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U-22日本代表カタールUAE遠征、ウズベキスタン戦に向けて最終調整
2015年12月13日
U-22ウズベキスタン代表との国際親善試合を翌日に控え、U-22日本代表は11:30から練習を行いました。
この日の気温は30.1℃。かなり強い日差しが降り注ぎますが、湿度は23%とカラッとした気候の中で、パス&コントロールから練習をスタート。続いて、この遠征で重点的に行っている攻守に別れてのファンクショントレーニング、ハーフコートでのゲーム形式の練習を行い、最後は6対4+5対7の形でセットプレーを確認し、この遠征最後の練習を締めくくりました。手倉森監督やほかのコーチから熱い檄が飛ぶ中、来月の最終予選に向けて選手たちは気迫のこもったプレーをピッチ上で見せていました。
13日(日)は、いよいよ最終予選の試金石ともなるウズベキスタン戦。イエメン戦で浮き彫りになったフィニッシュの精度という課題を改善し、日本を背負って戦う覚悟を見せなければいけない重要な一戦となります。
監督・選手コメント
手倉森誠 監督
チームは間違いなく「ウズベキスタン戦を全員で勝ちに行くんだ」という雰囲気になってきました。イエメン戦では後半が少し大味な試合になってしまいましたので、今日はしつこくビルディングアップの練習をやりました。自分たちに格下はいない、努力をしてきた仲間(野津田岳人選手)がアンラッキーに見舞われた、という話を選手にしてきましたが、一つの集団で一つのことを成し遂げて成果を勝ち取る、ということに対して、スタメン・サブ関係なくチームが一丸となって戦わなければいけません。勝って日本に帰り、希望が見えるようなニュースを届けたいです。
DF 西野貴治 選手(ガンバ大阪)
チームが発足して二年が経ち、監督がやろうとしているサッカーを選手たちも理解してきていると思います。最終予選まで残り一ヶ月。選手たちはオリンピック出場権を必ず勝ち取るという強い気持ちをもって練習や試合に取り組めています。チームの雰囲気も良いですし、一人ひとりが高い意識をもってやれています。今回の遠征で、ピッチの状況や移動、食事の部分を今回の遠征で確認できたことは最終予選に絶対繋がると思います。後は万全なコンディションを作るために準備したいです。練習や試合で自分が出せるものを全て出して、最終予選のメンバーに絶対残りたいという強い気持ちでこの遠征に臨みました。イエメン戦では日本がボールを保持する時間が長くなると思い、一発を出させないリスク管理を意識していました。点を取るチャンスがあっての引き分けでしたので、最終予選に向けて勝ちきる力をつけていかないとどんなチームも簡単には勝てません。残りの時間でその部分を突き詰めていきたいです。
MF 大島僚太 選手(川崎フロンターレ)
今回の遠征で最終予選と同じ環境で過ごせたことは本当に良いシミュレーションになりました。ホテルから試合会場までバスでどれくらいかかるのか、本番を想定して良い準備をするためにどういう準備をすれば良いのか、イメージがすごくできた良い遠征でした。自分自身、チームが勝つためにどうすることが一番良いかを常に考えながらやっていますが、この遠征では、先日のイエメン戦で出たようなゴールやフィニッシュの精度という部分をつきつめてやっています。イエメン戦では、守備に回った時はそんなに怖い部分は無かったのですが、どうしても攻撃時に気持ちが前に行きすぎてしまいました。90分間あるので、ウズベキスタン戦ではもう少し余裕とバリエーションをもってやれればと思います。
MF 井手口陽介 選手(ガンバ大阪)
昨年12月に行われたタイ・バングラデシュ遠征で初めてこのチームに招集されましたが、その時と比べ、攻撃においても守備においても戦術の共有がよりできているなと感じています。今回の遠征で、実際に最終予選で使用する練習会場や試合会場、ホテルを確かめることができたことは非常に大きいことでしたし、最終予選に向けて良い準備ができると思います。ボール奪取や球際の部分が自分のストロングポイントですので、そういった自分の良さを全面に出していきたいです。
スケジュール
12月7日(月) | PM | トレーニング |
---|---|---|
12月8日(火) | AM | トレーニング |
12月9日(水) | AM | トレーニング |
12月10日(木) | 0-0 | 国際親善試合 vs U-22イエメン代表 @Suheim Bin Hamad Stadium (カタールSCスタジアム) |
12月11日(金) | PM | トレーニング |
12月12日(土) | AM | トレーニング |
12月13日(日) | 16:30 | 国際親善試合 vs U-22ウズベキスタン代表 @Theyab Awana Stadium |