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10/14 2018年度3級審判インストラクター更新研修会が行われました
2018年10月24日
2018年10月14日(日)鈴鹿市労働福祉会館にて2018年度3級審判インストラクター更新講習会が行われました。講師には JFA1級審判インストラクター 羽矢吉克氏をお招き致しました。
講師略歴
羽矢 吉克(はや よしかつ)氏 JFA1級インストラクター、愛知県所属
講義内容
【講義1】インストラクターの任務・JFAが求めるもの・競技規則改正 等
【講義2】チューターリング概論
【演習1】チューターリング手法を用いた演習
【講義3】プラクティカルトレーニング概論
【演習2】プラクティカルトレーニング指導略案作成・グループで検討、発表・質疑
テーマ 「第13条 フリーキック」「第16条 ゴールキック」「第17条 コーナーキック」など
【講義4】新アセスメントレポートに関する情報共有
佐藤インストラクター部長のコメント
今回の三重県審判トレセンは、JFA1級インストラクター 羽矢様をお迎えし、今、JFAが地域や各県FAに展開しようとする指導方法に触れていただき、県内インストラクターの皆様の指導力向上につなげればと開催しました。
地域イントレの内容を展開する講義では、わかり易く伝えられない場面もありましたが、受講された方の熱意や真摯な取り組みにより、概ねご理解いただけたと感じました。
継続的に、このような機会を通じて、情報共有や情報発信を行うことが、審判員や審判インストラクターのレベルの向上につながるものと感じた次第です。
参加インストラクターの方の感想
中村 悟3級インストラクター
三重県審判トレセンですが、今回のように審判インストラクターが集まり、普段あまり使用しない言葉のチュータリングやローテクと言ったアプローチ方法を知ることで、伝え方であったり、指導ポイントの優先順位等、色々な意見を共有する事で、自分自信のスキルアップに繋がり今までと違った手順で指導できるようになれると感じました。その中で午前中は講義、午後からはプラクティカルトレーニングで、実践に応じた形で指導のアプローチを全員で共有出来ればよいと思います。プラクティカルはインストラクターだけではなく、技術部や指導者も参加できる体制をとって、色々な意見交換(審判目線・指導者目線)が出来れば良いと思います。
梶川さん(新規3級認定参加者)
今回の審判トレセンは、初めての受講でしたが一日中、審判目線からサッカーを考え学びを深められる絶好の機会になりました。普段は指導者としての側面からサッカーをみて考えることが多い私にとって貴重な時間でした。午前中は松岡修造ゲームから始まりました。
その後のルール改正についての部分では、あやふやな部分が明確に整理されたと感じました。また、実際に映像で切り取った場面をペアでインストラクター役と審判員役に分かれて試合後の反省会を行ったペアワークでは、インストラクターとしてどのように審判員と信頼関係を築くかという部分に注目して考えることができました。まずは審判員を「認めて褒めてあげる」ということの大切さを感じました。これは指導者が選手と信頼関係を築いていく点においても同じことだと感じました。
午後からはチュータリングの講義とともに、実際にダイヤモンド9という手法を用い、審判インストラクターに必要で大事な要素に優先順位をつけていく作業をグループで行いました。同グループの年配の方の貴重な意見やアグレッシブさに刺激を受けました。
その後、プラクティカルトレーニングを実際につくる作業をグループで行いました。前での発表の際に、たくさんの意見を言っていただけたことで、「なるほど」と気づかされることが多くありました。
ユース年代の審判員と接する機会の多い私にとって、今回のトレセンで習ったことは自信になりましたし、ユース年代の審判員育成という重責を担っているという自覚を認識できた一日となりました。