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青梅市サッカー協会で簡易救命講習会「JFA+PUSHコース」を開催
2019年07月18日
日本サッカー協会(JFA)は、ピッチ上の選手の安全を守ることを第一とした「スポーツ救命ライセンス講習会」と「JFA+PUSHコース」を2017年から実施しております。「JFA+PUSHコース」は、ピッチ上での安全確保や命に関わるような事態が起こったときの対処法などを学ぶ簡易講習会で、特別な医学の知識のなくても小学生から保護者・指導者まで2時間ほどの時間で手軽に学ぶことができます。2019年はすでに4回コースが実施され約150人が受講しました。
6月30日(日)には青梅市で、青梅市サッカー協会(11名)を対象にした「JFA+PUSHコース」を開催しました。講師の本間洋輔先生(東京ベイ・浦安市川医療センター)が、熱中症と脳振盪(のうしんとう)などに関する講義のほか、実技はNPO法人大阪ライフサポート協会/PUSHプロジェクトが提唱する「PUSHコース」を行いました。心肺蘇生の中でも最も重要な「胸骨圧迫とAEDの使い方」を習得するため、CPR(心肺蘇生法)トレーニングキット「あっぱくんライト」を用いて、胸骨圧迫とAED(自動体外式除細動器)の使い方を学習しました。
約2時間の講習会の後、受講者全員に受講証が手渡されました。
※開催希望の団体は、以下の問い合わせフォームより必要事項をご記入の上、送信ボタンをクリックしてください。
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講師コメント
本間洋輔 さん(東京ベイ・浦安市川医療センター救急集中治療科)
約2時間という短い時間ではありましたが、みなさま積極的に参加していただき、それぞれの講義のあとに実際の現場に即した多くの質問をいただきました。また実技では胸骨圧迫の重要性、AEDの使い方、そしてスポーツ現場で起こりうる心臓突然死へのはじめの一歩について体を動かして学んでいただきました。本コースを通して、スポーツ現場で起こりうるさまざまな事態に対処できる方が増え、より安全なスポーツ現場が提供できることを願っております。
受講者コメント
村木健太郎 さん(一般社団法人青梅市サッカー協会 常任理事)
青梅市では2回目の開催となる「JFA+PUSHコース」でした。1回目の際に救命やアナフィラキシー・熱中症の重要さを再認識し、より普及をしていければと思いました。
受講中はみなさん真剣にメモを取ったり、実技中も積極的に声を出し、とても良い雰囲気での講習会でした。講師の本間先生からは実際の救急救命の現場でのお話もあり、受講者はとても勉強になったと思いますし、私自身も大変勉強になりました。また前回も感じたことですが、「救命活動」は興味の有無に関わらずスポーツに携わる人は学んでおいたほうが良いと改めて思いました。実際の現場では何が起きるかわかりませんし、実際に目の前で脳振盪で救急車で運ばれた人も何人かいます。心臓に何かあった場合、AEDが普及していてもAEDを使える人が少ないことも痛感いたしました。これから熱中症シーズンになるので、良いタイミングで講習会を開催できて良かったです。青梅市サッカー協会は、今後はライセンス講習会も開催しようと考えておりますし、今後も不定期ではありますが、また「JFA+PUSHコース」を開催したいと思います。本間先生をはじめ関係者の皆様、本当にありがとうございました。