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ベスト8進出チームが決定! バーモントカップ 第25回全日本少年フットサル大会
2015年08月16日
バーモントカップ 第25回全日本少年フットサル大会は8月14日、大会2日目を迎え、各チームはグループステージ最終節を戦いました。この結果、決勝ラウンド進出16チームが出そろいました。そして、同日のうちにラウンド16も行われ、ベスト8進出チームが決定しました。
参加48チームのうち、決勝ラウンドに進出できるのは、各グループ1位と2位の中で各会場の上位2チームずつの計16チーム。ラウンド16を目指す戦いは熾烈なものとなりました。グループHでは、勝点6の青森フットボールクラブU12(青森)と勝点4のディーオルーチェ高松(香川)が対戦しました。青森フットボールクラブU12は、開始4分で小田切崇選手がハットトリックを達成するなど、8分間で4ゴールを挙げます。ディーオルーチェ高松も佐々木浩汰選手のゴールなどで反撃しますが、前半のリードを守り切った青森フットボールクラブが4-3で勝利し、グループ首位通過を決めました。
グループJでは、勝点6で並んだマルバ茨城fcU-12(茨木)とソルニーニョ(佐賀)が対戦。試合はどちらも譲らずに2-2のドローで終了。両チームが勝点1を分け合った結果、マルバ茨城fc U-12が得失点差でグループを1位で通過、ソルニーニョはワイルドカードで決勝ラウンドに勝ち進みました。グループLでは、3大会前の王者FCトッカーノ(東京)とFCレスター(岐阜)が対戦。この試合ではFCレスターの斉藤洋大選手が驚異的な得点力を発揮。ダブルハットトリック(6得点)を達成してチームを8-4の勝利に導きましたが、得失点差で決勝ラウンド進出を逃しました。
ラウンド16になると、一発勝負ということもあり、緊迫感はより高まります。大田区総合体育館では、セレッソ大阪U-12(大阪)がワイルドカードで勝ち上がったクラブ・エフスリー(新潟)と激突。ここまで3試合連続得点を挙げてきたものの複数ゴールのなかった下川陽輝選手のハットトリックの活躍もあり、4-1で勝利したセレッソ大阪U-12がベスト8入りを決めました。下川選手は「自分の責任は点を取ること。3得点は大きな自信になった。この先も点をとり続けたい」と、翌16日のゴールラッシュも誓っていました。
駒沢オリンピック公園体育館では、ワイルドカードで勝ち上がってきたブリンカールFC(愛知)がピヴォ(静岡)と対戦。優勝候補の一角に挙げられるブリンカールFCですが、大会初日はなかなか調子が上がりませんでした。しかし、この日は攻撃が機能し、坪谷至祏選手が5ゴール、奥野慎太郎選手が3ゴールなど計10ゴールを挙げて10-2で大勝。準々決勝では、マルバ茨城fcU-12との好カードが実現することとなりました。
そのほか、マルバ千葉fcU-12(千葉)、FC雲仙エスティオール(長崎)、ともぞうサッカークラブ(栃木)、FCバレンティア(和歌山)、黒沢尻東FC(岩手)が8強入りを決めました。大会最終日の16日には、いよいよ小学生年代のフットサル日本一が決定します。
監督・選手コメント
土井将平 監督(鷗州広島エフ・ドゥジュニア)
今年、初めて監督として全国大会に出場させていただいて、全国大会で勝ち抜く難しさを痛感させられました。簡単に勝てるゲームはなく、少しの隙を見せただけでやられてしまいました。トップチームはFリーグ準会員チームなので結果を残せればよかったのですが、独特の雰囲気もあって難しいですね。広島の代表として参加させてもらって不甲斐ない成績になってしまったので、来年またチャンスがあれば今回の敗戦、準備段階での経験を必ず生かして、広島代表にとって鬼門となっている1次ラウンド突破を目指したいです。
内野雄介 監督(FCトッカーノ)
自分たちがやってきた部分を出せたところもありましたし、それでも通用しない場面もありました。そういう経験から選手たちがどう立ち上がって、この後につなげてくれるか。それがこういう大舞台を経験できた意味だと思うので、負けて悔しいですが、次の成長につなげてほしいですし、手助けしてあげたいです。僕も含め、みんな悔しい気持ちだと思いますが、ここでフットサル、サッカー人生が終わるわけではないので、またここから立ち上がってほしいと思います。
高橋直樹 選手(セレッソ大阪U-12)
前に蹴ってくる相手だったので、縦に入れるボールをインターセプトして、前の選手につなげることを意識しました。良い守備から(下川)陽輝くんが点を取ってくれたので良かったです。陽輝くんは、身長はだいぶ僕の方が小さいですけど同い年です(笑)。僕は昨年までマルバ茨城に所属していました。マルバのトレセンで一緒にやった選手たちがマルバ千葉にもいるし、ずっと教えてもらっていたコーチの方もいるので、明日の対戦がすごく楽しみです。マルバと戦うのは今大会の目標でした。とても強い相手に絶対に勝ちたいですが、まずは楽しくプレーできたらいいなと思います。
松原有弘 監督(クラブ・エフスリー)
これまで9回チャレンジして、初めて全国大会に出ることができました。新潟のレベルがどんどん高くなっています。予選を突破するのも大変な中、その新潟代表として何とか駒沢まで行きたかったのですが、あと1勝届きませんでした。自分たちのやっているスタイルが通用すると思った一方で、競った試合になると点を取ることができていないので、そこで決められるようなチームをつくっていきたいと思います。今回の経験を生かして再び新潟県代表になれるように頑張ります。
JFA-TV
大会2日目 ラウンド16ハイライト(8/15)駒場会場
大会2日目 ラウンド16ハイライト(8/15)大田会場
バーモントカップ 第25回全日本少年フットサル大会
2015年8月14日(金)~16日(日)
東京/駒沢オリンピック公園体育館、大田区総合体育館
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決勝ライブ放送予定
8月16日(日) 14:30キックオフ(予定)
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