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大学女子サッカー頂上決戦、組み合わせ発表記者会見を実施 ~第26回全日本大学女子サッカー選手権大会~
2017年11月28日
第26回全日本大学女子サッカー選手権大会(インカレ女子)の組み合わせが決定し、11月27日(月)に記者会見を実施しました。全日本大学女子サッカー連盟の川本理事長とともに、返り咲きを狙う日本体育大学4年・羽座妃粋選手、3連覇に期待のかかる早稲田大学4年・中村みづき選手、関西第二代表の姫路獨協大学3年・山口千尋選手、中国第一代表の吉備国際大学3年・吉田凪沙選手が登壇し、意気込みを語りました。
会見冒頭で川本理事長がご挨拶し、「今年度の皇后杯ベスト8という輝かしい成績を残した早稲田大学と、なでしこリーグ1部昇格を達成した日本体育大学という、昨年度の決勝進出チームを中心に大会が展開することが予想されます。しかし、各地域で実力をつけた大学も増えてきており、大会の中で勢いをつけた大学が強豪校にどのように挑んでいくかが見所です」と語りました。
続いて組み合わせが発表され、大会ポスターも併せて公開しました。今回のポスターは、実際に大学の練習に入って撮影された写真を使用することで、大学女子サッカーのリアルな姿を伝えています。また「このチームで、1日でも長く。」というキャッチコピーで、今大会で一試合でも多く勝ち、一日でも長くこのチームでサッカーをしたいという出場選手の熱い想いを表現しています。
第26回全日本大学女子サッカー選手権大会は、12月25日(月)に兵庫県の三木総合防災公園で開幕します。1月14日(日)に味の素フィールド西が丘での決勝戦へと駒を進め、優勝を掴み取るのは果たしてどの大学でしょうか。
選手コメント
羽座妃粋 選手(日本体育大学4年)
なでしこリーグでの二部優勝、一部昇格を成し遂げたこの一年は、試合内容にこだわりながらも、それ以上に一戦一戦勝負にこだわることができました。インカレは大学生で戦わなければならないので、残りの1ヶ月でしっかりチームを作り上げていきたいです。昨年度は決勝で早稲田大学に負け、準優勝という結果になりましたが、今年こそはチーム一丸となり、王座を奪還したいです。
中村みづき 選手(早稲田大学4年)
今年はユニバーシアード日本女子代表のキャプテン、また早稲田大学での4年生の立場でチームを引っ張り、かつ絶対に勝たなければならない状況を多く経験したことで、逆境の時に強いメンタリティを持てるようになりました。最上級生としてチームに何を残せたかというとまだまだだと思っています。最後の大会である今大会はチームのためにプレーし、全身全霊をかけて3連覇を達成したいです。
山口千尋 選手(姫路獨協大学3年)
今まではチームの3、4年生に引っ張ってもらっていましたが、今年はユニバーシアード日本女子代表を経験したことで、自分が引っ張っていかなければならないという思いや責任感を感じるようになりました。各国の選手と同じピッチで対戦することで、純粋にもっと上手くなりたい、上に行きたいという気持ちが今まで以上に強くなりました。一昨年、去年の今大会ではチーム、個人ともに悔しい思いをしました。厳しい戦いになると思いますが、一戦一戦を大切にして勝利を目指します。
吉田凪沙 選手(吉備国際大学3年)
この一年間、チームでは試合で力を出すために練習から積極的にハードワークをすることと、映像ミーティングなどで日々コミュニケーションを取って連携することで選手の個性を生かすこと、この2つを大切にしてきました。昨年度はインカレに出場できなかったため、今年はまず出場できることに感謝し、楽しみながらその中でも勝ちにこだわって優勝を目指したいです。
第26回全日本大学女子サッカー選手権大会
開催期間:2017年12月25日(月)~2018年1月14日(日)
会場:
【1回戦~準々決勝】三木総合防災公園(兵庫県三木市)
【準決勝・3位決定戦・決勝】味の素フィールド西が丘(東京都北区)