2015SBSカップ国際ユースサッカー 第2戦　vs.静岡ユース
2015年8月14日(金)　キッオフ 16:00　試合時間 40分×2
静岡県県営草薙陸上競技場（静岡県/静岡市）

静岡ユース　2-1（前半2-0、後半0-1）　U-18日本代表

得点
11分　失点（静岡ユース）
40分　失点（静岡ユース）
57分　久保田和音（U-18日本代表）

スターティングメンバー
GK：小島亨介
DF：藤谷壮、板倉滉、中山雄太、浦田樹
MF：三好康児、坂井大将、佐々木匠、髙木彰人
FW：岸本武流、一美和成

サブメンバー
GK：廣末陸
DF：岩田智輝、町田浩樹
MF：久保田和音、堂安律
FW：小川航基、邦本宜裕

交代
HT　三好康児 → 久保田和音
46分　岸本武流 → 小川航基
63分　髙木彰人 → 町田浩樹

マッチレポート

第2戦は静岡ユースとの対戦。
第１戦でスペインにPK戦勝利を収めたU-18日本代表でしたが、この日は第1戦の疲労と30℃を超える気温の中での試合とあり、日本がボールを優位に動かすもののプレーの精度が低く、ミスが目立って得点のチャンスをなかなか作ることができません。そして11分にはハーフウェイライン付近で不用意なパスミスでボールを奪われ、カウンター攻撃を受けてしまい、失点を許します。さらに前半終了の40分にも同じようなミスからボールを奪われ、縦のロングボールを入れられると、相手フォワードに走りこまれてシュートを決められ、2失点目。0-2で前半終了となります。

後半になっても、日本がボールを支配するも攻撃を仕掛けるタイミングでミスを犯し、なかなか攻撃のチャンスを作ることができません。それでも57分、サイドで攻撃の起点を作り、相手の右サイドでボールを受けた浦田選手が正確なクロスボールを入れると、このボールに久保田選手が合わせてシュートを決めて1点差にします。その後も日本は攻撃を仕掛け同点に追いつこうとしますが、静岡ユースのゴールをこじ開けることができず1-2で試合終了。日本は勝ち点を積み上げることができませんでした。

16日の最終戦は、この日の第2試合でスペインに2-1で逆転勝利したクロアチアと対戦。他試合の結果次第ではクロアチアに勝利すれば、まだ優勝の可能性は残っています。

選手コメント

佐々木匠 選手（ベガルタ仙台ユース）
攻守ともに予測と判断の共有ができず、質の低い試合になってしまいました。チーム全員で判断の共有をするためにも、もっと頭と体を動かしてプレーしなければならないと思いました。日本代表として負けてはいけない相手でしたが、このような結果になってしまったことを反省し、次の試合まで中一日あるので、しっかり準備して良い試合ができるようにしたいです。

髙木彰人 選手（ガンバ大阪ユース）
自分たちのミスからカウンターを起こしてしまい、2失点しました。1失点目に関しては自分がパスを取られてしまい失点しました。失ってはいけないところでのパスの質、判断の質を上げないといけないと思いました。0-2の状況になってからは自分たちが押し込む時間が長くなり、ゴールのチャンスもありましたが、決めきる力がなく1得点で終わりました。急に精度は上がりませんが、ゴールの意識を高めて残りのクロアチア戦は勝ちます。

藤谷壮 選手（ヴィッセル神戸U-18）
今までやってきた試合の中で一番質の低い試合だったと思います。プレーの精度、プレー以外の運動量において課題が残る試合となりました。そして、U-18の日本の代表として来ているので、勝たなければならない相手だったと思っています。中一日あるので、今日の試合の結果をしっかり受け止めて、最後のクロアチア戦に向けて良い準備をしていきたいと思います。

浦田樹 選手（ジェフユナイテッド千葉）
立ち上がりから自分たちのミスで相手にリズムを作られ、簡単に2失点をしてしまいました。アジアの予選でも暑さや連戦という状況下で試合をやらなければならないので、この経験をつなげたいと思います。個人としてもクロスの精度、運動量が足りないと感じたので向上させていきたいです。クロアチア戦は内容と結果にこだわり、勝利につなげたいです。

スケジュール

2015SBSカップ国際ユースサッカー出場チーム

U-18クロアチア代表、U-18スペイン代表、U-18日本代表、静岡ユース