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第17回アジア競技大会 なでしこジャパン、準々決勝を前に最終調整
2014年09月26日
第17回アジア競技大会の準々決勝・香港戦を26日(金)に控え、なでしこジャパンは午前中に仁川市内でトレーニングを行いました。肌寒かった前日とは打って変わって強い陽射しが照りつけるなか、ゲーム形式を中心に連携を確認しました。別メニューだった菅澤選手もチーム練習に合流し、大会登録選手18名が揃いました。
午後には佐々木監督が香港女子代表のチャン監督とともに公式会見に出席しました。日本女子代表の香港との対戦は1997年以来17年ぶりとなります。「粘り強い守備が印象的。自分自身初めての対戦で楽しみにしている」と佐々木監督。「優勝するためにここに来た。負ければ終わりというノックアウトステージの緊張感のなかで、若い選手に成長してもらいたい」と抱負を延べました。なお香港にとっては、アジア大会への参加は24年ぶり2回目。準備のために7月に韓国で合宿を行っており、「国際経験を積めることは嬉しく、日本と対戦できるのは光栄。ギャップを埋め、得点させないようにしたい」と語りました。
U-21日本代表がパレスチナに4-0で勝利した試合を宿舎で揃って観戦、応援していた選手たち。明るいニュースを力に変え、試合に臨みます。準々決勝は26日(金) 20:00キックオフです。
選手コメント
髙瀬愛実 選手(INAC神戸レオネッサ)
メディカルチームのおかげで、いい状態でピッチに戻ってくることができました。登録人数が少ないなかでのケガで迷惑をかけましたが、そのぶん結果を残したいです。吉良選手や増矢選手の特徴を外から見ていて、一緒にプレーするときをイメージしたり、勉強させてもらいました。大事なときにこれをピッチの中で表現できればと思います。香港はゴールをしっかり守りにくる印象です。これをどうこじ開けていくか。大会連覇のために来ているので、もっとレベルアップしながら勝ち進んでいきたいです。
木龍七瀬 選手(日テレ・ベレーザ)
連動した動きはまだまだですが、みんなで声を出して連携を取って、継続して地道に積み上げていきたいと思います。攻撃はもちろんですが、切り替えの早さや守備での連動のために動いて、得点に絡めるように頑張ります。
吉良知夏 選手(浦和レッズレディース)
チームとしても個人としても、1位でグループステージを突破できたことは良かったですが、ノックアウトステージは気を引き締めて臨みます。数少ないチャンスを決めて得点につなげられるように、対戦相手が守備面、攻撃面でどこにスペースがあくかを確認して、いい準備をしたいと思います。初めてのアジア大会ですが、なでしこジャパンには連覇がかかっています。メンバーに入れたと満足するのではなく、優勝して日本に帰りたいです。
なでしこジャパン マッチスケジュール
9月15日(月) | 0-0 | 対 中国 | Namdong Asiad Rugby Field |
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9月18日(木) | 12-0 | 対 ヨルダン | Namdong Asiad Rugby Field |
9月22日(月) | 3-0 | 対 チャイニーズタイペイ | Munhak Stadium |
9月26日(金) | 20:00 | 準々決勝 対 香港 | Hwaseong Sports Complex Main Stadium |
9月29日(月) | 17:00 | 準決勝 | Incheon Football Stadium/Munhak Stadium |
10月1日(水) | 20:00 | 決勝 | Munhak Stadium |