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第31回全日本大学女子サッカー選手権大会が開幕!
2022年12月25日
第31回全日本大学女子サッカー選手権大会が12月24日(土)、兵庫県三木市の三木総合防災公園で開幕し、各地域の代表16チームが1回戦を戦いました。
ピックアップマッチ1
日本体育大学 3-0(前半3-0、後半0-0) 新潟医療福祉大学
開始早々、新潟医療福祉大学がシュートを放ち、試合が幕を開けます。しかしそこからは一転、パスを繋ぐ新潟医療福祉大学に対して、日本体育大学のプレスがはまり、思うように攻撃が出来ません。そして、前半11分のシュートを機に日本体育大学が勢いづきます。13分、窓岩日菜選手のクロスをDFがクリアしきれず、オウンゴールで日本体育大学が先制。24分にはカウンターから左サイドを崩すもののシュートはポストに弾かれます。続く31分、右サイドからのクロスに対するこぼれ球に反応した知久奈菜穂選手が追加点を挙げます。さらに41分、2点目を挙げた知久選手がワンツーから左サイドを崩し、北沢明未選手がニアで合わせて3点目。前半を3対0、日本体育大学リードで折り返します。
後半も日本体育大学のペースで試合が進みますが、新潟医療福祉大学のGK大久保つくし選手を中心に追加点を許しません。試合終盤、新潟医療福祉大学も果敢にゴールへ迫りますがゴールを奪えず、3-0で日本体育大学が勝利。終始力を見せつけた日本体育大学が2回戦に駒を進めました。
ピックアップマッチ2
帝塚山学院大学 2-2(前半1-2、後半1-0、PK4-5) 周南公立大学
周南公立大学のキックオフで前半スタート。立ち上がりから周南公立大学が杉岡真里奈選手を中心にゴールに迫る展開が続きます。対する帝塚山学院大学は粘り強い守備と鈴木雛子選手の突破からチャンスをうかがいます。試合が動いたのは12分、帝塚山学院大学のクリアに反応した周南公立大学の髙橋美樹選手がヘディングで押し込み先制点を奪います。すると帝塚山学院大学は、システムを変更。左サイド北田琴理選手のドリブル突破からのクロスを最後は鈴木選手が押し込み同点とします。両者譲らない展開で迎えた39分、左サイドから周南公立大学椎屋恵美瑠選手が中央にカットイン、右足で振り抜いたミドルシュートがゴールに突き刺さり1-2。周南公立大学のリードで前半を折り返します。
後半、主導権を握ったのは帝塚山学院大学。54分、CKのボールに恒石亜弓選手が頭で合わせ2-2。試合を振り出しに戻します。追加点を狙う帝塚山学院大学は88分、ゴール前へ出したスルーパスに反応した神門風音選手が抜け出すも、GK田中里奈選手に阻まれ得点には至りません。その後も帝塚山学院大学がボールを保持しますが試合は動かず同点のままPK戦へ。
PK戦は帝塚山学院大学先攻でスタート。互いに1人目は成功。2人目の帝塚山学院大学のシュートは周南公立大学のGK田中選手が好セーブを見せます。その後、5人目まで全て決めた周南公立大学が勝利。2回戦に駒を進めました。
ピックアップマッチ3
日本大学 9-0(前半2-0、後半7-0) 八戸学院大学
立ち上がりから日本大学が主導権を握る展開となります。前半5分、日本大学は中央での混戦から藤原愛里選手がシュートを放ち先制点を奪います。さらに14分、油本明佳里選手のクロスを西野早紀選手が頭で合わせて追加点を奪います。その後も日本大学が相手ゴールに迫る展開が続きます。八戸学院大学も体を張って追加点を阻止します。ボールを奪い、宮野日和選手や及川桃選手を中心にゴールへ迫りますが、日本大学の守備陣が落ち着いて対応、ゴールには至りません。前半終了間際、混戦から日本大学の藤原選手がシュートを放つものの八戸学院大学・GK小林ちひろ選手の好セーブにより得点とはならず、そのまま前半を2-0で折り返します。
後半も日本大学が猛攻を仕掛けます。54分、久保華恩選手のドリブルから繋いだパスを藤原選手が落ち着いて流し込み3点目を奪います。60分には日本大学の小林結奈選手が背後へ抜け出し追加点。その後も得点を重ね80分、渡邉莉沙子選手がFKを直接ゴールへ。攻撃の手を緩めない日本大学は試合終盤にも2点を挙げ、結果は9-0で大勝。2回戦へと駒を進めました。
選手コメント
DF #2 毛利美佑 選手(日本体育大)
今日の試合は前半のチャンスを決めることができた結果が、複数得点に繋がりました。また試合を通して無失点に抑え、勝ち切ることができました。みんなで声を掛け合い、チーム全員で掴み取った勝利でした。しかし、後半にあったチャンスを決めきることができなかったので、修正して2回戦に臨みたいと思います。私にとって最後のインカレです。1年生の時に経験した優勝をこのメンバーで必ず成し遂げます。次戦も応援よろしくお願いします。
MF #8 杉岡真里奈 選手(周南公立大)
良い緊張感の中で、試合を進めることができたと思います。点を取っては追いつかれるという展開で、PK戦までもつれこみましたが、チーム全員で諦めずに戦った結果が勝利に繋がったので良かったです。2回戦も最後まで諦めずに戦い、次に繋げられるように頑張ります。
DF #5 大沼歩加 選手(日本大)
まずは無事に1回戦を突破できて嬉しいです。試合に出た選手全員が持ち味を発揮して、日大らしい攻撃的なサッカーができたと思います。良い試合ができたのは、素晴らしいサポートをしてくれた選手やスタッフ、遠方まで応援に来てくださった方々のおかげです。このような環境で日本一をかけて戦えることに感謝し、次戦も「総力戦」で一人ひとりがチームのために泥臭く戦って勝利を掴み取りたいと思います。最後に、大会の運営に携わる全ての方々に感謝申し上げます。
大会概要
第31回全日本大学女子サッカー選手権大会
大会期間:2022年12月24日(土)~2023年1月6日(金)
会場:三木総合防災公園(兵庫県三木市)、味の素フィールド西が丘(東京都北区)
公式YouTube(https://www.youtube.com/channel/
UCh_0JA9LCXCRp3G2uj1dOkQ)にて、全試合ライブ配信予定です。
当日の試合速報は全日本大学女子サッカー連盟公式Twitter(@_juwfa)で行います。
公式Instagram(@_juwfa)
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連盟公式サイト(https://juwfa.jp/)
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