2020年8月10日

一般社団法人三重県サッカー協会
専務理事　藤田　一豊

新型コロナウイルス感染拡大防止の取組みについて(依頼)

　梅雨明けと同時に猛暑日となる地域も出現し、新型コロナウイルスと酷暑といった特別な夏となっています。長い活動自粛の期間が過ぎ、学校の事業再開と同じくして、サッカーの活動も活発に実施されてきています。
　皆様方には、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、新しい生活様式を取り入れながら、健康観察や衛生管理にご尽力をいただき、活動を推進していただき感謝申し上げます。
　さて、８月に入り新規感染者数は全国的に増加し、本県におきましても１９５例（8/7現在）の感染者が数えられています。東海４県各自治体では、この状況を鑑み「緊急事態宣言」を発出するなど警戒レベルを引き上げ、移動制限・行動の自粛・感染防止対策の徹底等を要請しています。本協会としても、今般の感染状況・自治体の対応要請を重く受け止め、感染拡大防止の取組みを一層進めていかなければならないと考えます。
　つきましては、下記内容を承知いただき、一層の緊張感を持ってご活動いただきますよう依頼いたします。

本件内容はダウンロード　新型コロナウイルス感染拡大防止への対策（8月10日）と同じ内容です。

重点的取組み事項➀ 

（１）期　　　間　　８月１１日（火）～８月２４日（月）
（２）対象の地域　　東海・関西・関東・北陸・沖縄県
（３）対象の活動　　県境を跨いでの移動を伴う試合（来県も同様）・遠征・合宿等の中止
（４）健康観察　　　毎日の体温測定、活動時前の体温測定、健康チェック、手指衛生　等
（５）情報の伝達　　チーム内での感染者・濃厚接触者が発生した場合の報告
　　　　　　　　　　〔所属種別委員長への報告⇒三重県サッカー協会への連絡の徹底〕

重点的な取り組み事項②

 暑熱対策の徹底

➀環境条件の評価にはWBGTの使用が望ましい。

②乾球温度（気温）を用いる場合は、湿度に注意。

35℃以上＝運動は原則中止
31℃以上＝厳重注意（激しい運動は中止）
28℃以上＝警戒（積極的に休憩）
24度以上＝注意（積極的に水分補給）

③熱中症の発症のリスクは個人差が大きく、運動強度も大きく関係する。スポーツ現場では個人差や競技特性に配慮する。

『熱失神』『熱痙攣』『熱疲労』『熱射病』と症状は重くなっていきます。
熱射病は『死亡』に至る場合もあります。的確な判断で、予防に努めましょう。

参照：日本スポーツ協会：熱中症防止ガイドライン

三重県新型コロナウイルス 「緊急警戒宣言」

『新型コロナウイルス接触確認アプリ『COCOA』のインストールを推奨します！

“感染しない、うつさない！”
自分の命と、大切な人に伝染させない！
また、不安なく、仲間とサッカーが楽しめる日を目指して！
三重県サッカー協会は『新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)』のインストールを推奨します！

判断基準の基本方針として  

2020年7月20日付けにて『新型コロナウイルスの影響によるJFA国内競技会開催可否の判断基準について』を発表しました。

不当な扱い・差別等の禁止　　

地域の感染状況で生じる活動差をもって選手やチームを不当に扱うことはなく、感染状況に起因する一切の差別や誹謗・中傷の発生を許容しない

新型コロナウイルスの影響

新型コロナウイルスの影響は不可抗力とし、チームに責任は無い＝不可抗力
（通常の疾病、ケガ等により出場できない場合は含まれない）

〔理由〕
➀政府・自治体の決定
②ウイルスのワクチン、治療薬が開発されていない
③無症状感染者からの感染予防が困難
④治癒まで２週間以上かかる

不可抗力の適用範囲

不可抗力の適用範囲は以下の場合とする。
１）自治体の新型コロナウイルス感染拡大防止措置による

➀催物（イベント等）の開催制限
②施設の使用制限
③移動制限　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

〔以上抜粋〕