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「想像を超えるプレーを」大会概要&須賀雄大日本女子代表監督インタビュー JFA 第19回全日本女子フットサル選手権大会

2023年03月02日

「想像を超えるプレーを」大会概要&須賀雄大日本女子代表監督インタビュー JFA 第19回全日本女子フットサル選手権大会

JFA 第19回全日本女子フットサル選手権大会が3月3日(金)から静岡県の浜松アリーナで開催されます。

大会には日本女子フットサルリーグ(女子Fリーグ)第9節終了時の上位4チームに、9地域サッカー協会から選出された12チームを加えた全16チームで女子フットサルの日本一を競います。

2016年に女子Fリーグが開幕してからは、女子Fリーグ所属のチームが日本一に輝いています。過去6大会で優勝したアルコ神戸(女子Fリーグ/兵庫)、福井丸岡ラック(北信越/福井)、バルドラール浦安ラス・ボニータス(女子Fリーグ/千葉)、SWHレディース西宮(女子Fリーグ/兵庫)の4チームも出場を決めています。優勝争いは女子Fリーグのチームが中心となりそうですが、地域リーグ所属のチームや、サッカーの第31回全日本高等学校女子サッカー選手権にも出場したAICJ高校(中国/広島)など個性豊かなチームが大会を盛り上げてくれそうです。

果たして今年の日本一に輝くのはどのチームになるか。熱い戦いにぜひご注目ください。

インタビュー

ここではフットサル日本女子代表を率いる須賀雄大監督に、大会の特徴や出場選手に期待することなどを聞きました。

◎取材日:2023年1月26日

――全日本女子フットサル選手権大会が開幕します。この大会について、フットサル日本女子代表監督としてどのような視点で見ているのでしょうか。

須賀 リーグ戦と違って一発勝負で負ければ終わり、失敗を取り戻すチャンスはその試合にしかないというなかで、選手たちがどういうプレーを見せられるか。それを知る場として最適な大会だと思います。フットサルのノックアウト方式の大会では、先制点が非常に重要だと認識されています。そのなかで、先制点を奪った後のゲームの進め方、逆に奪われた後にどういうメンタリティーで試合に挑むかという部分に一発勝負ならではの魅力があります。フットサル日本女子代表が挑む今年11月のアジアインドア・マーシャルアーツゲームズも最後はノックアウト方式になります。そこに向けての準備という意味においても、選手たちがこの大会のタフな環境のなかでどのような振る舞いをしていくのかを楽しみにしています。

――日本女子代表には、そういった状況のなかで自分を出せる選手を求めているということでしょうか。

須賀 おっしゃる通りですね。日本女子代表が挑む試合や大会では、うまい選手をそろえただけで勝てるとは思っていません。タフな環境で自分をしっかり出し、チームが今、何をすべきなのか、個人として何をすべきなのかを瞬時に理解し、それを実行できる。そういった能力が代表の選手に求められる部分ですね。

――今年で19回目となりますが、今大会での注目ポイントを教えてください。

須賀 昨シーズン、日本女子フットサルリーグ(女子Fリーグ)を制し、本大会でも優勝したバルドラール浦安ラス・ボニータスが連覇をするのか、他のチームが止めるのか。チャンピオンの浦安に対して他のチームがどのように挑み、それを浦安がどう迎え撃つのかというのは、今大会においてシンプルに興味を引く面白い構図の一つだと思います。リーグ戦と同じメンタリティーで挑めない一発勝負の中でどういう結果になるのか、非常に注目しています。

――予選を勝ち上がってきたチームや選手がこの大会で活躍し、注目を集める可能性もあると思います。

須賀 そこに関しては、非常に楽しみなポイントですね。地域代表として出場したチームが、女子Fリーグのチームに対して力の差を恐れずに果敢に挑んでいくという構図はこの大会の醍醐味でもありますし、私自身も男子の大会(第14回全日本フットサル選手権大会)で関東フットサルリーグ1部所属だったFUGA MEGURO(現、フウガドールすみだ)の監督として大会を制した経験があります。そういった実績のおかげで今の立場があると思っていますので、同じような野心を持った選手やチームが出てきて、ぜひとも大会を盛り上げてほしいですね。

――大会での活躍の先には日本女子代表入りもあると思います。

須賀 もちろん日本女子代表を目標にしている選手が多いのは理解していますが、「こういうプレーをすれば日本女子代表に入れる」というものはありません。最初から代表に入ることを目標にするのではなく、チームのために自分が何をすべきかをしっかり理解し、100%発揮し続ける。そのプロセスを実践し続けることが代表につながると思っていますし、我々もそういったプレーをしっかり見定めたうえで代表のメンバーに選んでいくつもりです。チームとして求められるプレーをやり切り、場合によっては求められている以上の、想像を超えるプレーをして、驚かせてくれるような選手が代表に入ってくると思います。

大会日程:2023年3月3日(金)~3月5日(日)
大会会場:静岡県/浜松アリーナ

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