を発揮出来るのが日体大です。 決勝はさらに攻守にアグレッシブな日体大を披露したいです。応援と選手、そしてスタッフ皆で日本一の笑顔の花を咲かせられるよう精一杯戦います。
前田莉紗 選手(日本体育大)
晴天に恵まれ、最高の応援の後押しを借りて決勝に進めたことが何よりの喜びです。神奈川大学は関東大学女子サッカーリーグ戦で既に戦っている相手であり、やりづらさを感じていました。いざ始まってみれば日体大が得意な崩しの形、フリーキックなどで追加点を挙げ、キーパーを含めたディフェンスは堅い守備で無失点と全員が活躍した試合となりました。決勝という晴れ舞台で、まだみんなと闘える幸せを噛み締め、そして楽しみ、必ず優勝します。
福島廣樹 監督(早稲田大)
武蔵丘短期大学との準決勝は、僅差の勝利で決勝に駒を進めることが出来ました。決勝は関東大学女子サッカーリーグ戦の覇者である強豪日本体育大学です。準決勝では神奈川大学に相手に4-0で勝利し、素晴らしい試合をしていました。早稲田大学が連覇するためには、関東大学女子サッカーリーグ戦で完敗した日本体育大学に勝ち、優勝するしかありません。早稲田の良さと集中力で日本体育大学に挑み、大学女子サッカーのレベルの高さを示して、応援していただいている皆様に楽しんでもらいたいと思っています。
松原有沙 選手(早稲田大)
準決勝では、苦しい試合になりましたがチーム全員で闘い勝ちきることができました。ただ改善点も多く、後半は早稲田らしいプレーができませんでした。しっかりと中日で改善し、次の決勝に繋げていきたいと思います。決勝では日本体育大学との対戦になります。関カレ(関東大学女子サッカーリーグ)では、0-3という大差で負けてしまいましたが、インカレの決勝という素晴らしい舞台でチャレンジする機会をいただくことができました。ここまで来ることができたのもチームの全員が共に同じ目標に向かい取り組んできたからです。このチームで試合ができるのも最後なので、優勝して全員が笑顔で終われるように早稲田としての誇りをもって必ず勝ちます。
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第25回全日本大学女子サッカー選手権大会
2016年12月24日(土)~2017年1月15日(日)