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ビーチサッカー日本代表 大量9得点で快勝~国際親善試合 対 ビーチサッカードイツ代表~
2017年04月16日
ビーチサッカー日本代表は4月15日(土)、ビーチサッカードイツ代表との国際親善試合の第1戦に臨みました。
試合前には、2月15日(水)のビーチサッカーハンガリー代表戦で代表通算100試合出場を達成したGK照喜名辰吾選手(#1/琉球エリスリナ)に花束が贈呈され、地元・沖縄県のファンからも拍手で祝福を受けました。
その和やかな雰囲気から一転、試合が開始されると、両チームは先制点を巡り、激しい攻防を繰り広げます。日本は茂怜羅オズ選手(FP #10/東京ヴェルディBS)や照喜名選手のロングシュート、細かいパスでのチャンスメイクなど多彩な攻撃でゴールに迫りますが、なかなかゴールを割ることができません。すると、12分にクリスティアン・ビアマン選手のシュートのこぼれ球をマヌエル・メンヒ選手に押し込まれ、先制を許してしまいます。
しかし、直後に左サイドからのスローインを受けた大場崇晃選手(FP #8/東京ヴェルディBS)がオーバーヘッドシュートを放ち、GKが弾いたボールを山内悠誠選手(FP #4/琉球エリスリナ)が左足でねじ込んですぐさま同点とします。
第2ピリオドに入ると、大場選手がゴール前でPKを獲得し、自ら決めて逆転に成功します。しかし、今度は直後にドイツ代表がゴールを決めて、試合は振り出しに。一進一退の展開が続きましたが、15分に飯野智之選手(FP #5/ドルソーレ北九州)が決め、さらには赤熊卓弥選手(FP #9/ドルソーレ北九州)が豪快なオーバーヘッドでゴールネットを揺らします。
16分には、照喜名選手がゴール至近からのFKを阻止。このビッグセーブでチームの勢いはさらに増し、赤熊選手と後藤崇介選手(FP #11/東京ヴェルディBS)が追加点を挙げ、4点差を付けて第2ピリオドを終えます。
点差が広がったことで優位に立った日本は、第3ピリオドも得点を重ねていきます。25分に茂怜羅選手が狙い澄ましてロングシュートを沈め、32分には後藤選手が粘ってゴールをこじ開けました。その後、1点を失いますが、36分に後藤選手がゴール前で変則的にバウンドさせるFKでハットトリックを達成。大量9得点でドイツとの第1戦を勝利で飾りました。
ビーチサッカー日本代表とビーチサッカードイツ代表による国際親善試合の第2戦は、16日(日)も西原きらきらビーチ(沖縄)で開催されます。
監督・選手コメント
マルセロ・メンデス 監督(ビーチサッカー日本代表)
今日は先制されたことでかえって集中力が高まり、最後までいいプレーをすることができたと思います。どのような試合状況でも自分たちでリズムをつくり出すことができました。その中で、オーバーヘッドや、浮き球でのパス回しといった美しいビーチサッカーを見せられたシーンが何度かありました。日本と対戦する相手は試合開始からプレッシャーを掛けてくることが多いのですが、一人ひとり落ち着いて日本らしいサッカーを発揮できたことが結果につながったと感じています。
GK #1 照喜名辰吾 選手(琉球エリスリナ)
自分の中では、100試合(達成後の記念試合)ということよりも、ワールドカップに向けての大事な試合だと捉えていました。個人的には2失点してしまったことが悔やまれます。今年の目標は決定的な場面でセーブをすること。ワールドカップでは自分たちよりも強い相手しかいないと思っているので、攻められる場面も多くなります。そこで決定的なシュートを止めれば止めるほど日本の勝利が近づくと思い、そこを意識してきたので、ゴールに近い位置でのFKを止められたのは良かったです。
FP #10 茂怜羅オズ 選手(東京ヴェルディBS)
試合序盤はボール回しやGKからのパスがうまく機能していましたが、なかなかチャンスで決め切れず、相手に先制されてしまいました。それでも冷静に練習で取り組んできたことを出せたので、今年一番良いゲームだったと思います。この試合まではフィジカルトレーニングが多く、足が重いと感じている選手もいるので、まだ100%の状態ではありません。こうして日本で試合ができるので、疲れていてもみんな走れたんじゃないかと思います。日本の皆さんの前でプレーできることは幸せです。皆さんを喜ばせるためにも明日もいいプレー、いい試合を見せます。
北澤豪 公益財団法人日本サッカー協会 理事/フットサル委員会委員長
ワールドカップへの準備を進める上で、横浜合宿からフィジカルコーチが帯同してかなりハードなトレーニングをしてきたので、試合の序盤は少し足が重いと感じていました。ドイツが真剣に勝負をしてくれて、先制されたことは準備という意味では良かったです。監督の指示を待つのではなく、ピッチ内で対応していた選手たちの成長が見られたことは成果の一つだと思います。
JFA-TV
スケジュール
4月10日(月) | PM | トレーニング |
---|---|---|
4月11日(火) | AM/PM | トレーニング |
4月12日(水) | AM/PM | トレーニング |
4月13日(木) | AM/PM | トレーニング |
4月14日(金) | 14:00 | 公式トレーニング |
4月15日(土) | 9-3 | 国際親善試合 第1戦 vs ドイツ(西原きらきらビーチ)JFA-TVライブ配信 |
4月16日(日) | 14:00 | 国際親善試合 第2戦 vs ドイツ(西原きらきらビーチ)JFA-TVライブ配信 |
4月18日(火) | TBC | トレーニング |
4月19日(水) | TBC | トレーニング |
4月20日(木) | TBC | トレーニング |
4月21日(金) | TBC | トレーニングマッチ vs バハマ |
4月22日(土) | TBC | トレーニング |
4月23日(日) | TBC | トレーニング |
4月24日(月) | TBC | トレーニングマッチ vs スイス |
4月25日(火) | TBC | トレーニング |
4月26日(水) | TBC | トレーニング |
FIFAビーチサッカーワールドカップバハマ2017 | ||
4月27日(木) | TBC | トレーニング |
4月28日(金) | 15:30 | グループステージ第1戦 vs ポーランド(National Beach Soccer Arena) |
4月29日(土) | TBC | トレーニング |
4月30日(日) | 15:30 | グループステージ第2戦 vs タヒチ(National Beach Soccer Arena) |
5月1日(月) | TBC | トレーニング |
5月2日(火) | 18:30 | グループステージ第3戦 vs ブラジル(National Beach Soccer Arena) |
5月3日(水) | TBC | トレーニング |
5月4日(木) | TBC | 準々決勝 |
5月5日(金) | TBC | トレーニング |
5月6日(土) | TBC | 準決勝 |
5月7日(日) | TBC | 決勝 |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
国際親善試合
第1戦 2017/4/15(土) 14:00 (予定)、第2戦 2017/4/16(日) 14:00 (予定)
ビーチサッカー日本代表 vs ビーチサッカードイツ代表
沖縄/西原きらきらビーチ
JFA-TVでライブ配信決定!
大会情報はこちら
FIFAビーチサッカーワールドカップバハマ2017
2017年4月27日(木)~5月7日(日)
大会情報はこちら
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