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第17回アジア競技大会 なでしこジャパン、準決勝に向けて最終調整
2014年09月29日
アジア大会準決勝・対ベトナム女子代表戦を翌日に控え、なでしこジャパンは午前10時半からトレーニングを実施しました。
前日は香港戦からのリカバリーを目的とした軽めの調整を行い、中2日での試合に向け、身体をしっかりと休めた選手たち。一夜明け、この日はパス&コントロールからビルドアップ、ゲーム形式のメニューを1時間強行い、イメージの共有を図りました。
アイスブレイクで笑顔を見せていた選手たちも、ゲーム形式のトレーニングになると表情は一変。給水ごとに互いの動きに関して細かく要求しあい、話し込む姿が見られました。
トレーニング終了後には、佐々木監督がベトナム女子代表監督とともに公式会見に出席しました。初のアジア大会準決勝に挑むベトナムに対し、「監督も替わり、攻守ともにアジアカップで対戦したときよりもいいチームになっていると感じる。我々としては、いかに切り替えを早く、攻守にアクションするサッカーを貫き、自分たちの課題を改善できるかをテーマとしている。そのための準備が出来ているし、いいゲームをお見せしたい」と語りました。
準決勝は29日(月)、17:00キックオフで行われます。
選手コメント
宮間あや 選手(岡山湯郷Belle)
簡単な試合などひとつもありません。準々決勝に勝てたことは素晴らしいですし、負けてはいけないのが日本代表ですが、自分たちの良さを活かして確実に相手を崩しきった試合だったわけではありません。次はもっと質の高い試合をしたいですし、こだわって臨みます。ベトナムは粘り強い守備が印象的です。その守備を崩せれば自分たちのペースで試合ができると思います。自分たちの質をどれだけ上げるか、といった面ではまだまだ到達できていないのが現状です。この2試合で何かを掴まなければ、その先はありません。連覇のために、苦しい戦いでもやり通して金メダルを手にしたいです。
有吉佐織 選手(日テレ・ベレーザ)
無失点に抑えて相手選手に自由にやらせないこと、また早い時間帯に先制点をとれるように、ゲームのスタートから攻撃参加をしていきたいと思います。ヨルダン戦からの3試合は、試合内容の質を落とさないように取り組んできましたが、ミスが目立ってしまいました。ここからはそういったミスが命取りになります。単純なミスを減らし、やるべきこと、当たり前のことをしっかりと行いたい。まわりの選手の良さを引き出すとともに、自分自身も積極的なプレーを仕掛けていきます。
中島依美 選手(INAC神戸レオネッサ)
抱負な運動量やカットインからのシュートを意識しているので、まわりの選手にいいかたちでスペースを使ってもらえるよう、連携してプレーしたいです。大会初戦の中国戦は上手くいかない部分が出ましたが、あの試合があったからこそ、映像などを見てチーム全員でしっかりと修正することができました。大会優勝を目標としているので、まずは明日しっかり勝ち、次に進むことが大事だと思っています。
なでしこジャパン マッチスケジュール
9月15日(月) | 0-0 | 対 中国 | Namdong Asiad Rugby Field |
---|---|---|---|
9月18日(木) | 12-0 | 対 ヨルダン | Namdong Asiad Rugby Field |
9月22日(月) | 3-0 | 対 チャイニーズタイペイ | Munhak Stadium |
9月26日(金) | 9-0 | 準々決勝 対 香港 | Hwaseong Sports Complex Main Stadium |
9月29日(月) | 17:00 | 準決勝 対 ベトナム | Incheon Football Stadium/Munhak Stadium |
10月1日(水) | 20:00 | 決勝 | Munhak Stadium |
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