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ビーチサッカー日本代表候補 トレーニングキャンプ 活動レポート(4/20)
2014年04月21日
キャンプ3日目は、快晴のもと2部練習を行いました。
この日(4月20日)はトロピカルビーチの海開き。朝からピッチ周辺はオープニングイベントの準備で盛り上がっています。
まずはウォーミングアップで汗を流し、疲れのたまってきた身体を刺激します。
その後チームは2対2、3対1を作る形を反復練習し、実戦の場で使えるように身体に染み込ませます。
午後は海開きのセレモニーが行われ、多くの海水浴客の前でバンドがライブを行う中、トレーニングがスタートしました。ご存知ない方も多いかと思いますが、ビーチサッカーはFIFAワールドカップであっても、大音量でBGMを流しながら試合を行います。海開きのおかげで、ようやく本来のビーチサッカーらしい雰囲気になりました。
午後のトレーニングでは、チームを3つに分けて数パターンのフォーメーションからシュートする練習が行われました。指導するメンデス監督も選手たちも熱が入りあっという間に2時間が経過してトレーニングが終了しました。
トレーニング後は、練習中の球拾いを務めてくれた宜野湾市立真志喜中学校女子サッカー部の選手たちと恒例のスタッフゲームを実施。メンデス監督率いる日本代表スタッフチームに山内選手、後藤選手、松田選手、松尾選手の4選手が加わり万全の布陣で臨むも、元気溢れる真志喜ガールズに苦戦し3対2で辛勝しました。
試合後は日本代表に寄せ書きのプレゼントが渡され、和やかな雰囲気の中トロピカルビーチを後にしました。
コメント
照喜名辰吾 選手(ソーマプライア)
今回のキャンプは、監督がどのようなチームを作りたいのか、GKにどのようなプレーをしてほしいのかを理解するキャンプだと思って臨んでいます。
個人的には、前回のワールドカップの悔しさ、失敗を糧に、色々考えながらプレーしています。
また、今回は中河GKコーチが来てくれているので、練習方法も含めて様々なことを聞きながらトレーニングに取り組んでいます。
監督はフィールドプレーヤーに常時指示を出しているので、プレー中のポジショニングやスローイングについて後ろから見てアドバイスしてくれるGKコーチの存在は本当にありがたいです。普段はGK同士で答えの見えない議論を重ねながら練習しているのですが、客観的に見てくれるコーチがいると、練習の意図や目標がはっきりしていいです。今後も、是非GKコーチに来ていただきたいです。
メンデス監督は、これまでの日本代表監督にいなかったタイプで、実戦的なフォーメーションを教えてくれます。監督の目指す戦術が確実にイメージできるので、正直これならいけると感じています。この監督のもとで、強いチーム相手に互角にまたはそれ以上に戦えるチームにしていきたいと思います。
松尾奈緒弥 選手(プラシア山口)
監督が代わり、皆色々なことを感じながら練習に取り組んでいると思います。ラモス前監督からは、戦術にとらわれず思った通りやるよう言われていたので、今はやりやすい部分とやりにくい部分があります。メンデス監督の指示は細かいので、どうしてよいか分からない場面では非常にありがたいですし、その一方で自由にプレーしてしまいそうな自分を抑えなければならない時もあります。監督の目指すチーム戦術の中でどのように自分らしさを出せるか、考えていきたいと思います。
監督が代わるということはライバル争いが生じるということで、若手にとってはチャンスです。自分たちが先輩方の地位を脅かしてチームを引っ張っていくようにならないといけないですし、このような競争がチームを強くすると思います。
今年はワールドカップのアジア予選があると思いますが、自分はアジアのチームとこれまで対戦したことがないので、とにかく今から楽しみです。ラモスさん、メンデス監督の指導が間違いでないことを僕たちがピッチの上で証明したいと思います。
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