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JFA+PUSHコース(簡易救命講習会)を東京都で開催
2022年08月22日
日本サッカー協会(JFA)は、ピッチ上の選手の安全を守ることを第一とした考えのもと、「スポーツ救命ライセンス講習会」と「JFA+PUSHコース(簡易救命講習会)」を2017年から実施しています。「JFA+PUSHコース」は、特別な医学の知識がなくても小学生から保護者・指導者まで、2時間ほどで手軽に学ぶことができる講習会です。
8月10日(水)、東京都のえこだ駅前 山田整形外科スタッフ15名を対象に「JFA+PUSHコース」を開催しました。
はじめに福島理文医師(スポーツ救命部会員)による熱中症・脳振盪(のうしんとう)に関する講義を行い、その後NPO法人大阪ライフサポート協会/PUSHプロジェクトが提唱する「PUSHコース」の実技を行いました。心肺蘇生の中でも最も重要な胸骨圧迫とAED(自動体外式除細動器)の使い方を学習しました。受講者はAEDの重要性を認識し、日常生活においてもAED設置場所を意識するなど、AEDへの関心を高めた様子が伺えました。
※AEDのご購入・リースは、「メディカル」の「AEDのご紹介」をご覧ください。
※講習会開催希望の団体は、「講習会を開催するには」の[問い合わせフォームはこちら]からお問い合わせください。
受講者コメント
木田智絵さん(えこだ駅前 山田整形外科 医療事務)
院内研修で福島理文医師による「JFA+PUSHコース」を受講しました。スポーツの現場で起こりうる心臓振盪・脳振盪・熱中症について、実際の映像やグラフなどにより、イメージしやすい形で知識を深めることができました。また、AEDの実技では、練習と分かっていても若干動揺したことを考えると、有事に冷静かつ的確に行動するためには定期的な練習と普段からのイメージトレーニングがとても大切だと思いました。また1人で何とかしなければと思い焦るのではなく、知識を持つ人が素早く周りの人に適切な指示をして協力を仰ぐ連携が命を繋げることも学びました。この講習内容は実際に命を守る術であり、子を持つ一人の親としてはスポーツをする学生の周囲に、有事にこのような初期対応のできる人が増えるよう願っています。ご指導ありがとうございました。
篠原将さん(えこだ駅前 山田整形外科 理学療法士)
今回のJFA+PUSHの講習では、心肺蘇生に関する知識、脳振盪、熱中症についての講義と心肺蘇生についての実技を行っていただきました。いずれも医療従事者やトレーナーとして必要不可欠な知識ではありますが、直面する機会が少ない故、普段から確認するだけでなく、講習や実技を通して確認していくことが重要であると再認識しました。脳振盪・熱中症では実際の映像や代表チームが行っている事例も交えてご講義いただき、具体的かつ正しい知識を身につけることができました。自己研鑽だけではなく、多くの人にも知識を共有し、助けられる命を増やしていければと思います。コロナ禍のお忙しい中、講師を務めていただきました福島理文先生、本当にありがとうございました。
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