HYOGO FUTSAL WOMEN’S FRIENDLY MATCH 2015
2015年7月17日（金）キックオフ11:30   試合時間 20分x2
グリーンアリーナ神戸(兵庫県神戸市)

フットサル日本女子代表候補   4-1（前半2-0、後半2-1）  兵庫県選抜

得点
13'12"    加藤沙織（フットサル日本女子代表候補）
17'36"    坂田睦（フットサル日本女子代表候補）
22'35"    失点（兵庫県選抜）
24'06"    網城安奈（フットサル日本女子代表候補）
29'50"    オウンゴール（フットサル日本女子代表候補）

スターティングメンバー
GK： 山本彩加
FP： 中島詩織、加藤沙織、関灘美那子、春山愛

サブメンバー
GK： 山下美幸
FP： 小村美聡、堀田えり子、東山真依子、坂田睦、網城安奈、吉林千景、五十嵐愛海、高尾茜利

マッチレポート

トレーニングキャンプ2日目を迎えたフットサル日本女子代表候補は17日（金）、兵庫県選抜と試合を行いました。

立ち上がりは一進一退の攻防が続きます。2分、相手選手と1対1の局面を作られますが、山本彩加選手がシュートをブロックします。5分を過ぎると、ようやく自分たちのリズムになり、相手陣地でボールを奪いますが、なかなかシュートを打つことができません。12分には春山愛選手がゴール前で相手を1人かわしてシュートを放つも、GKの好セーブに阻まれます。13分、ゴール前の混戦からボールを拾った加藤沙織選手が放った強烈なシュートがゴールに突き刺さり、日本代表候補が先制点を挙げます。続く17分、中島詩織選手の折り返しに坂田睦選手が合わせ2-0とし、前半を終了します。

22分に失点を許すも、24分、小村美総選手とのワンツーでゴール前までボールを運んだ網城安奈選手が、角度のないところからシュート、3-1とします。さらに29分、ゴール前で吉林千景選手の折り返しを相手がクリアしようとするも、ゴールに吸い込まれて追加点。試合はこのまま4-1で終了しました。

監督・選手コメント

在原正明 監督
9月のAFC選手権に向けた重要な強化の機会として、前半は初戦ベトナム戦のシミュレーションと位置付け、ワールドトーナメントを戦ったメンバーを軸に戦いました。

兵庫県選抜も素晴らしい質のプレーで応えてくれたため、私たちが目指すゲームサイクルであるポゼッションからのプレッシング、プレッシングからのポゼッション、押し込まれたときの攻撃や、崩れた状態からの組織の回復などといった課題に取り組む上で重要な20分間を過ごすことができました。

後半は私たちにさらなるオプションをもたらす可能性を秘める選手を軸にゲームを行いました。連携面の不安もあるなかで、持ち味をアピールできた選手も多く、そのパフォーマンスには満足しています。明日以降も、チームとしての型を整えるため質の高いトレーニングをチーム全体で作り上げていき、19日のカタルーニャ選抜との試合の準備を進めます。

加藤沙織 選手（バルドラール浦安ラスボニータス）
1回の練習で臨んだ試合だったので少し緊張しました。立ち上がりは相手のプレスをうまく回避できませんでしたが、徐々に自分たちのペースを掴めていった気がします。ピヴォにあてるタイミングやサポートのタイミングなど、もっとピッチ内でのコミュニケーションをとらなければいけないと思いました。個人的にももっと判断スピードをあげることと、切り替えの速さなど課題がたくさん見つかりました。課題がたくさんある中でも、今日のトレーニングマッチを勝つことができ、良かったです。非常にいい環境でプレーすることができて嬉しいです。自分にとってもチームにとってもプラスになるように残り3日間しっかりトレーニングに励みます。

山下美幸 選手（Amaralo峰）
今日の試合では、後半から出場しました。普段、所属先のチームでは途中から試合に出るということがないので、普段と異なる状況の中で少し緊張しましたが、チームメイトのサポートもあり、良い状態で試合に入ることができました。試合は勝ちましたが、FPとの距離感や失点してしまったところなど課題が出たので、明日以降のトレーニングで修正していきたいです。

春山愛 選手（arco-iris KOBE）
兵庫県フットサル連盟をはじめ、多くの方々のご協力の下、このような場で試合を行なうことが出来たことに感謝します。1回の練習を行っただけで試合に臨みましたが、みんなでコミュニケーションを取りながら、チームのコンセプトを共有し、体現できるように努めました。その中で、多くの課題や成果を得ることが出来たこと、またその上で試合に勝てたことはとても良かったと思います。今日の試合で得たことを明日からのトレーニングに活かし、さらにチーム全体としてレベルアップしていけるように頑張っていきます。

五十嵐愛海 選手（丸岡RUCKレディース）
フィールドプレーヤー3人との距離感や、ワンタッチ、ツータッチでプレーすることなど、昨日のトレーニングで学んだことを意識してプレーしました。今日出来たこと、出来なかったことをしっかいと振り返り、明日からのトレーニングと試合に活かしていきたいです。海外でプレーする選手や日本女子フットサルのトップレベルの選手と一緒にフットサルが出来る機会をいただいたので、チームメイトとコミュニケーションを取りつつ、少しでも多くのことを吸収したいと思います。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。