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なでしこチャレンジ トレーニングキャンプ 2日目
2018年12月05日
なでしこチャレンジのトレーニングキャンプの2日目は午前、午後と2回のトレーニングを行いました。
午前はフィジカル測定を行った後に、パス&コントロール、ポゼッションのトレーニングを行いました。昨日はリカバリートレーニングを行った選手たちも合流し、全員で明るい雰囲気の中トレーニングに取り組みました。午後のトレーニングに出る前には全体ミーティングを行い、なでしこジャパンの取り組みやコンセプトを共有しました。海外の試合映像となでしこジャパンの実際の試合映像を織り交ぜ、選手たちは具体的なプレーのイメージをもって午後のトレーニングに臨みました。
午後のトレーニングでは守備に重きを置きながらの1対1、ゴール付きの3対2、4対3、最後には5対5のゲームを行いました。守備では「もっと声で仲間に伝えること」、攻撃では「シュートレンジを広げ積極的にゴールを狙うこと」が求められました。プレーの合間には選手同士で話し合う姿や激しい球際のプレーが見られ、選手たちの気持ちがこもったトレーニングとなりました。
夕食後の全体ミーティングでは「頭でサッカーを理解することも大切」と大橋GKコーチが選手にC級ライセンスの講義を行いました。現役の選手でありながらも、サッカーの知識を身につけることで自身のプレーの幅を広げようと選手たちは真剣に講義を聞いていました。
選手コメント
GK 浅野菜摘 選手(ちふれASエルフェン埼玉)
今回招集してもらうにあたり評価してもらった自身のストロングポイントをトレーニングのなかで出していけるように積極的にトレーニングに取り組んでいきたいと思っています。チームミーティングの中でチームとしてどのように守備をするかということが共有されましたが、それを実現するためにはもっと味方とコミュニケーションをとる必要があると感じました。キーパーの基本的な技術練習でも、細部にもっと意識を向けて一つ一つ大切にプレーしていかないといけないと感じています。トレーニングを通してまだまだ足りないと感じる部分はありますが、残り3日間前向きに、チャレンジすることを楽しみたいと思います。今回のキャンプをしっかりサッカーと向き合う有意義な時間にしたいです。
FW 池尻茉由 選手(吉備国際大学Charme岡山高梁)
今まで代表経験がなかったので、このキャンプに召集され嬉しいです。初めてプレーする選手がほとんどなので、まずはしっかりとコミュニケーションをとってみんなの事を知りたいと思います。トレーニングはハードですが高いレベルの中でトレーニングができていることがとても楽しく、学ぶことが多いと感じています。世界で通用するプレイヤーになる為に、この5日間で自分になにが足りないのか、なにが必要なのかを知り、少しでも選手として成長したいと思います。残りの3日間、楽しみながらも、なでしこジャパンに食い込めるような選手になれるよう、自分を表現し一生懸命頑張りたいと思います。
FW 宝田沙織 選手(セレッソ大阪堺レディース)
今回なでしこチャレンジトレーニングキャンプに参加でき、とても嬉しいです。このキャンプでは様々なプレースタイルや特徴を持った選手がたくさんいるので、みんなからたくさんのことを吸収し、自分のものにできるようにしたいと思います。同時に自分の立ち位置や課題をしっかりと理解して、自分自身の成長につなげていきたいと思います。初日は少し緊張しましたが、年上の選手も優しく声をかけてくれるため、良い緊張感の中でプレーができていると感じます。「なでしこジャパンに選ばれて活躍するんだ」という強い気持ちを持ち、たくさんチャレンジする中で、しっかりと自分のプレーをアピールしていきたいです。
スケジュール
日付 | 時間 | 内容 |
---|---|---|
12月3日(月) | PM | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
12月4日(火) | AM/PM | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
12月5日(水) | AM/PM | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
12月6日(木) | AM | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
PM | トレーニングマッチ vs.藤枝明誠高校男子サッカー部(J-STEP)【一般公開】 | |
12月7日(金) | AM | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
※スケジュールや会場は急遽変更になる場合がございます。