ビーチサッカー日本代表は4月14日（金）、ビーチサッカードイツ代表との親善試合に向けて公式練習を行いました。15日（土）と16日（日）のドイツ代表戦は、FIFAビーチサッカーワールドカップ前に行われる国内最後の国際親善試合となります。

ここまでの合宿では武井敦彦フィジカルコーチによるフィジカルトレーニングが中心でしたが、この日はウォーミングアップ後に5対5の紅白戦を実施。これまで取り組んできた戦術を確認するとともに、一方のチームを“仮想ビーチサッカードイツ代表”に見立て、ドイツ代表との2連戦に備えました。

ピッチ上で激しいプレーの応酬が繰り広げられる中、マルセロ・メンデス監督は「選手たち一人ひとりのモチベーションがあまりにも高くて、リラックスできていないような雰囲気」と感じ取り、ゲーム形式のトレーニングを約1時間行った後、フリーキックとペナルティーキックの練習を行いました。「試合前の練習だったので、選手たちにはリラックスしてほしかった」と言うメンデス監督が急きょPKに参戦。GK河合雄介選手（#12／東京ヴェルディBS）からゴールを決めた後に、両手を広げた「（日本代表のエンブレム）三本足の烏のゴールパフォーマンス」を披露して、選手たちの顔にも自然と笑みがこぼれました。その後、円陣を組み、リラックスムードで練習を終えました。

良い雰囲気で練習を締めくくった合宿の成果を発揮すべく、ワールドカップ前の重要な2戦に臨みます。

選手コメント

FP #4 山内悠誠 選手（琉球エリスリナ）
個人的には今日の練習もリラックスして臨むことができていましたが、チームとして硬さがあったので、もう少し周りの選手を和らげることができれば良かったです。ゲーム練習は自分たちがどれだけできるかという意味でのコンディションの確認と、戦術面の確認ができました。その中である程度の手応えがありました。明日対戦するドイツ代表は、普通の状態で戦えば勝てる相手だと思うので、気持ちが入りすぎて空回りしないようにしたいです。頑張らないといけないのですが、頑張りすぎないで、しっかりと戦えば結果は自ずと付いてくると思います。

FP #9 赤熊卓弥 選手（ドルソーレ北九州）
試合が近づいてミスをする回数が少なくなってきたので、練習から高い緊張感を持って取り組むことができました。相手のフォーメーションを想定した紅白戦では、自分たちの戦術を生かした戦い方を確認しました。ドイツ代表はスペースがあればシュートを積極的に打ってきます。相手に簡単にシュートを打たせないために、自分たちはボールを回して、相手の体力を奪い、さらには数的優位をつくりながら良い攻撃につなげていきたいです。国内最後の親善試合で強いところを見せたいという気持ちもありますし、自分たちでワールドカップに向けていい流れをつくってバハマに乗り込みたいです。

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

国際親善試合

第1戦 2017/4/15(土) 14:00 (予定)、第2戦 2017/4/16(日) 14:00 (予定)
ビーチサッカー日本代表 vs ビーチサッカードイツ代表
沖縄／西原きらきらビーチ
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FIFAビーチサッカーワールドカップバハマ2017

2017年4月27日(木)～5月7日(日)
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