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JFAなでしこひろば フォレッタ富士宮ガールズ(静岡県)で開催

2015年09月25日

JFAなでしこひろば フォレッタ富士宮ガールズ(静岡県)で開催

フォレッタ富士宮ガールズが主催する「JFAなでしこひろば」が9月19日(土)、静岡県富士宮市で開催されました。

当日は富士宮サッカー協会の協力のもと、同協会少年委員会主催で行われたトレセンと同じグラウンド内で開催をすることができ、練習には参加者の指導サポート役として、フォレッタ富士宮ガールズ出身の中学生も3名参加してくれました。

今回は基本練習を中心に行い、走ることが多い練習メニューとなりましたが、参加者たちはどの練習でも一生懸命に楽しそうに取り組んでいました。空間ボールフィーリング、5対5で手を使ってのパス回しやドリブルなど、さまざまなメニューに取り組みましたが、特にこだわったことは、普段あまり使い慣れていない足のアウトサイドを使う練習です。子どもたちは思うようにいかなくて苦労している様子でしたが、上手くできた時には笑顔も見ることができました。最後に行ったミニゲームでは、終わりの時間になっても「まだ続けようよ!」とせがまれるほど、全員が心からサッカーを楽しんでいました。

主催者コメント

塩川訓啓 コーチ
富士宮市では、以前より小学生女子がサッカーをする環境はありましたが、富士宮市で開催される「富士山カップ」に限定して女子チームを作り参加する以外は、男の子に混ざってサッカーをすることばかりでした。高学年になると体力・体格面で試合の出場機会が減ってしまったり、中学生になると女子の受け入れ先が無い事も多く、受入先があったとしても、男子と一緒にプレーすることになるため、サッカーを続けたいにも関わらず断念する女の子も多くいました。「サッカーで女子の活躍の機会を作ってあげたい」「サッカーをもっと楽しんでもらいたい」「サッカーを続けていってほしい」との願いから、2013年11月に『富士宮レディースサッカークラブ』を創設しました。翌年4月より『JFAなでしこひろば』を開催し、以後この機会と合わせて女子サッカーの普及に努めており、今回が19回目のなでしこひろば開催となりました。

今年4月よりチーム名を『フォレッタ富士宮ガールズ』と改名し、登録メンバー約30人で活動中です。今後もなでしこひろばやその他の機会で女子サッカー普及に努めていきます。私たちのチームは、少年団やクラブチームに所属しながら参加している子が多いため、フルメンバーで集まることは少ないですが、機会があれば皆都合をつけて参加してくれています。女子の試合に出てみたい、女子同士でサッカーをしたい、女子の中で自分の実力をはかりたい、これからサッカーを始めてみたい等、女子サッカーをしたい子は誰でも歓迎します。

参加者コメント

参加者コメント
女子同士でサッカーができてとても楽しいし、友達もたくさんできて嬉しいです。女子の中なら実力が発揮できて楽しいので、これからも沢山試合がしたいです。

参加者の保護者コメント
男子の中だと試合に出る機会が少なく、少しつまらなさそうにしているところもありましたが、女子の試合だと試合に出る機会も多く、また気の合う友だちも沢山いるのでとても楽しいようです。何より笑顔が多くなりました。

JFAなでしこひろば

女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。

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