2015SBSカップ国際ユースサッカー 第1戦　vs.U-18スペイン代表
2015年8月13日(木)　キックオフ 16:00　試合時間 40分×2
藤枝総合運動公園サッカー場　（静岡県/藤枝市）

U-18日本代表　1-1（前半0-0、後半1-1、PK6-5）U-18スペイン代表

得点
62分　失点（U-18スペイン代表）
67分　坂井大将（U-18日本代表）

スターティングメンバー
GK：廣末陸
DF：藤谷壮、中山雄太、町田浩樹、浦田樹
MF：三好康児、坂井大将、堂安律、久保田和音
FW：岸本武流、小川航基

サブメンバー
GK：小島亨介
DF：岩田智輝、板倉滉
MF：髙木彰人、佐々木匠
FW：一美和成、邦本宜裕

交代
48分　三好康児 → 髙木彰人
54分　岸本武流 → 邦本宜裕
54分　小川航基 → 一美和成
54分　久保田和音 → 佐々木匠
64分　邦本宜裕 → 岩田智輝

マッチレポート

初戦の相手は、U-18スペイン代表。

前半は、日本が相手陣内からプレスをかけて相手が保持しているボールを奪いに行き、何度も高い位置でボールを奪うと、シュートまでの形を作り得点のチャンスを増やします。15分頃には岸本選手がペナルティエリア中央付近からミドルシュートを放ちますが、これはゴールポストにあたってゴールはなりません。続けて25分過ぎには左サイドからのクロスボールに反応した久保田選手がヘディングシュートを打ちますが、これも相手ゴールキーパーの好セーブで阻まれ、日本が試合を優位に進めるも0-0で前半を終えます。

後半も日本は守備の意識を変えず、相手陣内でボールを奪おうとプレスをかけ、良い形でボールを奪いますがなかなか先制点が奪えません。すると62分、自陣内でボールを奪われると左サイドに展開されてドリブル突破を許し、ゴール前に入れられたクロスボールに対してフリーで走りこんできた選手にゴールを決められて先制を許します。

しかし日本もすぐに反撃を仕掛けると68分、右サイドでボールを受けた途中出場の髙木選手がそのままドリブル。ゴール前に持ち込みシュートを打つと、これは相手ゴールキーパーに弾かれますが、こぼれ球に反応していた坂井選手がゴールポストにぶつかりながらもヘディングシュートで押し込み同点に追いつきます。その後も日本は攻撃を仕掛けて何度もチャンスを作りますが同点のまま後半が終了します。PK戦では両者譲らず5人ずつゴールを決めると、先攻のスペイン6人目のシュートを廣末選手がビッグセーブし、日本は6人目の髙木選手が落ち着いてゴールを決めて試合終了。

日本が接戦を制し、第1戦を勝利しました。

選手コメント

中山雄太 選手（柏レイソル）
3日間のトレーニングをして初戦のスペインを迎えました。立ち上がりから、前線からのプレスで流れを掴み、自分達の意図したものへと運ぶ展開になりました。後半も流れをほぼ渡さずに運べたのでポジティブに捉えていますが、最後の一歩という部分で精度を上げていきたいです。個人としても、ディフェンスラインとしても収穫が多くありましたが、改善点もあるので修正していきたいです。多くの方々が応援に来てくださり感謝しています。ありがとうございました。

堂安律 選手（ガンバ大阪ユース）
チームとしては立ち上がりから自分達で意図してボールを奪うことができ、効率の高いカウンターなどで多くのチャンスを作れていたので良かったと思います。しかし、ゴール前でのプレーの質が低く、あと数点は得点が取れたと思うので、精度を上げていきたいと思います。個人的には攻守に渡ってハードワークできたと思いますが、ミドルシュートなどの意識もつけていければもっと良くなると思いました。あと2試合、総力戦になると思うのでチーム一丸となって優勝を目指して頑張ります。

廣末陸 選手（青森山田高校）
初戦の相手となったスペインは、これから世界を相手にしていくにはとても良い相手でした。チームとしてはブロックを形成しながら仕掛けて奪うという守備が良くできていて、そこからチャンスが生まれることが多々ありました。スペイン相手に今回のようなプレーができていたのは大きな収穫だと思います。個人としては、味方と相手の状況を見てゲームをコントロールするという課題ができました。あと2試合あるので、少しでもチームとして、個人として積み上げていけるようにコンディションを整えて試合に臨みたいと思います。

小川航基 選手（桐光学園）
スペインと試合ができ、チームとしても個人としてもすごく良い経験になりました。勝てたことは良かったですが、個人的には課題が多く出た試合でした。もっとチーム内で要求し合い、コンビネーションを高めることが大事だと思います。この課題を残り2試合で改善し、良い結果がついてくるように努力したいです。

スケジュール

2015SBSカップ国際ユースサッカー出場チーム

U-18クロアチア代表、U-18スペイン代表、U-18日本代表、静岡ユース